日本でも2017年10月27日(金)に発売された、Nintendo Switch版スーパーマリオの「スーパーマリオ オデッセイ」。世界中で人気を博しているシリーズのゲームですが、登場する3Dマリオの裸体がいま、大きな話題になっています。これにアメリカの政治家までもが話題に…。

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Via Nintendo(Youtube)


Ted Cruz 


 2017年は9月14日に発表された、世界中のゲーマーたちが注目の「スーパーマリオ オデッセイ」。ここで上半身裸のマリオの乳首に対して、多くのユーザーがSNSで反応したことが話題になっています。が、このトレンドに便乗して(!?)、アメリカの連邦上院議員にも注目が集まっていたのでした…。

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スーパーマリオ オデッセイ [Nintendo Direct 2017.9.14]
スーパーマリオ オデッセイ [Nintendo Direct 2017.9.14] thumnail
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 話題の中心は、現在テキサス州選出の連邦上院議員、テッド・クルーズ氏(Ted Cruz)。

 クルーズ氏と言えば、2016年アメリカ大統領選の共和党候補指名争いで、ドナルド・トランプ氏と「鼻たれの臆病者」「ケネディ大統領の暗殺に関与した家族がいる」など…と罵倒し合い、互いの家族をも中傷しながらの不毛な戦いを続けた人物として有名です。

 しかし、あれほど罵倒し合っていたにも関わらず、アメリカ大統領選の共和党候補としてトランプ氏の支持に回るなど、手の平を返すスピードも速かった政治家としても有名です。

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 クルーズ氏の“いいね!”に対して、「ちょっと…テッド」「テッドの“いいね!”の行動に対しては、あまり驚かないね。だって他の人は、もっと刺激的なマリオの裸写真を投稿しているからね」と意見はさまざま…。

 
 ただアメリカでは、政治家がアニメーションやゲームなどサブカルチャーについてSNS反応したり言及する際は、話題になる傾向があるのかもしれません。

 過去には、ニューハンプシャー州議会の下院議員であるニコラス・ルヴァッサー氏がSNSと通して、「アニメは2回の核攻撃では不十分だった最たる証拠だ(anime is a prime example of why two nukes wasn't enough.....)」とコメントし、公式に謝罪するにまで至ったことがあります。

 行動や発言を生業(なりわい)とする政治家たちは、SNS投稿をどのように考えているのでしょうか? 間違いなく細心の注意が必要なプラットフォームであることは、周知のとおり理解しているはず…。とりあえず「本音なんだから投稿しちまえ…」とか、「意味は取りようだから…」と軽率にPOSTするようであるのなら、そもそも政治家として向かないのではないか…と思う、今日この頃(実はかなり前から…)でした。

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Edit / Hikaru SATO