レギンスやソックスと合わせたり、あえて膝丈まであるデザインを選ぶなど、メンズショーツの選択肢は今年も豊富です。
この冬に鍛えた脚を、披露したくなる季節がやって来ました。メンズショーツが活躍する場はまだまだ限定的で、今のところ着用が認められている職場は少ないのが実情でしょう。ですがそれでも、その需要は拡大し続けているのは事実ではないでしょうか。
その証拠に、「ヴァレンティノ」や「ディオール」、「ルイ・ヴィトン」など多くのビッグメゾンが、すでにサマースーツのジャケットの一部としてショーツを取り入れようと試みているようです。
ブレザーとショートパンツの組み合わせを着こなす勇気があるかどうかは別として、このアイテムは春から着始めることができる、いまや水着と並ぶ夏の必需品となっています。
今シーズンのトレンドは、引き続きスポーティールック。パンデミック当初から見られたトレンドで、それがようやくストリートでも通用するスタイルとして浸透してきました。
「ヴァレンティノ」はこの春、テクニカル素材のショートパンツを提案するだけでなく、サイクリングタイツと組み合わせるコーディネートをしています。最もクラシックなスタイルは、「ディオール」でバスケットボールコートで見られるようなオーバーサイズのシルエットのショーツを提案しています。また、ヴィンテージルックが好きな人には、「Alled-Martinez(アレド・マルティネス)」の70年代スタイルのショーツがおすすめです。
他にも「ベルルッティ」は、伝統的なバミューダショーツでありながら通常より少し長めの丈で、違った表情を見せるショーツを提案しています。そして「プラダ」は、裾を何度か折り返して、エフォートレスでコンテンポラリーなスタイルを表現しているといった現状…。さらに踏み込んで、他と一線を画すアイテムがあなたのスタイルを定義するものであるなら、「AMI Paris」のタイダイのようなプリントショーツも良いでしょう。
それでは、今シーズンさまざまなブランドが提案しているメンズショーツをここでまとめてチェックしてみましょう。
「ヴァレンティノ」は今年の春に、スポーティなアプローチでテクニカルファブリックのトレンチコートやショートパンツを提案しています。
新進気鋭のブランド「Alled-Martinez(アレド・マルティネス)」もスポーティなショートパンツを打ち出していますが、こちらはレトロな美学にインスパイアされたものです。このヴィンテージ風のショートパンツにはスポーティなソックスをはき、お気に入りのTシャツを合わせて70年代スタイルを再現してみてください。
「ディオール」はオーバーサイズのシルエットのボトムを、オリジナルカラーのピンクで同系色のコーディネートで提案しています。
「アミ パリス」のようなプリント生地を使用したショーツは、コーディネートの主役になります。
「ベルルッティ」の提案するバミューダショーツは、シンプルでクラシックなスタイルでありながら、同時に他とは一線を画しています。膝をおおうストレートシルエットで、上品な仕上がりになっています。
リネンのショートパンツは、ワードローブに欠かせないアイテムです。ショートパンツとこの軽くて洗練された生地は、夏に最適な組み合わせ。ショーツのレパートリーを増やしたいなら、「Boglioli(ボリオリ)」のような淡い色やパステルカラーがおすすめです。
カーゴパンツは昨冬のホットなトレンドでしたが、「フェンディ」はこの夏もこのトレンドを維持するつもりです。ポケット付きのこのカーゴショートパンツのおかげで、暑苦しくなく流行を取り入れられるでしょう。
「エルメス」の提案するレザーやスエードのショートパンツは、春や夏のワードローブにラグジュアリー感をプラスできるでしょう。
このラフな質感のシアサッカーも、この夏の主役級の素材です。フレッシュでプレッピーなタッチで、「ジャクムス」はオーバーサイズのショーツにこの素材を使用しています。
どんなベーシックなアイテムもアヴァンギャルドなスタイルに変えてしまう「プラダ」は、クラシックショーツの袖をロールアップしてひねりを加えています。
Source / ESQUIRE ES
手を温めるヒーター付きグローブ7選|冬の寒い日やウィンタースポーツ用
冬を快適に過ごすためのウールセーター7選
松山ケンイチと小雪が手掛けるmomiji、2023秋のテーマは「伝統美術」との協業
気になるカーディガンをAmazon(アマゾン)で見つけよう!
ヴィンテージなホリデーシーズンスタイル、セレブたちのドレスアップ40選【1930年代~80年代まで】
【THE ESQUIRE PASHION by Babymix】日常をドレッシーに
2023秋冬ファッショントレンド特集 Part 2|まさに今買える注目のスタイル
2023秋冬ファッショントレンド特集|まさに今買える注目のスタイル
最新スタイルを着こなすバレーボール日本代表、世界のRan Takahashi(高橋藍)
皮鞣しと獣害駆除について、われわれが知っておくべきこと【後編】
【ラルフ ローレンを着こなす】ザック・ジョンソンはキャプテンにふさわしい人間
トミー ヒルフィガー2023年秋のキャンペーンにエンターテインメントシーンのスターの出演が決定