［目次］
ヘアスタイルの清潔感は男性にとっても重要です。トリートメントで栄養を与えた髪は、ツヤやうるおいがあり健康的に見えます。
男性は女性に比べると髪が短い人が多く、枝毛にはなりにくいものの、毎日の紫外線やドライヤーの熱で思っている以上のダメージを受けていることがあります。そのため、ヘアトリートメントを使ったケアがおすすめです。
このページでは、男性向けの洗い流すタイプ、洗い流さないタイプの市販トリートメントの選び方を説明するとともに、おすすめ製品も紹介します。
メンズ向けのヘアトリートメントとは？
「ヘアトリートメント」と言うと、女性のためのものというイメージがあるかもしれません。ですが、男性の髪も紫外線やドライヤーの熱などにさらされれば、程度は個人差はありますが同じようにダメージを受けるものです。
ヘアトリートメントをすることで、髪がサラサラになったり、ダメージが補修されて質感がよくなったりします。なので男性も、ヘアトリートメントによってケアすることがおすすめとなります。
シャンプーの後に使うものとして、トリートメントとコンディショナー（リンス）があります。この2つはよく似ており、実は大きな違いはありません。そのため、どちらを使っても構いません。
しかし、商品の傾向としては、トリートメントのほうがより髪の補修効果を重視したものが多くなっています。また、トリートメントにはお風呂を上がったあとに使う、流さない「アウトバストリートメント」と呼ばれるタイプもあります。
メンズトリートメントの選び方
髪のゴワつきやパサつきがきになる人は、シャンプーの後に使う、洗い流すタイプのトリートメントがおすすめです。髪の保湿やダメージに向いています。
髪にうるおいを与えてダメージを補修できるので、ゴワつきやパサつきを抑えてまとまりやすい髪にしてくれることが期待できます。髪の短い男性でも、スタイリング時などにその違いを感じられることでしょう。
ドライヤーの熱や紫外線などから髪を保護することが目的なら、お風呂を出てから使う、洗い流さないタイプのトリートメントがおすすめです。
洗い流さないことから、成分で髪がコーティングされた状態になり、髪の手触りをよくする効果も見込めます。製品名はヘアオイルやヘアミルクとしても販売されており、スタイリング剤として使える製品もあります。
男性に向けて開発されたトリートメントの中には、髪と同時に頭皮に塗り込むことで頭皮への保湿のケアを目指した商品もあります。
頭皮にトリートメントがつく確立の高い短髪の人の場合、髪も頭皮もケアできるということで効率のいい使用ができるはず。また、育毛シャンプーを使っている人にもおすすめです。
トリートメントには香りがついている製品が多くなっています。女性向けのトリートメントだとフローラルなどの甘い香りが多いですが、男性向けの場合、ミントや柑橘系などの爽やかな香りのものもあります。
また、使用感も製品によって違います。特に、オイルタイプの洗い流さないトリートメントはベタッとする使用感のものもあり、好みが分かれるかもしれません。そんなときは軽い使い心地のヘアミルクがよいでしょう。
メンズトリートメントのおすすめ10選
▼「洗い流す」インバストリートメント
NILE スカルプトリートメント
髪のケアだけでなく、頭皮のケアも考えたメンズ向けのトリートメントです。頭皮の炎症を抑える抗炎症成分と、美容液などで人気の保湿成分であるツボクサエキスなどを含まれています。
さらに毛髪のケア成分として、アルガンオイルやホホバ種子オイル、ヒマワリ種子オイルなどを配合し、髪にハリやツヤを与えてくれます。香りはリッチな気分になれる、ラフランスの香りです。
GATSBY（ギャツビー） パーフェクトトリートメント
ドラッグストアでも手軽に購入できる、おなじみ「ギャツビー」の製品です。髪だけでなく頭皮もケアできるため、髪だけにつくように気をつける必要がなく、気兼ねなく使えます。
髪に吸着しやすい成分が傷んだ髪をコーティングして、あらたなダメージから髪を守ると同時に、化粧水などでも使われる保湿成分DPG（ジプロピレングリコール＝保湿作用とともに、サッパリとした使用感を持つ化粧品成分）が頭皮にうるおいを与えてくれます。
ORBIS Mr.（オルビス ミスター） ミスター コンディショナー
オルビスのメンズライン、「ORBIS Mr.（オルビス ミスター）」のコンディショナーです。翌朝、スタイリングしやすい髪になるよう、形状をキープするコーティング成分を配合しています。
髪に寝癖がついたり、うねることが少なくなるため、朝のスタイリングがスピーディーになります。同じシリーズのシャンプーとのライン使いがおすすめです。
BULKHOMME（バルクオム） THE TREATMENT
濃密泡のフェイスウォッシュと、化粧水が有名な「BULKHOMME（バルクオム）」。そのスキンケアの発想でヘアケアを行おうというのが、この「THE TREATMENT」です。
頭皮にもスキンケアが必要という考えのもと、頭皮と髪の保湿やダメージ補修に必要な成分を凝縮。さらに、ドライヤーの熱を利用して髪の水分を守る配合になっています。使い心地も軽く、暑い季節も使いやすい製品です。
DHC MEN スカルプケア トリートメント
乾燥して傷んだキューティクルのケアはもちろん、男性のスカルプケアも重視したヘアトリートメントです。保湿成分であるコラーゲンや、コエンザイムQ10、肌の老化を抑える効果が期待できるウメ果実エキスなどが含まれています。
男性の頭皮の悩みの一つである臭いの問題にも取り組み、臭いを抑える効果が期待できるチャ葉エキスなどを含んでいます。シトラス系の爽やかな香りなので、季節を問わず爽やかに使えるでしょう。
▼「洗い流さない」アウトバストリートメント
Nile ヘアオイル 洗い流さないトリートメント（エアリーライト）
軽いテクスチャなので、比較的サラリと使えるアウトバストリートメントです。椿の種から抽出されたオイルをメイン成分として配合しているので、髪によりなじみやすく、サラサラの仕上がりになることが期待できます。
髪が細く柔らかい人でも使いやすく、軽やかな印象エアリーな髪に仕上げたいときのスタイリング剤としてもおすすめです。NILEでは髪質に合わせて4種類のアウトバストリートメントを用意しているので、自分に合ったものを選べます。
バブロポマード ヘアオイル メンズ
Made in Japanの整髪料ブランド、「パブロポマード」のヘアオイルです。洗い流さないトリートメントとしてはもちろんスタイリング剤としても使用可能で、加えてヒゲのコーティングにも使えます。
主な成分としてアルガンオイルやツバキ油など、17種類の植物性オイルを配合。髪のダメージを補修するとともに、しっかりと保湿して乾燥から守るようつくられています。また、クラシカルなパッケージデザインも魅力的です。
O'Douds（オダウズ） ヘアオイル
ヒューストンを拠点に、オールナチュラルなプロダクトを展開する「O'Douds（オダウズ）」。このヘアオイルも植物性の成分を中心に構成されており、化学薬品や合成香料は使っていません。
ホホバオイルやパンプキンシードオイル、ペパーミントオイルなど、髪と頭皮のコンディションを保つとされる植物成分が含まれており、髪の保護とスタイリングが同時にできます。香りはラベンダー&ペパーミントで、爽やかな印象です。
MOROCCANOIL（モロッカンオイル）
髪にツヤを与え、しっとりとまとめてくれる「アルガンオイル」をベースに、補修成分であるプロテインやオメガ3オイル、さらに美容成分としてビタミン類を加えたアウトバストリートメントです。
男女問わず使える製品ですが、テクスチャーが重めなので男性の場合つけすぎには注意が必要です。比較的少量でも効果を発揮するので、コストパフォーマンスも意外なほどよく、多くの人におすすめできる製品と言えます。
オルナ オーガニック ヘアオイル（ダメージケア）
パーマやヘアカラーなどで傷んだ髪を、しっかりとした補修へと導く製品です。ビタミンC誘導体の働きによって髪の内部まで保湿成分が浸透するよう設計され、3種類の植物性オイルが開いたキューティクルを閉じてダメージを補修することを目指します。
さらに、熱によって髪のうねりや絡まりを抑制する成分も配合されており、トリートメント後にドライヤーで乾かすことでケアが完了するように考えられています。特に、髪のダメージが気になるときにおすすめの製品となります。
まとめ
男性向けのヘアトリートメントは、髪質に合わせたものを選ぶことが重要です。髪にツヤを与えて健康的な印象にしてくれるため、パーマやカラーをした後のケアはもちろん、日頃からヘアケアとして取り入れることをおすすめします。
ここで紹介したおすすめ製品を参考に、自分に合ったヘアトリートメントを選んで健康的な髪を手に入れましょう。
