『ダイ・ハード』のプロデューサーらが同シリーズの新作実現に向けた動きを進めているとの発表があったのは、2年近く前(2015年)のことですが、この新作にブルース・ウィリスが出演することが正式に決まったことをレン・ワイズマン監督が認めたのです。

ワイズマン監督が手がけるこの新作は、ふたつの物語が平行して進むものになる予定。ひとつはブルース・ウィリスが演じる主人公ジョン・マクレーンの現在の話で、もうひとつはマクレーンがニューヨークで警官をしていた若い頃の話。なお後者の役柄は若い俳優が演じることになるといいます。

「若い頃のマクレーン役を誰に演じさせるかが非常に重要。この役をきちんと演じるのはとてもたいへんなはずだ」とワイズマン監督は「Deadline」にコメントしています。

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Twentieth Century Fox

出演者の選考作業はすでに進んでいますが、若い頃のマクレーン役を誰が演じるかはまだ決まっていないのです。ちなみに、ワイズマン監督は2007年公開の『ダイ・ハード4.0』でメガホンをとった監督です。

ブルース・ウィリスが最後にマクレーン役を演じたのは2013年公開の『ダイ・ハード/ラスト・デイ』で、この作品では息子役のジェイ・コートニーとともにロシアの犯罪集団に潜入するミッションを遂行していました。

『ダイ・ハード/ラスト・デイ』は批評家たちには酷評されましが、それでもホームビデオのリリースされるまでに全世界で3億ドルを超える興行収入を記録していました。

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周知の通り、ウィリスがしんらつな軽口をたたくジョン・マクレーン役を初めて演じたのは1988年に公開された『ダイ・ハード』で、いまやアクションもののクラシック作品となったあの映画の原作はロデリック・ソープが書いた小説“Nothing Lasts Forever”です。

またウィリスは、現在M・ナイト・シャマラン監督の次回作『Glass』(原題)の撮影にも参加しています。この映画は、2000年に公開された同監督作品『アンブレイカブル』の続編にあたるもので、そのなかでウィリスはサミュエル・L・ジャクソンと再びコンビを組み、『スプリット』にケヴィン役で登場するジェームズ・マカヴォイと対決することになるといいます。

Source / ESQUIRE UK
Translation / Hayashi Sakawa
※この翻訳は抄訳です。