パートナーをその気にさせる方法は、たくさんあります。

 エッチなメッセージを送ってみたり、背中をマッサージしてあげたり、映画『マジック・マイク』のようなストリップダンスを踊ってみたり…(笑)と。しかし、そこまで性的にあからさまなことをしなくても、同様の効果を出す方法があるようです。

 ソーシャルニュースサイト「Reddit」のスレッドに、「思わずその気になってしまう日々の行動」というものがあり、数多くの投稿がされています。

 その中には、「夫が肉体労働を伴う家事をしているのを見ると、ムラムラする…」というコメントもあります。「ジェフ、芝刈りをしてくれたら体で払うわ」など、女性たちの本音(!?)が赤裸々に綴られているのでした…。

 同様のコメントをしている人も多く、何人もの女性が「皿洗いなどの家事を(自主的に)する男性ほど、セクシーなものはない」と話しています。

 どんな些細なことでもパートナーが求めていることに気づき、相手に頼まれる前に何かをして喜ばせることは、とても効果的ということにもなります。

 スレッドに投稿していたとある女性は、元彼との一番の思い出を振り返り、こう話しています。

 「金曜日に、(私よりも)早く家に帰って家のことをしてくれて、仕事で疲れている自分が家事をしなくていいように気遣ってくれたのが嬉しかった」とのこと。

 この思い出に対し彼女は、「とても興奮させられたし、元気が出た」と締めくくっています。

これはpollの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

 「“肉体労働”というのがポイントだ」と、考える人もいます。「荷物を運んだり、草むしりをしたり、車を修理する男性が一番セクシー」というコメントも多数ありました。

 肉体労働を器用にこなすことは、パートナーを興奮させるコツのようです。「彼が手と指を使って複雑な仕事をしているのを見ると、その手で他に何ができるのか妄想してしまうの」と、ある女性は言っています。

 他にも女性に人気だったのは、“腕まくりをする仕草”です。同じく肉体労働を連想させるからなのか、それとも仕事が終わってお楽しみの時間だというサインなのか…おそらく両方の意味で興奮するのでしょう。

腕まくりする男性
OL'GA EFIMOVA / EYEEM / GETTY IMAGES

 日本でもささやかれている、「“バック駐車”をする仕草」というのもありました。

 クルマで「彼が運転するのを見る」というのも人気なのですが、特に「助手席に片腕を回してバックで駐車されると、『もう、そのまま抱きしめて!』という気分になる」そうです。「あなたがリードして助手席の彼女を守る」というポーズが、女性をときめかせるのでしょう。

 さらに、力仕事や技術的な作業が苦手な男性にも、チャンスはあります。

 「Sapiosexual(サピオセクシャル)」と言って、知性を感じることで性的興奮を覚える女性もいるようです。「複数の男性が情熱を傾けることについて話したり、取り組んでいるところ見たり…。好きなことをしたり話したりするときなど、心から喜んでいる表情を見ると、興奮する」という意見もありました。

 情熱というのは伝染するもので、自分にとって大切なことを共有するという行為が、2人の間に親密感をもたらすのかもしれません。

 これらの性的ではない刺激に共通することは、「相手が何を望み必要としているのか」についてのコミュニケーションや共感的な理解を伴っているということではないでしょうか。愛情表現として、こういった行為をできるとしたら、ベッドでもどんなに素晴らしいパートナーとなるか…ぜひ想像してみてください。

Source / MEN'S HEALTH US
Translation / Yuka Ogasawara
※この翻訳は抄訳です。