Simple. Timeless. The essentials you'll wear time and time again.
2023年8月に、ファッションと音楽のロイヤルティを結びつける2023年秋のキャンペーンを発表したトミー ヒルフィガー。2023年秋は「family(家族)」にスポットを当てたキャンペーンをローンチしました。それはブランドを彩るレッド、ホワイト、ブルーのDNAとともに、現代の“アメリカーナ(アメリカの歴史・伝統・文化)”のオプティミスティックなアプローチを再解釈しながらブランドのルーツへと立ち返っているように感じられます。
上のYouTube動画は、本キャンペーンの発表と同時に公開された「Amber Valletta & Family | Transitional Essentials」。主役のアンバー・ヴァレッタ(Amber Valletta)はアメリカのスーパーモデル兼俳優でアメリカ版『ヴォーグ』の表紙を17回飾り、いくつもの映画にも出演。そんな彼女はヘアスタイリストの巨匠テディ・チャールズ(Teddy Charles)とともに、それぞれの子ども…アンバーの息子オーデン(Auden)とテディの子どもラファエイル(Raphaël)とタルラ(Talulah)、そしてアンバーの母テレサ(Teresa)とその夫ロバート(Robert)ととも和気あいあいの表情で出演しています。
それは21世紀のリアルなアメリカンファミリーの象徴のよう。さらにそのスタイルは、まさに現代のプレッピースタイル。クラシック・アメリカンなオックスフォードシャツやチノパン、そしてネイビーブルーのブレザーなどのベーシックアイテムは、現代風にツイストされたシルエットによって力強く、身体と時代にフィットしています。その根底からは気品も感じさせてくれます。
そして1カ月を過ぎた9月、トミー ヒルフィガーは2023年秋のキャンペーンにさらなるスターたちが出演することを発表しました。アイテムはもちろんブランドのルーツに立ち返った、レッド、ホワイト、ブルーのDNAを再解釈したアイテムたち。筆者は特に、タータンチェックのコレクションに注目。なぜなら、そこには郷愁にも似た柔らかなアティチュードを擁しているから…。だからと言って過去へとタイムスリップさせるわけではなく、変わりゆく現代の最先端で忘れかけている大切なものを思い出させてくれるアイテムと感じたからです。それはまさに家族のよう。
さらに韓国から、K-POPアーティストのStray Kids(ストレイキッズ)が登場。メンバー8名が勢ぞろいし、世代を超えて愛されるタイムレスなプレップスタイルとクラシック・アメリカン・クールを特徴とするトミー ヒルフィガー2023年秋の新作コレクションをふんだんに取り入れたスタイルを披露しています。
今回のキャンペーンは、冒頭のアンバー・ヴァレッタとともに、クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)やシザ(SZA) など音楽業界の巨匠ともコラボレーションを行ってスタートしています。これはトミーヒルフィガーが、ヒップホップやR&Bの画期的なアーティストとの仕事をこれまでしてきた長い歴史の軌跡と言えるでしょう。ヒップホップの黄金期における90年代の象徴的な瞬間から、今日のジャンルの継続的なグローバル化されたミュージックシーンまで、トミー ヒルフィガーは時代を超えて音楽カルチャーと相思相愛であることの証明。この関係性そしてコミュニティもまた、「ファミリー」と言えるはずです。
トミー・ヒルフィガーは、「このキャンペーンは、私たちのブランドバリューである “ビロンギング(帰属性)”と “インクルーシビティ (包括性)”を、“家族”にフォーカスし全面的に称賛するものです」とコメントしています。さらに、「個性豊かな才能を持つ友人や、深い絆で結ばれ、たゆみなく支え合う家族を起用することで、私自身の大切な存在を思い起こすきっかけにもなっています」と続けます。
このようにトミー ヒルフィガー2023年秋のコレクションでは、大自然へのエスケープ(逃避行)とトミー ヒルフィガーのクラシック・アメリカン・クールを象徴する、プレップエッセンシャルズの両方からインスパイアスタイルを提案。伝統的なスタイルやアーカイブのシルエットを現代的に捉え、オリジナルのトミータータン、レッド、ホワイト、ブルー、グローバルストライプ、THモノグラムなど定評あるブランドのシグネチャーを、コレクション全体を通して遊び心たっぷりにリミックスしています。
今回のキャンペーンは、それぞれの家族が持つ個性やコミュニティ、環境の豊かさを表現するために自然の中で撮影されました。友情、コミュニティ、文化が一体となり親密さを感じさせるポートレートはポジティビティにあふれた、喜びを分かち合う感覚を抱かせてくれます。
◇日本からのメンバー
KREVA, PUNPEE, and SUMIRE
KREVA、PUNPEE、SUMIREが日本の選ばれしクリエイティブ・ファミリーとして集結。音楽への愛情で結ばれたクリエイティブの強者たちは、パッファーやタータンオーバーシャツなど、季節のアウターウェアで暖かさと一体感の瞬間を祝います。2023年秋のコレクションはtommy.comと世界各国のトミー ヒルフィガー ストア、一部のホールセールパートナーを通じ、シーズンを通して展開されます。
KREVA(クレバ)
HIP HOPアーティスト
2004年「音色」でソロメジャーデビュー。HIP HOPソロアーティストとして、2ndアルバム『愛・自分博』 史上初のオリコン週間アルバムランキング初登場1位を獲得。アジア人初『MTV Unplugged』に出演するなど、日本のヒップホップシーンをリードし続けている。さまざまなアーティストへの楽曲提供やプロデュース、映画出演、ブロードウェイミュージカル「IN THE HEIGHTS」、「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」の日本語詞を担当するなど幅広く活動。9月08日は“クレバの日”と日本記念日協会に正式認定されている。オリジナルデジタルアルバム「LOOP END / LOOP START 」(2021)はオリコン、billboard JAPANと共に週間ランキング1位を獲得。作詞、作曲、トラックメイク、ラップ、さらにはプロデュースまで、すべて自身で行う日本の音楽界最重要人物のひとり。
PUNPEE (パンピー)
ラッパー/プロデューサーとして、2009年に自身のグループPSGでの1st アルバム『David』を発表。
RedbullのTVCM、TBS系水曜日のダウンタウンのOP、アニメ作品「オッドタクシー』の劇伴音楽を担当するなど幅広く活動。宇多田ヒカル「光 -Ray of Hope MIX-」のオフィシャルRemixを担当し、同楽曲は米iTunes総合チャートで第2位を記録。2022年12月に、前作「The Sofakingdom」の付録的位置付けであり、対になるような作品「Return of The Sofakingdom」を発表。そして2023年3月、相鉄東急直通記念ムービー『父と娘の風景』の楽曲「タイムマシーンにのって/家族の風景」を発表した。この楽曲は、相鉄線と東急線を“つなぐ”にちなんで制作された。
しかしまぁ、⼤事なのは今後である。
P
SUMIRE(スミレ)
1995年生まれ。2014 年より雑誌「装苑」の専属モデルとして活動し、ファッションを中心にさまざまなジャンルで活躍。18年に映画『サラバ静寂』(宇賀那健一監督)のヒロイン役で俳優デビュー。主な出演作に映画『リバーズ・エッジ』(18/行定勲監督)、『妖怪大戦争 ガーディアンズ』(21/三池崇史監督)、『ボクたちはみんな大人になれなかった』(21/森義仁監督)、『大怪獣のあとしまつ』(22/三木聡監督)、ドラマ「いりびと‐異邦人‐」(WOWOW)、『魔法のリノベ』(カンテレ)、『階段下のゴッホ』(TBS)等に出演。
キャンペーン特設サイト
#TommyHilfiger @TommyHilfiger
●お問い合わせ先
トミー ヒルフィガー カスタマーサービス
TEL 0120-266-484
公式サイト