とても短く切りそろえられた髪、実用的で手入れも簡単、清潔感だって増して見える…など、メリットのたくさんある「坊主頭」ですが、やはり少し勇気を必要とするスタイルでもあります。

 これまで多くの俳優やスポーツマン、歌手たちがこのスタイルに挑戦してきました。自分の顔型に似合うヘアスタイルに悩んだり、ぴったりの美容師を探す必要もありません。時折、自宅で整えるぐらいでいいわけですから、一度は「坊主にしてみたらどんな感じかなあ」と考えたことがあるのではないでしょうか? そして、以前のように気軽に(そして頻繁に)理容室や美容室に通うことが難しいいま、その悩みに直面している方は増えているのではありませんか…。

デヴィッド・ベッカムの坊主スタイル
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 ですが、ひと括りに「坊主頭」と言っても、その種類はさまざまです。

 カラーリングしたり、ラインを入れりするお洒落坊主からスポーツ刈り、完全に髪の毛を剃り上げるスキンヘッドまで…。できればデヴィッド・ベッカムやトム・ハーディのような、1番目のお洒落坊主にしたいと思っている方が過半数でしょう。

 他にもブルース・ウィリスのように、あの髪型を彼自身のスタイルにしているセレブも少なくありません。ヒュー・ジャックマンやチャーリー・ハナム、ブラッド・ピットもかつて坊主の時代がありました。

トム・ハーディの坊主スタイル
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ブルース・ウィリスの坊主スタイル
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 多くの人が自宅で仕事をしていて、SkypeやZoom、Meetなどでオンライン会議をしていることを考えると、伸びきったヘアスタイルから脱出するために最も適切な処置として、シェーバーで同じ長さに整えるのが最善の策とも言えるのです…。

 彼女や奥さんが美容師や理容師で、自宅にいながらも完璧なヘアスタイルを維持できるという幸運な人を除き、セルフカットをするという手もあります。ですが、ほとんどの場合それは難しいことでしょう。そして、もし失敗したときのことを考えると…恐ろしくて手が出ない方も多いはず。

坊主スタイル
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 最初にお話したとおり、髪を完全になくすことはかなり勇気が必要なことです。頭のカタチはよくわかりますし、目を覆う前髪もありません。しかしコストもかからず、ヘアセットをする時間も、突然のテレビ電話で動揺することもないのです。

 そしてもし、坊主が思っていたよりもしっくりこなかった場合でも、あなたが安心して外に出られるようになるまでには、まだ十分な時間はありますので…。この機会にぜひとも、一度チャレンジしてみてはいかがですか!?

Source / ESQUIRE IT