イギリスの自動車メーカーであるランドローバー(LAND ROVER)は、映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に登場するランドローバー「Defender(ディフェンダー)」の舞台裏映像を含む撮影スタントシーンを公開しました。

 その中には沼や川を駆け抜け、ときには宙を舞うリハーサルシーンも含まれる壮大なシーン。この新作映画の中で「ディフェンダー」が期待される走破能力を、余すところなく伝えています。

 今回公開された特別映像は、スタントコーディネーターのリー・モリソン氏と、オスカー受賞経験のある特殊効果&アクションカー担当スーパーバイザーのクリス・コーボールド氏の主導によって制作されました。そこでモリソン氏は次のように話しています。

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 「私たちが想像していた以上に、『ディフェンダー』はすごいクルマでした。観客を魅了させようとしている私たち自身が、かなり興奮させられたのです。この特別なクルマで過酷な環境と真っ向から対峙し、一切の妥協なく挑戦し続けてきました。そこで誕生したのが、このカーチェイスシーンです。ぜひファンの皆さんに観てもらうことで、映画への期待をより膨らませてもらいたいものです」とのこと。

 ランドローバー「ディフェンダー」の車両ラインディレクターを務めるニック・コリンズ氏は、次のように述べています。

 「新型ディフェンダーのために、私たちは過去最高とも呼べる過酷なテストの新基準を設定したのです。橋を飛び越えるなどのさまざまなテストを実施し、クルマの耐久性などを測定してきました。それによって、この映画のスタントチームが求めるクオリティーを自信を持って提供できたと信じています。ロールケイジを設置した以外は、クルマのボディーに特別な変更は加えていませんので…」とコリンズ氏。

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
NO TIME TO DIE Land Rover New Defender
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 実際に「ディフェンダー」に乗り込み、大地を駆け抜けたのはジェシカ・ホーキンス氏です。彼女はフォーミュラ3Wに参戦したことをきっかけに、モリソン氏にその才能を見出されたドライバーであり、これが彼女にとって初の映画出演となります。

 そんな彼女は次のようにコメントを残しています。「映画『007』シリーズのスタントドライバーになるほど、爽快なことはありません。新型『ディフェンダー』を操り、この素晴らしい映画の一部になれることは栄誉以外のなにものでもありません」と満面の笑みで応えていました。

 2020年4月10日に公開となる新作映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』では、新型「ディフェンダー」のダイナミックなカースタントにも注目してみましょう。

Source / Esquire ME
Translate / Esquire JP
※この翻訳は抄訳です。