[目次]

▼ ソイプロテインとは?

▼ ソイプロテインに期待できる効果

▼ ソイプロテインのメリットとデメリット

▼ 購入時はたんぱく質含有率をチェックしよう

▼ 味付きとノンフレーバーがある

▼ ソイプロテインのおすすめ11選

▼ ソイプロテインを摂取する適量は?

▼ まとめ


大豆のタンパク質からつくられる「ソイプロテイン」は、いくつかあるプロテインの中でも脂質やカロリーが低めのものが多く、ダイエット中の栄養補助や、ウエイトダウンのときに飲むプロテインとしても根強い人気があります。

ソイプロテインは女性向けの商品展開がされていることが多く、飲んでいる男性はホエイプロテインと比べると少数派かもしれません。ですが男性でも、ソイプロテインの効果やメリットを享受することができます。このページでは、ソイプロテインの効果やメリットを紹介するとともにおすすめ製品を紹介していきます。

ソイプロテインとは?

 
photographer//Getty Images

ソイプロテインは、大豆(ソイ=SOY)を原料にした植物性のプロテインのこと。大豆に含まれる油分を取り除き粉末状に加工されています。

牛乳由来でないため、乳糖不耐症の人がお腹を下す心配がなく、ビーガン(ヴィーガン)の人でも飲むことができるプロテインです。

ソイプロテインに期待できる効果

ソイプロテインを飲むと大豆由来のタンパク質を手軽に摂取できます。

タンパク質は筋肉、内蔵、皮膚、髪の毛など人の身体を構成し、ホルモンや抗体などにとっても欠かせない成分の元になっている栄養素です。人の体から水分を取り除いた成分の実に50%が、タンパク質であることからもその重要性がわかります。

タンパク質が不足すると筋肉の減少や、場合によっては臓器の働きが低下することもあり、体調を崩しやすくなる要因の一つとも考えられています。筋肉の増大だけでなく、健康づくりのための補助食品としても有効だと考えられます。

ソイプロテインのメリットとデメリット

メリット:低脂質・低カロリー・低コレステロール
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Peter Berglund//Getty Images

ソイプロテインのメリットとして、「脂質の少なさとカロリーの低さ」、そして「コレステロールの少なさ」が挙げられます。

こうした特性は、健康維持を目的にプロテインを飲んでいる人にとっても朗報と言えるでしょう。なぜなら、プロテインは毎日の摂取が推奨されるため、身体への負担の少なさは重要な要素と考えられているからです。

デメリット:消化に時間が掛かる・まれに苦みを感じる
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mack2happy//Getty Images

ソイプロテインは他のプロテインに比べて、消化に時間が掛かるとされています。これはアミノ酸結合が多いことが原因で、腹持ちが良いとも言えます。ですが、胃腸が弱っているときには少し負担が掛かる可能性もあります。

また、大豆をプロテインに精製する段階で、酵素の影響で苦みが発生することがあります。フレーバーで苦みを隠している製品が多いので、ノンフレーバーのものを選んだ場合はそこが気になる人もいるかもしれません。

▼ソイプロテインの選び方▼

購入時はたんぱく質含有率をチェックしよう

 
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プロテインは製品によって、タンパク質の含有率が異なります。50%~90%くらいの幅があるので、確認せずに買ってしまうと、思ったようにタンパク質が摂取できないことも…。

ソイプロテインの場合、含有率「80%以上」が一つの目安になります。1日に摂取したいタンパク質の量からコストを逆算すると金銭的な負担が少なく、長く続けられるソイプロテインを見つけやすくなるでしょう。

味付きとノンフレーバーがある

 
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ソイプロテインは、味つけをしていない「ノンフレーバー」タイプも人気があります。ただノンフレーバータイプは、ドロッとした粉っぽい味わいが強くなるので味つきのほうが飲みやすく感じる人も少なくないようです。大豆の味を生かした和菓子風の味つけのものも多いので、甘いものをあまり食べられないダイエット中の「ごほうび」としてもよいかもしれません。

ソイプロテインのおすすめ11選


Myprotein ソイプロテイン(アイソレート) 1kg チョコレートスムーズ

ソイプロテイン(アイソレート) 1kg チョコレートスムーズ

Myprotein ソイプロテイン(アイソレート) 1kg チョコレートスムーズ

¥3,150
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コスパの良さでトレーニーから高い支持を受ける、イギリスの「マイプロテイン」。ホエイプロテインが最も有名ですが、ソイプロテインにも力を入れていて、動物性の成分を一切含まないビーガンシリーズとして販売されています。

このノンフレーバータイプは、タンパク質含有量が90%非常に高いのが特徴です。水や牛乳に溶かしたときにドロッとするため、やや多めの水分と混ぜるとよいでしょう。ビーガン製品なので、オーツミルクやアーモンドミルクと混ぜて飲むのもおすすめです。

  • タンパク質含有率:90%

SAVAS(ザバス) ソイプロテイン100 ココア味【45食分】 945g

ソイプロテイン100 ココア味【45食分】 945g

SAVAS(ザバス) ソイプロテイン100 ココア味【45食分】 945g

¥3,450

定番の明治ザバス。筋トレ愛好家だけでなく一般層への知名度も高く、ドラッグストアやコンビニでも手軽に手に入ります。コチラは飲みやすさを追求したココア味。水への溶けやすさも良好です。

Amazonの口コミでは、「昔のほうが美味しかった」という声も聞かれますが、現在もその美味しさは好評で星4を超える高評価となっています。価格は高いですが、その分、プロテインを飲み慣れていない人にも自信を持っておすすめできる味です。

  • タンパク質含有率:71.4%

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SAVAS(ザバス) アスリート ウェイトダウン(ソイプロテイン+ガルシニア)チョコレート風味

 アスリート ウェイトダウン(ソイプロテイン+ガルシニア)チョコレート風味

SAVAS(ザバス) アスリート ウェイトダウン(ソイプロテイン+ガルシニア)チョコレート風味

¥3,518

ダイエットに役立つ成分を追加配合しているのが特徴です。メインとなるのは「ガルシニアエキス」で、血糖値を一定に保ち空腹感を抑える効果と脂肪合成を抑制する効果が期待できます。

その他にダイエット中に不足しやすいビタミン類を10種類と、汗で失われてしまう鉄分やカルシウム、マグネシウムを配合しています。水に溶かしても牛乳に溶かしてもおいしく飲めるチョコ風味で、ダイエット時はもちろん、筋トレの減量期などにもおすすめです。

  • タンパク質含有率:73.6%

森永 ウイダー おいしい大豆プロテイン コーヒー味 900g

 おいしい大豆プロテイン コーヒー味 900g

森永 ウイダー おいしい大豆プロテイン コーヒー味 900g

¥2,673

この森永のウイダーも国内定番プロテインブランドの一つで、コンビニやドラッグストアで購入できる入手性の良さも魅力です。コチラは商品名に「おいしい」と入っている異色の商品。味への自信がうかがえます。

実際に口コミでも「コーヒー飲料そのままの味がする」と評判で、飲みやすさも良好。ただし、プロテインの含有割合が50%とかなり低く、コストは高くつくでしょう。プロテインの味がどうしても苦手な人にも、おすすめできるプロテインです。

  • タンパク質含有率:50%

LOHAStyle(ロハスタイル) サッと混ざる ソイプロテイン

サッと混ざる ソイプロテイン

LOHAStyle(ロハスタイル) サッと混ざる ソイプロテイン

¥3,780

タンパク質含有量約90%という、高タンパク質なソイプロテインです。タンパク質20g当たり約29.5円で、他の製品と比べてもコストパフォーマンスで群を抜いています。

1日2回、20gずつ飲んでも100円未満なので、とにかくコストを下げたい人におすすめです。一方でノンフレーバーのシンプルな製品なので、初心者には飲みづらく感じるかもしれません。倹約家の上級者に向けた商品と言えるでしょう。


MAD PROTEIN(マッドプロテイン) ソイプロテイン 抹茶ラテ 1kg

ソイプロテイン 抹茶ラテ 1kg

MAD PROTEIN(マッドプロテイン) ソイプロテイン 抹茶ラテ 1kg

¥2,850

国内製造かつリーズナブルなプロテインをお探しなら、「MADPROTEIN(マッドプロテイン)」もおすすめです。フレーバーは16種類と豊富で、フレーバーありのソイプロテインとしては最安級です。

やや溶けづらく、スムージーのようなドロドロ感があるので、やや多めの水や豆乳で溶かして飲んでもよさそうです。シャインマスカットやブルーベリーチーズケーキ味などもあるので、甘党の人にもおすすめです。

  • タンパク質含有率:78%

VALX ソイプロテイン チョコレート風味 1kg

ソイプロテイン チョコレート風味 1kg

VALX ソイプロテイン チョコレート風味 1kg

¥3,480

「VALX(バルクス)」のソイプロテインは、味のおいしさと飲みやすさが評判です。中でもチョコレート味は人気で、Amazonでは星4以上の高評価を得ています。タンパク質含有量は約80%。タンパク質量に対する価格は、1日2回飲んで約160円とやや高めです。毎日続けるものなので、おいしく飲めることが大切と考えるている人にはおすすめできる製品です。

  • タンパク質含有率:80%

Kentai ウェイトダウン ソイプロテイン あんこ風味 1kg

ウェイトダウン ソイプロテイン あんこ風味 1kg

Kentai ウェイトダウン ソイプロテイン あんこ風味 1kg

Now 25% Off
¥3,806

和菓子好きにおすすめしたい、あんこ味のプロテインです。大豆を原料とするソイプロテインはどこかきな粉のような味わいがあるため、あんことの相性も良好です。

あずきの味がすごく濃いわけではありませんが、あずきアイスのような優しいあんこ風味が好みの人ならきっとハマるはず。その分、コストはややかかりますが、せっかくの飲むなら好きな味のものを…と考えている人におすすめです。

  • タンパク含有率:71.5%

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ALPRON(アルプロン) ソイプロテイン100 ココアミルク 1kg

 ソイプロテイン100 ココアミルク 1kg

ALPRON(アルプロン) ソイプロテイン100 ココアミルク 1kg

¥3,180

価格を抑えつつ味も重視するなら、アルプロンのソイプロテインもおすすめです。味はプレーン、イチゴミルク、ココアミルクがありますが、最も好評なのがココアミルクです。

ココアミルク味のタンパク質含有量は83%。イチゴミルク味は85%になるので、さらにコスパを重視するならイチゴミルク味を選んでもよいでしょう。水に溶けづらいという口コミもあるので、念入りに混ぜてから飲みましょう。

  • タンパク質含有率:83%

HIGH CLEAR 国産ソイプロテイン 黒糖きなこ 750g

国産ソイプロテイン 黒糖きなこ 750g

HIGH CLEAR 国産ソイプロテイン 黒糖きなこ 750g

¥2,998

コチラは黒糖きなこ風味。大豆特有の風味を極力抑えた上で黒糖ときなこで味つけすることで、和風デザートのような味わいになっていると評判です。

ずっしりした飲み心地で腹持ちがよく、ダイエット中の食事に置き換えるのにも向いています。HIGH CLEARは日本人の味覚に合ったおいしさも追求しているブランドで、他のフレーバーも豊富に取りそろえています。

  • タンパク質含有率:70.4%

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NICHIGA(ニチガ) 大豆プロテイン(国内製造)1kg×4袋

大豆プロテイン(国内製造)1kg×4袋

NICHIGA(ニチガ) 大豆プロテイン(国内製造)1kg×4袋

¥7,740

コストを追求するなら、こちらの4袋(4kg)セットがおすすめです。タンパク質20gあたりのコストは約40円とかなり安いので、朝・昼・晩と飲んでも120円程度で済みます。Amazonでも大人気の商品です。

価格は安いですが、食品安全規格ISO22000に準基した日本国内の工場で製造するなど、安全性はしっかり確保されています。毎日飲むものだからこそ、安全性と価格の両方にこだわりたい人におすすめできます。

  • タンパク質含有率:84.1%

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ソイプロテインを摂取する適量は?

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Tatiana//Getty Images

ソイプロテインは、1日にどのくらいの量を摂取すればよいのでしょうか?

厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によれば、30~49歳男性に推奨されているタンパク質の摂取量は65gです。また、多くのプロテインメーカーでは、運動後の理想的なタンパク質の摂取量として「20g(回復系は40g)」を挙げています。

普段の食事でどのくらいのタンパク質が摂れているかは人によるため、一概に適切な量を決めることはできませんが、1回当たりのタンパク質の摂取量は「20g前後」とし、1日2回程度までの摂取が現実的であると考えられます。

まとめ

ソイプロテインの効果や男性が飲むメリットとデメリット、そしておすすめのソイプロテインをコスパ順にランキング形式で紹介してきました。

筋肉を大きくしたい人には、一般的にホエイプロテインのほうが向いています。が、カロリーや脂質が低いソイプロテインはウェイトダウンを狙うときに役立ちます。また、健康維持の一環として、ソイプロテインを生活に取り入れるのもおすすめです。