[目次]

▼ ランニング用バックパックの容量は5~10Lが主流

▼ ランニング用バックパックは軽さも大切

▼ ベスト型はフィットして揺れないが通気性に注意

▼ ボトルを入れるポケットなどの収納があると便利

▼ ランニング用バックパックのおすすめ10選

▼ 最後に


エクサイサイズとしての普段のランニングや通勤ラン、さらにトレイルランなどの大会出場まで幅広く使えるランニング用バックパック。財布やスマートフォンなど身の回りのものを持って走りたい人にとっては、必需品とも言えるアイテムです。

ランニング用バックパックには大きく分けて2種類あり、走っているときに揺れないようさまざまな工夫もなされています。また、5L程度の小さめのものから、10Lを超えるPCスリーブのついた製品までサイズも豊富に用意されています。

このページでは、ランニング用バックパックの選び方を説明するとともに、サロモンやアシックス、ノースフェイスなどの人気ブランドを中心におすすめのランニングバックパックを紹介します。

ランニング用バックパックの容量は5~10Lが主流

ランニング用バックパック
Milo Zanecchia/ Ascent Xmedia//Getty Images

多くのランニング用バックパックの容量は5L~10Lほど。多くの人にとって容量と走りやすさのバランスがよいサイズと言えます。初めて購入する際は、まずは5L~10Lサイズを目安にするとよいでしょう。

通勤ランなどに使う人や着替えや上着、大ぶりのタオルなどを入れたい人は、15L~20L前後のサイズを検討することになるかもしれません。ですが、大きくなるほど揺れやすくなるので、その点は気をつけましょう。

ランニング用バックパックは軽さも大切

重いバックパックを背負って走ることは、身体に負担になります。もちろん人によりけりですが、軽いバックパックのほうが理想的と言えるかもしれません。

1g単位で検討する必要まではないかもしれませんが、同程度の大きさでも100gほど違う製品もあります。購入する際は、重さもチェックすることをおすすめします。

ベスト型はフィットして揺れないが通気性に注意

ランニング用バックパック
GibsonPictures//Getty Images

ランニング用のバックパックには、一般的なリュックのかたちをしたタイプと、ベストのように着るように装着するタイプがあります。

ベスト型のメリットは身体にフィットし、揺れづらいことです。身体の前側にもポケットがあるため、荷物をバランスよく収納することもできます。その一方、身体にフィットする面積が大きいため、やや蒸れやすくなります。

ボトルを入れるポケットなどの収納があると便利

水分の入ったボトルを持ち運ぶなら、専用ポケットが付いている製品が便利です。ベスト型の場合、ドリンクポケットが身体の前側に付いている製品があり、走りながらの水分補給がしやすくなっています。

また、自宅などの鍵やスマートフォン、補給食などが収まるポケットが豊富にあれば、走っているときに荷物が揺れづらくなり、より快適となるでしょう。

ランニング用バックパックのおすすめ10選


サロモン(SALOMON) ACTIVE SKIN 4

ACTIVE SKIN 4
¥10,890
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内容量4L以下と非常にコンパクトな、ベスト型のランニングバックパックです。背中側には財布とスマートフォン程度しか収納できない大きさですが、前側にボトル用ポケットが付いています。

サイズはXSからXLまでの5サイズ展開。カラーも8色用意されています。ほとんどの部分がメッシュになっているため、蒸れも少なく快適に使えるはずです。

  • サイズ:―
  • 容量:4L以下
  • 重さ:―

THE NORTH FACE(ザノースフェイス) マーティンウィングLT

マーティンウィングLT

リュック型で、6Lサイズのコンパクトなランニング用バックパックです。重さは145gしかなく、身体にぴったりフィットさせれば背負っていることを忘れてしまうほど。

ショルダーストラップ部分は大部分がメッシュになっていて、蒸れないように工夫されています。長さ調整もできるので、体格の異なるパートナーと共用しやすいのもよいところです。

  • サイズ:高さ40 × 幅18 × 奥行5cm
  • 容量:6L
  • 重さ:145g

THE NORTH FACE(ザノースフェイス) TR 6

TR 6

6L、7L、8Lと三つのサイズが用意された、ベスト型のランニング用バックパックです。未舗装路を走るトレイルランでの使用を視野に入れ、通気性よりも揺れないことを重視しています。

本格的に「着る」感覚で着用するタイプとなります。チェストストラップが3箇所に用意されており、サイズの微調整はもちろん可能。前側にはボトルポケットがあり、走りながらの水分補給にも便利です。

  • サイズ:S/丈40 × 幅36 × 裾幅30cm、M/丈42 × 幅40.5 × 裾幅33.5cm、L/丈44 × 幅44 × 裾幅37cm
  • 容量:S/6L、M/7L、L/8L
  • 重さ:S/約290g、M/約310g、L/約330g

PUMA(プーマ) シーズンズトレイル ランニングバックパック

シーズンズトレイル ランニングバックパック

トレラン(トレイルラン)を視野に入れ、揺れにくい構造になっているランニングバックパックです。身体にリュックをしっかり固定する極太のショルダーストラップには、ボトルポケットも備えています。

さらに胴体部分に固定するチェストベルトも備え、前後方向の揺れを軽減。普段着にも似合うデザインなので、容量の小ささが問題なければ通勤ランにも使えそうです。

  • サイズ:―
  • 容量:6L
  • 重さ:370g

deuter(ドイター) アセンダー 7

アセンダー 7

高品質なバックパックが人気の、ドイツのバックパックメーカー「ドイター」の製品です。内部にはポケットが多数用意されているので、荷物の整理がしやすく、荷物が暴れることも防げます。

ショルダーストラップには、ボトルポケットに加え、スマホが収納できる大型ポケットも用意。その分、メインの内部コンパートメントに着替えやタオルを入れられるので、7Lというサイズ以上に広いシーンで活躍しそうです。

  • サイズ:高さ44 × 幅23 × 奥行12cm
  • 容量:7L以下
  • 重さ:315g

asics(アシックス) ランニングバックパック 8L

ランニングバックパック 8L
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¥6,292

薄く、天地方向に長い、身体に張り付くようなデザインが特徴的なランニングバックパックです。リュック型ですが、ベスト型と見間違うほどショルダーストラップが太く、身体にしっかり固定できます。

背中にあたる部分やショルダーストラップ部分にはメッシュ素材を大胆に使い、蒸れづらく、サラッとした背負い心地を実現しています。身体の前側にはボトルと小物をしまえるポケットが付いているので便利に使えるでしょう。

  • サイズ:―
  • 容量:8L
  • 重さ:―

SALOMON(サロモン) TRAILBLAZER 10

TRAILBLAZER 10

着替えやタオルも収納できる、10Lサイズのランニングバックパック。シンプルな構造で、そのかわりにリーズナブルな価格を実現していることが特徴です。

ボトルポケットなどはなく、また、メッシュ素材も採用されていません。そのため、夏場の使用にはあまり向きませんが、パソコン用スリーブが備わっており、デザイン的にもスポーティーすぎないことから、通勤ラン用として重宝するでしょう。

  • サイズ:高さ47 × 幅22 × 奥行16cm
  • 容量:10L以下
  • 重さ:334g

THE NORTH FACE(ザノースフェイス) One Mile 12

One Mile 12

ノースフェイスのロゴも含めてブラック一色でまとめた、精悍(せいかん)な雰囲気のランニングバックパックです。容量は12Lあるため、身の回りのものに加えて着替えや仕事道具も収納できます。

13インチまでのPCを収納できる取り外し式のスリーブが備わっているので、「走れるデイパック」のコンセプト通り、幅広い用途に活躍するでしょう。

  • サイズ:高さ39 × 幅24 × 奥行11.5cm
  • 容量:12L
  • 重さ:約310g

THE NORTH FACE(ザノースフェイス) Ibis 16

Ibis 16

リーズナブルながら、トレイルランにも対応できるバックパックです。1.5Lのリザーバー(走りながら給水できるシステム)が収まるポケットを内部に備えます。

もちろん、普段のトレーニングランや通勤ランにも使えます。17Lと大ぶりですが、胴体に固定できるチェストベルトも備えているため、幅広い体型で揺れを最小限に押さえた快適な背負心地を体感できるはずです。

  • サイズ:高さ45 × 幅24 × 奥行10.5cm
  • 容量:17L
  • 重さ:約410g

SALOMON(サロモン) TRAILBLAZER 20

TRAILBLAZER 20
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¥8,586

今回紹介する中で、最も大きい20Lサイズのバックパックです。1万円を切るリーズナブルな価格ながら比較的軽量につくられており、胴体に固定できるチェストベルトも備えています。

つくりはごくシンプルで、通気性に関してもそこまで配慮されていないため、本格的なランニングよりは通勤ランやタウンユースでの使用がメインになるかもしれません。パソコン用スリーブも付いているので、荷物もたっぷり収納できるでしょう。

  • サイズ:高さ48 × 幅24 × 奥行18cm
  • 容量:20L
  • 重さ:約414g

ランニングバックパックは、形状と容量で使い勝手が変わります。ここで説明した選び方と照らし合わせて、自分がどのようなシーンで使うのかをはっきりさせてから購入することをおすすめします。

ここで紹介したランニングバックパックは、評判のよい製品ばかりですから、気に入ったものがあればぜひ購入して、通勤ランや毎日のランニング、大会などに役立ててください。