英国王室で続く50の厳格なルール

女王が立つときには、王室のメンバー全員がこれに続くという宮廷の慣習がある。

ロイヤルファミリーでの食事の際、女王が食べ終えた後はすべてのメンバーが食事をやめなければならない。

女王に挨拶をするとき、ロイヤルファミリーの男性は頭だけのお辞儀、女性は片膝を曲げて腰を低くするお辞儀をする。

ロイヤルファミリーのメンバーは結婚すると新しい名前を得る。

ロイヤルファミリーは公の場では手をつなぐのも控えなければならない。

王室の結婚についての法令（1772年制定の王室婚姻法）によれば、王室メンバーはプロポーズの前に女王の承認を得る必要がある。

王室の花嫁が持つブーケには、ギンバイカの小枝を入れなければならない。

王室のウェディングパーティーは、多くの子どもたちが出席者に含まれるのが一般的だ。

現在の王室メンバーはどんな宗教の人とでも結婚できる。

ロイヤルファミリーは選挙での投票や公の場で政治を語ることを禁じられている。

ロイヤルファミリーは投票もできないが、あらゆる政治的官職につくことも禁じられている。

これが最も奇妙なルールの1つ。ロイヤルファミリーはボードゲームの「モノポリー」で遊んではいけない（破られるための「ルール」とも想像できるが）。

晩餐会では、「女王が自分の右側に座っている人にまず話しかける」「食事の2品目が出てくるときには、女王が今度は自分の左側に座っている人に話しかける」というような定型がある。

ロイヤルファミリーが海外旅行をするときには、他のファミリーの急死などの場合に備えて、黒の礼服を荷物に入れておく必要がある。

ジョージ王子（ウィリアム王子とキャサリン妃の長男）が12歳になったら、父ウィリアム王子とは別々の飛行機で旅行に出ることになる。

まかり間違ってもセルフィースティックでロイヤルファミリーと一緒に写真を撮ろうなんてことは考えないように。

貝類は食中毒の危険性が他の食べ物より高いため、ロイヤルファミリーは食べることを禁じられている。

ロイヤルファミリーは王室以外の一般人に触れられてはならないというルールも噂されている。レブロン・ジェームズに腕を肩に回され、ぎこちないリアクションをするキャサリン妃のこの写真が何よりの証拠だ。

エドワード三世は12世紀、ロイヤルファミリーが毛皮を着ることを禁止した。しかし、このルールは繰り返し破られてもいる。

あらゆる王室行事での席順は、序列によって決まっている。ただし、行事を計画する際には、年齢や話す言語、興味関心などが座席決めの考慮に入れられる。