「スマートデバイスでお見舞いするぞ!豚野郎」なんてセリフはありませんが、Googleアシスタントがマコーレー・カルキンと組んで、上映から28年が経つ『ホーム・アローン』の印象的なシーンの数々を新たに作り直しました。
38歳になったカルキンですから、ヒゲを剃ったり、ピザを注文するシーンはより自然にはなっています。が、泥棒たちを追い返すおなじみのシーンについては、Googleアシスタントが「ハンズフリー」で実現してくれているようです。
観てお分かりのように、当時から多くは変わっていません。
このCMの中でカルキン演じるケビンは、映画の中と同じルーティーンをこなしています。ベッドでジャンプし、シャワータイムを楽しみ、ディナーの前には「オペレーション・ケビン」の準備も怠りません。家の外観から壁紙まで、あらゆるものが本当に当時のままに再現されているのです。
当時と違う点といえば、ケビンのあらゆる作業をグーグルがサポートしているというところ…。
彼はGoogleアシスタントを使ってドアをロックしたり、ロボット掃除機を起動したりできるわけです。こういったこと自体は大いに結構ですが、やはり10歳の子どもが手作りのトラップで泥棒の侵入を防ぐという元の話のほうが、どこかリアリティを感じずにはいられません。
階段上からペンキ缶を発射し、泥棒コンビのハリーとマーブを追い出す自動システムまでつくってくれれば、いくらでも払うのですが...。
いずれにしても、カルキンの活動再開を確認できたことは嬉しいものです。
ちなみに、『ホーム・アローン』のパロディ映画『Stoned Alone(原題)』の製作が計画されていることもお忘れなく! プロデューサーのライアン・レイノルズさん、この映画は現在、どうなっているのでしょうかね?
クリスマス映画の名作といっても過言ではない『ホーム・アローン』を、必ずやまた観たくなるこのCM。まずは、チェックしてみてください。
Source / Esquire US
Translation / Hayashi Sakawa
※この翻訳は抄訳です。