［目次］
髪にうるおいやツヤを与えたり、髪のダメージをケアしたりするヘアクリーム。もともと自然に髪をまとめる効果もありましたが、最近はヘアセット専用のヘアクリームも登場し、ワックスともジェルとも違う使用感で注目を集めています。
このページでは、ヘアクリームとはどのような整髪料か？ を説明するとともに、ヘアクリームの選び方を解説します。さらにAmazonで購入できるメンズにおすすめのヘアクリームも紹介します。
ヘアクリームとは？
現在ヘアクリームとして販売されている製品は、大きく分けて2種類に分類されます。それぞれの特徴を紹介しましょう。
クリーム状のワックスやワックスとジェルを混ぜ合わせた整髪料が、ヘアクリームとして販売されています。ワックスのように髪がごわつかず、ジェルのように固めないため自在なスタイリングが可能です。
製品によって硬さやキープ力に違いはあるものの、ふわっとした自然なスタイリングやゆるいパーマに束感を与えるのに向いていて、シャンプーで落としやすい親水性のものが多くなっています。
髪のダメージを補修したり、パサついた髪にうるおいを与えたりするアイテムも、ヘアクリームとして販売されています。乾かした髪やタオルドライした髪につけることでほどよくまとまるため、休日のちょっとした外出時に髪をまとめたいときにも便利です。
お風呂上がりにつけて、洗い流さないトリートメントとして使うほか、整髪料をつけない人はお出かけ前にサッとつけて整えると髪に適度なツヤが出ます。
メンズヘアクリームの選び方
スタイリング剤として使えるヘアクリームは、ワックスやジェルがベースとなっています。このベースとなる整髪料がハードワックスなのか？ ジェルなのか？ などによって使い勝手と仕上がりが変わります。
ゆるく束感を出す程度で固めたくないのか？ それともある程度かためてキープしたいのか？ など、用途に合わせて選びましょう。また、自分の髪質を考えて選ぶことも大切です。例えば硬い髪にゆるいテクスチャーのクリームだと、ほとんど整髪効果が得られません。
髪のダメージを補修するトリートメント効果のためにヘアクリームを選ぶなら、得られる効果をチェックしましょう。
多くのヘアクリームは保湿成分で髪にうるおいを与え、乾燥から守る機能が主です。ですが、製品によっては天然由来のケア成分や、髪を修復する効果が期待できるアミノ酸を含んだものもあります。
また髪のダメージを修復しつつ、適度に髪をまとめられる製品もあります。こうしたタイプなら、ちょっとした外出時にもつけられて便利に使えます。
ほとんどのヘアクリームには、香りがついています。そのため自分の好きな香りのクリームを選ぶことをおすすめします。
香りの持続時間については、Amazonなど通販サイトの口コミが参考になるでしょう。スタイリング剤として使うのであれば香りがある程度持続したほうがよいでしょうし、ヘアケア剤として使うのであれば香りは穏やかなほうが使いやすいでしょう。
おすすめのメンズヘアクリーム10選
▼スタイリングにおすすめのヘアクリーム
ナプラ エヌドット N.オム シアクリーム
クリーム状のワックスをベースにジェルを配合した、スタイリング剤として使うのに適したヘアクリームです。ワックスと違ってゴワつきにくく、ジェルのようにパリパリに固まり過ぎないので自然なスタイリングができます。
髪が乾いた状態で使うのが基本ですが、タオルドライのあとのやや塗れた髪に使うとスタイリングのベースにもなります。水で洗い流しやすいのもよいところです。香りはフルーツ・ハーバル系で、男女問わず使えます。
ホーユー ミニーレ ウイウイ デザインクリーム5
サロン向けのスタイリング剤「ミニーレ ウイウイ」シリーズは、ヘアクリームが4種類ラインナップされています。この「デザインクリーム5」は2種類のワックス成分とハードジェル成分を混ぜたもので、ふんわりとうねる束感の演出が得意です。
特におすすめなのが、ゆるめのパーマヘア。伸びがよくベタつかないので、軽い質感を表現できます。水馴染みのよい成分でできているので、一度のシャンプーでスムーズに落とせます。
ホーユー ミニーレ ウイウイ デザインクリーム9
デザインクリーム9は、ハードワックスとハードジェルを組み合わせたスタイリング剤でしっかりとした束感をつくり、しかも長時間キープできます。強い束感や硬いテクスチャーで仕上げたい人に向いています。
ワックスよりも伸ばしやすく、ジェルよりも自在にアレンジできるので、整髪料に慣れていない人やスタイリングが苦手な人でも使いやすいでしょう。こちらも一度のシャンプーで落とせるので、ストレスなく使えます。
DASHU デイリー ナチュラルヘアクリーム
スタイリングと髪や頭皮のケアを同時にできるヘアクリームです。スタイリング剤としてはとても軽いテクスチャーで、ナチュラルなスタイリングに向いています。また、使った後にあまり手に残らないので、手軽に使えるのもよいところです。
ケア剤としては、髪の毛になじみやすいトリートメント成分であるペプチドタンパク質を配合しています。髪や皮膚と同じタンパク質なので人の身体と親和性が高く、頭皮への負担も最小限です。
▼ヘアケアにおすすめのヘアクリーム
ルシード ヘアクリーム
40歳からの「髪のエイジングケア」も目指したヘアクリームです。髪に適度なうるおいを与えるとともに、浸透性アミノ酸が年齢とともに失われる髪のハリやコシをアップしてくれます。
つけても固まらないので、お風呂上がりのケアや休日に髪を簡単にまとめたいときにも便利です。無香料・無着色、防腐剤フリーなので、頭皮が敏感な人でも使いやすいでしょう。
4711ポーチュガル ヘアクリーム
バーバースタイルに似合う整髪料として人気の、「4711ポーチュガル」。アフターシェーブローションが特に有名ですが、このヘアクリームも人気製品のひとつです。
主成分は水とミネラルオイルで、主に乾燥から髪を守る効果が期待できます。水溶性でベタつかないのでお風呂上がりに使っても気にならないでしょう。髪に適度なツヤを与えてくれるので、ちょっとした外出時にも便利。爽やかなシトラス系の香りです。
柳屋 ヘアクリーム ノーマル
昭和32年に発売された超ロングセラーのヘアクリームです。油性の整髪料が全盛の中、ベタつかないスタイリングができると評判になりました。その扱いやすさは、今の時代にも通用します。
アロエベラ葉エキスや、ローズマリー葉エキスなどの植物エキスが傷んだ髪にツヤとうるおいを与え、しなやかなまとまりを与えるので、ちょっとしたスタイリングにも使えます。優しいフローラルブーケの香りで、男性だけでなく女性でも使える製品です。
M-mark アミノ酸ヘアクリーム
シンプルな成分のスキンケア・ヘアケア製品が好評の、松山油脂の「M-Mark」シリーズ。このアミノ酸ヘアクリームは髪にうるおいを与えるアルギニンと、髪にハリやコシを与えるクレアチン、2種類のアミノ酸を含んだヘアケア用クリームです。
さらに植物性のうるおい成分として配合されるホホバ油が、傷んだ髪にじっくり浸透してケアします。ラベンダーとローズマリーの天然精油による癒やされる香りなので、お風呂上がりのケアにおすすめです。
資生堂アウスレーゼ ヘアクリーム
メンズ用整髪料として、長く親しまれている「アウスレーゼ」。このヘアクリームは、パーマヘアなどのパサつきがちな髪に、水分と油分を適度に補うことを目的としています。
ミネラルオイルやワセリンなどの保湿成分のほか、頭皮の状態改善に効果的とされるアロエベラ葉エキスなども含まれています。ヘアケアはもちろんですが、クリームをつけるとまとまりやすい髪になるので、普段、整髪料をつけない人にもおすすめです。
柳屋本店 ヘアモイストクリーム
天然オリーブオイルと、オリーブに含まれるスクワランの効果で、髪にうるおいを与えるクリームです。パサついた髪も一日中しっとり保つので、パーマやカラーで傷んだ髪のケアにも適しています。
ドライヤーの熱から髪の保護に働きかける成分が入っているので、タオルドライの後に使うのもおすすめです。半乾きの状態に使うとほどよくまとまり、乾いた髪に使うとしっとりまとまる髪に導きます。湿気で髪が広がりやすい人にもおすすめです。
まとめ
ヘアクリームは髪をよい状態に保ったり、自然にセットしたりするのに向いています。
髪が細く柔らかい人にとってはちょうどよいテクスチャーでもあり、そうでない人にとっても休日などリラックスしたい時間に使えば、髪がほどよく落ち着いてちゃんとしている感じになりとても便利です。
このページで紹介したヘアクリームは、どれも口コミでの評判もよい人気製品です。気に入ったものをひとつ選んで、ぜひヘアセットに使ってみてください。
