2020年4月7日(火)、安倍総理大臣は政府の対策本部で東京など7都府県を対象に、新型コロナウイルス感染拡大を抑制するため、法律に基づく「緊急事態宣言」を行いました。この宣言の効力はゴールデンウイーク明けの同年5月6日(水)までで、東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・福岡の都県が対象となっています。

感染症対策による在宅勤務…
運動不足による体調悪化も心配

 「緊急事態を宣言しても海外で見られるような『都市封鎖』を行うものではなく、公共交通機関など必要な経済社会サービスは可能なかぎり維持しながら、『密閉』、『密集』、『密接』の3つの密を防ぐことなどで、感染拡大を防止していく対応に変わりはない」と強調していたように、最も注意すべきことは「3密」の回避…。

 よって、多くの人が集まるところや風通しの悪い場所などは感染リスクが高いと考えられているため、社会全体でさまざまな取り組みが行われています。そこで多くの職場では、出勤せずに働く「テレワーク」「リモートワーク」に切り替える企業も多いことでしょう。

Man using smartphone in home office
FG Trade//Getty Images

 そんな中、心配されることがあります。それは…日常的な活動量が減ることによる運動不足。運動習慣がないという人でも普段働いていれば、毎日の通勤や職場からの外出などによって、ある程度の活動量は確保できていたはず。しかし、これらの最低限の活動量がなくなること、さらには公共施設の一時閉鎖などによって、ジムなどで週に1度設定していたせっかくの運動機会すらなくなった方も少なくないでしょう。

体力低下だけではありません。
運動不足は免疫力や心の状態にも悪影響

 外出の自粛によって活動範囲は狭くなり、運動量は確実に減ります。それにともなって体調のほうはいかがですか? 健康であることは認識しながらも、買い物の際に自宅内やマンションやアパートなどに設置されている階段の上り下りでふと、体力低下の兆しを感じたりはしていませんか?

 そればかりではありません。これは気づきにくいことでもありますが、運動不足によって実は体を守るための免疫力低下なども懸念すべき事項となります。さらに「いつまでこの状況が続くのか」という目処がはっきりとしない今状況下、気持ちの面でも不安は募るものではないでしょうか!?

 テレワークや集まりの自粛により自宅で過ごす時間が増えると、人と会話することも極端に減っている方も多いはず。さらに連日にわたって、さまざまな不安要素を含んだ報道を見聞きしていううちに、気持ちはネガティブな方向へとシフトしている方も少なくないかもしれません。

Worker doing effective stretching exercises during the working day
fizkes//Getty Images

 そこで改めて、適度な運動の重要性を再確認すべきでしょう。「緊急事態宣言」の中でも、感染対策を意識しながらの適度な運動が推奨されているのは、このためと言えるのです。

 運動は体力を高めるだけでなく、心身のリフレッシュ効果も期待できます。普段の生活と異なる非常時でも、なるべく気持ちをポジティブにシフトさせるためにも、適度に体を動かすことが大切となるわけです。

 PC作業などで長時間同じ姿勢で過ごすことが多い方は、1時間に5~10分程度の休憩を適宜取るようにすると良いでしょう。その際、短時間でできる運動を取り入れるのがおすすめとなります。肩周りや背中周辺部のストレッチを始め、最近はエクササイズと休憩をミックスして短時間で行うHIITというトレーニング方法もあります。

 このHIITと瞑想を組み合わせたエクササイズ方法を、「たった3分間!瞑想を取り入れるとトレーニングの効果がコレだけ変わる」で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。また、ラジオ体操でもいいかもしれません。第一・第二を併せれば、6分半となりますので、「これならで自分もできるかも…」というものをぜひ探してみてください。

運動不足解消とともにダイエットでさらなる健康体型へ

 そこで「エスクァイア」日本版としておすすめしたいのが、この期間を利用してダイエットも目指すというものになります。そこで、ヘルスケアアプリ「Noom(ヌーム)」を利用してみてはいかがでしょうか…そんな提案です。

 このアプリは、具体的なエクササイズの解説アプリではありません。ですが、臨床心理に基づき、習慣を形づくる要因となる考えや環境を把握し、良い習慣へとシフトすることで、あなたの一生の健康づくりを応援してくれる画期的なダイエットのためのデジタルコーチと言えるでしょう。

 2016年11月に発表された学会誌『Nature(ネイチャー)』の公式サイトによれば、この「Noom(ヌーム)」のアプリを利用した78%の実施者は、リバウンドなしでダイエットに成功したと述べられています。また、8260名の実施者が元の体重から10%以上の減量をかなえた後、 その習慣化に成功しているとのこと。

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

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 そんな実績からか、今日本でも利用者急増中です。運動不足が懸念される外出自粛期間をポジティブに活用して、ダイエットも兼ねてあなたの生活全体をステージアップさせてみてはいかがでしょうか?

ヌーム」その内容とは?

チェックすべきは2つ

 簡単に言うならば、健康管理に必要不可欠となるコーチたち…トレーナー・栄養士・保健指導員などがアプリ内に集約されたものがこの「ヌーム」です。

 初期設定で現在の体重、目標の体重、そして、当人のダイエットに対する意識などの質問を記入することで、16週間のダイエット計画を立てくれます。そしてその16週の間、目標達成のためのミッションや適切な食べ物が毎日表示され、その通りに行動したことをアプリ内に入力していくことによって減量を実現させる…という流れ。

 しかし、これだけでは他のアプリとは大差ありません。ですが、ダイエットアプリ「ヌーム」の人気は上昇の一途をたどっています。それには、予想を超えた魅力が隠されているからに違いありません。では、ここまで話題となる理由を紐解いてみましょう。

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 それは、2つあると推測できます。

 まず1つ目は、ただ単に目標達成の食事・行動プランを提示するのではなく、“モチベーションアップもしくは維持”に努めているから。アプリに記入すべき内容は、利用者本人が減量をしていくにつれて変化していく行動やモチベーションに焦点を当てているのです。

 これは物理的に体重を減らすということだけでなく、心理的な側面からの生活習慣改善を念頭においたアプローチが施されることにより、心身共にヘルシーになることを目指しているからに違いありません。その場しのぎに、激しい運動を無理強いすることで単に体重を減らそうというものではないのです。

 具体的には、アプリが提示する質問の回答やミッションに即した行動を取ったか否かの質問に答えることよって、利用者本人のモチベーションが評価される仕組みになっています。さらに、「ヌーム」内で同じ目標を持つ他の利用者とグループチャットでつながることも大切と考え、頻繁に同じ意思を確認し合うことでモチベーションが意地できるよう取り計られているのです。

 つまり、こうした減量成功後にありがちな、リバウンドやライフスタイルの逆戻り現象を抑制することまで念頭に置いた、心理学的アプローチを第一にアプリのシステムは構築されているわけです。

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 そして2つ目は…。毎日与えられるミッションが、いわゆるテンプレで決まった普遍的なものというわけではなく、アプリ使用者本人がその日にとった行動や食事のフィードバックとその結果に基づく次のミッションを、AIがしっかりと分析・提示するところです。ただし、前述した心理的なサポートに関しては、実際の人間が行っています。これも大きな魅力のひとつとして、加えてもいいでしょう。

 例えば、アプリが提示したミッションをその本人が行わなかった場合には、瞬時にプロの知識を集約した膨大なデータから数学的かつ合理的に、目標値への軌道修正を行ってくれます。やるべきことがすぐわかるのです。もちろん、アプリ使用者がアプリ内に嘘の記載した場合は、この限りではありませんが…。

 こうした心理的数学的側面からのアプローチは現在、ダイエットシーンにおいては当たり前のように行われてきています。ですが、そのサポートを受けるためには、実際、ジムやフィットネスクラブで信頼できる指導者のもとまで赴くほかありませんでした。しかし、それが片手…しかも手のひらの中で行える時代になったわけです。

 しかも、プロとAIによる理想的なサポート付き…。テクノロジーが明確に進化した現代において「ヌーム」はその謳いどおり、我々が“最後に行く着くダイエットプログラム”と言っても過言ではないでしょう。

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 セレブたちなら、いくらでもモチベーションアップの方法はあるでしょう。体重を落としたいと思ったら、これまでの名声と幸運そして財産とともに、(ある種同様とも言えますが…)携帯電話を駆使して、パーソナルトレーナーと栄養士を自らのもとへ呼べばいいだけです。 しかしながら、われわれ一般人にとってのダイエットおよび健康維持のためのエクササイズとなると、それほど簡単なものではありませんね。

 そんな自身が置かれた不利状況をここで跳ね返すためにも、ここでアプリによるフィットネス&ダイエットプログラム「ヌーム」を実践してみるべきと思うのです。

 NYUメディカルセンターとレノックスヒル病院の医師であるスー・デコティス博士は、この「ヌーム」に関してウェブサイト「Womens Health」の中でこう評価しています。

 「アプリと聞くと、多くの方が退屈だと予想してしまうかもしれません。ですがこの『ヌーム』には、持続的な体重減少の鍵となる可能性が大いに隠されています。特に、このアプリに含まれる教育要素…例えば、カロリーの削減や炭水化物の摂取量の理想的目安から基礎代謝量を増やす方法の提示など、持続可能な方法で体重を減らしたい方には本当に役立つ重要な情報ばかりです」とのこと。 また、「同プログラムを実施している他の利用者たちから、支援の声やフィードバックも得られる機能は優れものです」とも語っています。

  いかがでしょう? これは試してみる価値は大いにあるアプリではないでしょうか?

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