ケビンが仕掛けたトラップは、やはりとても危険であった!

子供が大好きな人気映画『ホーム・アローン』は、クリスマスの心地よさや無鉄砲ないたずらのおかしさ、家族の大切さなどを思い出させてくれる映画です。ですが、医学の学位をもった人が見た場合、この映画には後遺症の残るような怪我や残酷な死のリスクがあふれているといいます。

今回紹介するのは、YouTubeチャンネル「Distractify YT」のある動画です。これを見る限り医師からすると、映画『ホーム・アローン』を純粋に楽しむことはできないようです。

同チャンネルの動画「Doctors Diagnose the Injuries in Home Alone(医者たちが診断するホーム・アローンの怪我)」では、医者や看護師たちがこの映画のなかの数々のいたずらやトラップの危険性に、専門家として言及しています。

これが映画でなければ、「マーヴとハリーという二人の強盗は、死んでいた可能性もある」とする意見を述べています。

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
Doctors Diagnose The Injuries In Home Alone
Doctors Diagnose The Injuries In Home Alone thumnail
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まずは、ケビンがエアガンでハリーの股間を射撃したシーン。これは定番のいたずらかもしれません。ただし、ハリーの深刻な顔を見る限り、これは性器の重大な外傷や生殖能力に影響する睾丸破裂の可能性さえあるとも考えられるとのこと。

次に、マーヴが階段を転げ落ちるシーン。医者たちは「実際にこのような形で階段を落ちたら、立ち上がることはできないでしょう」と解説していますが、肋骨を骨折し、腎臓を損傷していた可能性もあったと言います。

今度は、裏口に回ってドアを開けたハリーの頭をガスバーナーの炎が襲うシーン。医者たちによれば、これは第2度熱傷または第3熱傷の症状を引き起こし、水ぶくれや皮膚の複数の層の剥離をもたらすぐれいのレベルとのこと。最悪の場合、頭蓋骨の一部が露出する可能性もあったと言います。

その後、二人の強盗がケビンの家に入ることに成功すると、マーヴは紐の付いたペンキ缶を顔面にぶつけられます。これは間違いなく、顔の大怪我や骨折をもたらすほどの一撃です。また、脳内出血を引き起こし、死に至る可能性さえ…。加えて、彼の歯はそこら中に飛び散ったことでしょう。

これからの季節にぴったりな映画「ホーム・アローン」ですが、決して真似をするのはやめましょう。当たり前ですが。

Source / ESQUIRE UK
Translation / Wataru Nakamura
※この翻訳は抄訳です。