[目次]

▼ ケトルベルとは?

▼ ケトルベルを使用したトレーニングで得られる効果

▼ ケトルベルの選び方

▼ ケトルベルのおすすめ8選

▼ ケトルベルを使ったおすすめのトレーニング方法

▼ まとめ


ケトルベルとは?

caucasian male athlete doing kettlebell plank row exercise
AzmanJaka//Getty Images

ケトルベルとは、球状の金属に取っ手が付いた筋肉トレーニング用の器具です。ケトルベルスイングなどの筋トレメニューにより、体幹に効果が期待できるとされています。

もともとロシアで使われていたトレーニング器具で、ヨーロッパの軍隊でも取り入れられてきました。その後、アメリカのトレーニング愛好家の間でブームになり、現在ではプロアスリートからフィットネスを趣味とする方々まで幅広く親しまれています。

ケトルベルを使用したトレーニングで得られる効果

ケトルベルはダンベルと似た鉄の塊ですが、持ち手と重心が離れていることでさまざまな部位に働きかけることができます。

ケトルベルを使ったトレーニングは、主にインナーマッスル(体幹)への効果も期待できるとされ、全身のパワー向上を目指せます。また、男性・女性問わずダイエット目的や、体型を改善したいと願う方にもおすすめです。

有名な「ケトルベル・スイング」のほか、複数の筋トレの動きを次から次へと組み合わせる「フロートレーニング」にも適しています。筋力トレーニングと有酸素運動を組み合わせ、心拍数を高め負荷を高めることで、短期間で集中的したトレーニングが可能です。

ケトルベルの選び方

ケトルベルのおすすめ8選|効率の良い筋力トレーニングに最適
Klaus Vedfelt//Getty Images

自分にあった重さを選ぶ。可変式もおすすめ

ケトルベルは軽くて2kg、重いものでは50kgを超えます。ダンベルと違い、ハンドルと重心がずれているので、その重量以上に重く感じるはずです。

男性は8kgから12kg程度、女性は4kgから6kg程度の重さを目安に選ぶのがおすすめとなりますが、重量を自分で調整することができる「重量可変式」のケトルベルもおすすめです。

用途に合った材質のものを選ぶ

ケトルベルの材質は、「キャストアイアン(鋳鉄)」と「スチール(鉄)」、そして「ソフトタイプ」があります。

普段のエクササイズでの使用を考えているなら、価格が手頃で手に入りやすいキャストアイアン製が適しています。

スチール製は競技用としても使われる高価な製品が多く、耐久性が高いことと、持ち手が細く握りやすいことがメリットです。

「ソフトタイプ」は、内部に砂や鉄ビーズが入っているタイプと、自分で砂を詰めて使うタイプがあります。落としても床を傷つけづらく、身体に当たったときのダメージも少なめなので、とくに初心者におすすめです。

握りやすい太さのハンドルを選ぶ

ケトルベルを選ぶときは、ハンドルの握りやすさも大切です。キャストアイアン製は比較的太めで、両手で握るトレーニングに向いています。ケトルベルを使った多くのトレーニングは両手で握って行うことが多いので、一般的にはキャストアイアン製を選べば問題ないでしょう。

一方、片手で行うトレーニングをしたい人は、持ち手が細いケトルベルを選んだほうが使いやすいでしょう。キャストアイアン製でも比較的小さいものや、スチール製は持ち手が細身のものが多くなっています。

扱いやすいのは、表面がソフトなコーティングのタイプ

表面がソフトな素材でコーティングされたものなら、床や壁を傷つけてしまう心配が少なくなります。とくにフローリング張りの自宅でトレーニングを行うなら、ソフト素材でコーティングされたものを選びましょう。

また、グリップ部分にもコーティングされている製品もあります。こうしたタイプは、冬など寒い時期でも握ったときにひんやりしません。

ケトルベルのおすすめ8選


KETTLEBELLKON ネオプレーンケトルベル (10kg)

ネオプレーンケトルベル (10kg)

KETTLEBELLKON ネオプレーンケトルベル (10kg)

¥4,680
Amazon で見る

日本のケトルベルの中でも、大定番「KETTLEBELLKON(ケトルベル魂)」の商品です。初心者向けから上級者を対象としたものまで、さまざまなタイプのケトルベルをラインナップしています。コチラのケトルベルは、ウエットスーツなどに使われるネオプレーン素材で包んだ扱いやすい仕様になっているので、初めて使う方にもおすすめです。

  • 重さの種類:4kg~32kg
  • 材質:キャストアイアン(ネオプレーンコート)

KETTLEBELLKON カラーEZグリップケトルベル(8kg)

カラーEZグリップケトルベル(8kg)

KETTLEBELLKON カラーEZグリップケトルベル(8kg)

「KETTLEBELLKON」のケトルベルは、握りやすさを重視した設計になっていると好評です。持ち手が細くワイドなので、他のタイプよりも握力を必要とせず、長時間の運動も可能にしてくれるでしょう。有酸素運動に使うのにも適し、握力に自信のない方にもおすすめとなります。

  • 重さの種類:4kg~16kg
  • 材質:キャストアイアン(ネオプレーンコート)

Amazonベーシック ケトルベル ビニールコーティング(9.1kg)

ケトルベル ビニールコーティング(9.1kg)

Amazonベーシック ケトルベル ビニールコーティング(9.1kg)

¥2,862

Amazonオリジナルのケトルベルです。価格はリーズナブルですが、評判は極めて良好です。コーティング素材はビニールで、重さによって色が異なります。9.1kgや11.3kgなど、他の商品にはあまりない重さをラインナップしています。

  • 重さの種類:4.5kg~27.2kg
  • 材質:キャストアイアン(ビニールコート)

KETTLEBELLKON(ケトルベル魂) ソフトケトルベル 10kg

ソフトケトルベル 10kg

KETTLEBELLKON(ケトルベル魂) ソフトケトルベル 10kg

¥4,210

ケトルベル初心者でも扱いやすい、ソフトタイプのケトルベルです。うっかり壁や床に軽くぶつけてしまっても、傷が付きづらいので自宅トレーニングに向いています。

ソフトなPVC素材の本体の中には、砂もしくは砂鉄が入っています。ワイドな持ち手は、両手でも掴みやすくなっています。スタイリッシュなデザインで、インテリアを邪魔しません。

  • 重さの種類:4 kg~16kg
  • 材質:PVC(中身は砂・砂鉄)

Body Sculpture BW117-10(10kg)

BW117-10(10kg)

Body Sculpture BW117-10(10kg)

¥3,260

セメント製で、錆びる心配のないケトルベルです。セメント製は重くすることに限界があることもあり、重量のバリエーション自体は多くありません。この商品はその中でも特に評判が良く、amazonなどの通販でも人気があります。全体がポリエチレンでコーティングされていて床を傷つけづらく、自宅での使用にも安心感があります。

  • 重さの種類:4kg~12kg
  • 材質:セメント(ポリエチレンコート)

GronG(グロング) 可変式 ケトルベル

可変式 ケトルベル

GronG(グロング) 可変式 ケトルベル

3.6kgの本体に重さの違うプレートが6枚ついた、可変式のケトルベルです。プレートの組み合わせによって自分に合った重さに変えられるので、初心者と上級者がこれ1つで共有することも可能です。

重さの変更はロックを外してプレートを入れ替えるだけという、簡単かつシンプルなもの。長く使いたい方にもおすすめです。

  • 材質:鉄・プラスチック

Meister MMA ケトルベル

ケトルベル

Meister MMA ケトルベル

¥1,990

丈夫なポリ塩化ビニル素材でできた袋に、砂などの重りを入れて使うタイプのケトルベルです。重さは最高で9kgまで。身体にぶつかっても怪我をしづらい仕様になっているので、初心者の方でも安心感があるはずです。使わなくなったときには、砂を抜いてしまっておけるのもメリットです。

  • 重さの種類:4.5~9kg(ソフトタイプ)
  • 材質:ポリ塩化ビニル

IVANKO(イヴァンコ) ケトルベル 鉄製

ケトルベル 鉄製

IVANKO(イヴァンコ) ケトルベル 鉄製

スチール製のケトルベルです。通販での取扱いは少ないアイテムですが、このIVANKO(イヴァンコ)製は手に入りやすく、価格も良心的です。スチールのケトルベルはどの重さも同じサイズにつくられていて、軽くてもサイズは大きいので注意しましょう。中級者や上級者におすすめです。

  • バリエーション:4~32kg
  • 材質:スチール

ケトルベルを使ったおすすめのトレーニング方法

ケトルベルを使ったトレーニング方法は、動画と共に「メンズヘルス」の記事で詳しく紹介しています。教えてくれているのは、ケトルベルトレーニングの専門家として有名なプロトレーナーのエリック・レイジャさんです。

トレーニング内容は「ケトルベルフロー(ケトルベルを使用した全身トレーニングメニュー)」で、短時間で全身の重要な部位へ働きかけています。

まとめ

ケトルベルによるトレーニングは、カロリー消費が大きいとされています。この記事で紹介したケトルベルは、どれも評判の良いものです。ぜひ1つ手にとって、無理のないトレーニングからスタートしてみてはいかがでしょうか。