真っ白い砂浜に「宮古ブルー」と称される美しい海が広がり、豊かな自然と多様なアクティビティが楽しめるとあって、近年人気の高い沖縄の離島・宮古島。

ここに新しく誕生した「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」は宮古空港から車で約15分、下地島空港から約25分とアクセス良好で、宮古の海と伊良部大橋の全景、そしてサンセットという素晴らしい眺望を誇ります。

ヒルトン沖縄宮古島リゾート
隣には、アジアのリゾート地への進出が初となる「キャノピーbyヒルトン沖縄宮古島リゾート」の建設地が。2026年春に開業ということで、ますますこのエリアに注目が集まりそうです。

こうした抜群のロケーションに加えて、「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」はプールやダイニングなどホテル内の施設も充実。また、宮古の海や空をイメージしたアートを散りばめた館内は広々としていて、このホテル全体に流れるゆったりとした空気がせわしない日常を忘れさせ、癒やしの時間にどっぷりと浸らせてくれます。

今回はそんな「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」について、実際に訪れて感じた魅力を紹介します。

INDEX

▼ バルコニー付きの客室で絶景にうっとり

▼ リゾートステイを彩るプールとスパ

▼ この土地の食を味わい、ルーフトップバーで贅沢なひとときを

▼ 自然を満喫できるアクティビティが豊富

バルコニー付きの客室で
絶景にうっとり

滞在時のくつろぎの場所となる客室には、ホテル3階から6階にあるデラックスルーム、客室フロア最上階の7階に位置するエグゼクティブルーム、5種類のスイート、そしてアクセシブルルームがあります。どの部屋もインテリアやアートに宮古島ブルーをイメージした青を取り入れたデザインの明るい部屋で、ゆとりのあるつくり。気分も開放的になり、のびのびと過ごすことができました。

ヒルトン沖縄宮古島リゾート
今回宿泊したのは、デラックスルームでした。
ヒルトン沖縄宮古島リゾートの客室
客室にもアートが。ベッドはほどよい硬さがあって、ぐっすりと眠れました。
ヒルトン沖縄宮古島リゾートの客室
左/天然物由来の製品を展開するクラブツリー&イヴリンのアメニティが用意されています。ヒルトンでは「2030年までに環境負荷を半減、社会貢献を倍に」と掲げていて、シャンプーやコンディショナーなどはプラスチック削減のためにポンプ式ボトルに。 右/水は部屋に用意されたガラスのピッチャーに、各フロアに設置されたウォーターサーバーから入れます。ペットボトル削減のための取り組みです。

客室で特にうれしいのが、全室プライベートバルコニー付きという点。豊かな緑と遠くに広がる街並みを望むシティビュー、トゥリバーマリーナ方面の開放的なオーシャンビュー、さらにオーシャンビューとともに伊良部大橋全景と美しいサンセットを望むサンセットビューがあります。

夕景

今回はサンセットビューの部屋でしたが、バルコニーに出れば目に飛び込んでくるのは澄んだ青い海や伊良部島に沈んでいくサンセット…。また、天候の移り変わりが激しい宮古島では、その時々によっても景色が表情を変えていきます。バルコニーのチェアに座ってコーヒー片手にただただ景色を眺めているだけでも飽きることはなく、眺望の美しさに心が洗われるような心地がしました。

ヒルトン沖縄宮古島リゾート
時間帯によっては伊良部大橋の向こう側に、「幻の島」と呼ばれるユニの浜も目にすることができます。

リゾートステイを彩る
プールとスパ

ヒルトン沖縄宮古島リゾートのプール

「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」は屋外プールが3つ、屋内プールを2つ備えています。屋外用プールはファミリー向け、大人向け、子ども向けと分けられていて、家族で一緒に楽しみたいとき、大人だけでゆっくり入りたいときなど、さまざまな利用シーンに寄り添ってくれるのは利点だと感じました。

またプールからは、白砂が広がるみやこサンセットビーチへもすぐアクセスが可能。宮古の海とリゾート感たっぷりのプールの両方を楽しむことができます。

ヒルトン沖縄宮古島リゾートのプール
HILTON OKINAWA MIYAKO ISLAND RESORT
広々とした屋内プール。

夏期にはプールサイドでスナックやドリンクも販売され、タオル、ライフガードが貸し出し無料。またプールの至るところには、デッキチェアやカバナ(有料制)があり、たっぷり泳いで疲れたときにはここでまどろむのも気持ちがよさそうでした。

ヒルトン沖縄宮古島リゾートのプール
ヒルトン沖縄宮古島リゾート

さらに「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」には、0歳~満9歳の子どもが利用できるキッズクラブも(0歳~満3歳の子どもは保護者同伴)。参加型のアクティビティがあり、子どもたちの楽しい思い出づくりをサポートしてくれます。「たまには子どもを預けて、のんびり過ごしたい」というときにも有り難い場所です。

日頃の疲れを癒やしたい人には、スパ「トゥリバー」がおすすめです。気軽にフットだけでもいいですし、フルボディでたっぷりと施術を受けるのもいいでしょう。メニューはさまざまで、中でも「琉球トリートメント」は在来種の月桃から抽出した精油を使っていて、沖縄らしいエッセンスを取り入れたトリートメントが体験できます。

ヒルトン沖縄宮古島リゾートのスパ
HILTON OKINAWA MIYAKO ISLAND RESORT

この土地の食を味わい
ルーフトップバーで
贅(ぜい)沢なひとときを

旅行では、その土地ならではのグルメを食べたくなるものです。かくいう私もその思考の持ち主で、滞在すると宿泊先を出てさまざまなグルメを食べ歩くこともよくあります。ですが、今回の「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」の滞在では、ホテル内だけで沖縄グルメや宮古島の素材を生かしたメニューが十分に楽しめました。

「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」のダイニングは、オールデイダイニング「アジュール」、トラットリア「イゾレッタ」、ロビーラウンジ「茶寮」、そしてルーフトップバーに「ユナイ」があります。特にオールデイダイニング「アジュール」はビュッフェ形式で、海ぶどうとマグロ(伊良部の漁港では一年を通してマグロが手に入るそうです)の丼や宮古ぜんざいなど、この土地の恵みが大いに堪能できます。

ヒルトン沖縄宮古島リゾートのダイニング

そして見事なサンセットが楽しめるルーフトップバーは、夜になるとライトアップされて幻想的な空間が広がります。ここは、オリジナルカクテルや宮古島の素材を生かしたモクテル、ビールなどを提供。それらを飲みながら心地よい夜風を浴びて過ごす時間は格別で、リゾート気分を高めてくれます。

ヒルトン沖縄宮古島リゾート
HILTON OKINAWA MIYAKO ISLAND RESORT

自然を満喫できる
アクティビティが豊富

ホテルにこもってのんびりとするのもいいですが、自然豊かな土地に訪れたら、その魅力にもしっかりと触れたいものです。その点、「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」 はスノーケリングやSUP(Stand Up Paddleboard=スタンドアップパドルボード)、伊良部大橋の散歩、ナイトツアーなど、この土地を楽しめるアクティビティをたっぷりと用意。カーシェアリングサービスやレンタルサイクルもあります。

レンタルサイクル
レンタルサイクルは、電動自転車です。

今回、窓から見えるあの伊良部大橋を渡ってみたいと思い、私はレンタルサイクルで伊良部島まで行ってみました。

伊良部島

伊良部大橋は、無料で渡れる橋としては日本一長い全長3540mの橋。吹き抜ける海風が心地よく、どこまでも青い海を横目に自転車をこいでいると、とても清々しい気分になります。伊良部島までは意外とあっという間で、さとうきび畑の中心部にあるパワースポットの洞窟「ヌドクビアブ」や美しいビーチで人気の「渡口の浜」など、自転車で気軽に満喫することができました。

伊良部大橋, 伊良部島

予定を詰め込んでその土地を全力で楽しむ刺激ある旅もいいですが、自然のパワーを感じながらのんびりとホテルで過ごす…優雅でリラックスした旅もまた楽しいもの。特に、日頃の疲れを癒やしてリフレッシュしたいときにはぴったりです。

今回の滞在を通じて、後者の魅力に上質さもプラスした極上のリゾートステイをかなえてくれるのが、「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」だと感じました。慌ただしい日常から逃れ、ゆっくりとエネルギーチャージしたいときにまた訪れたいホテルです。

ヒルトン沖縄宮古島リゾート
HILTON OKINAWA MIYAKO ISLAND RESORT

◇「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」概要
住所:沖縄県宮古島市平良久貝550-7
客室数:329室
料金:ツインデラックスルームサンセットビュー 1室2名利用時5万8421円(参考料金、税・サ込)※料金は日により変動します。
TEL:0980-75-5500
公式サイト