クラッチはもちろん、
ユニークなピストル型も!!

Bag, Teal, Shoulder bag, Strap, Leather, Baggage, pinterest

A4サイズが入るものや少し小ぶりなものなど、クラッチのサイズはかなり豊富。実用面はやや低いですが、小物入れとして大活躍しそうなピストル形ポーチがほかにはないデザイン。これ以外にも財布や名刺ケースなどの小物類が豊富にラインナップ。上からクラッチバッグ小5万1000円、ピストルモチーフ3万8000円、クラッチバッグ大各6万4000円〈すべてフォレ・ル・パージュ/阪急うめだ本店 2階『インターナショナルバッグギャラリーズ』〉     ●お問い合わせ先/ 阪急うめだ本店 2階 『インターナショナルバッグギャラリーズ』TEL 06・6361・1381http://www.hankyu-dept.co.jp/

フォレ・ル・パージュの「バッグ」

 今季の秋冬のトレンドカラーといえば紺や黒などの濃色カラー。基本シンプルな着こなしが好きな私にとっては、待ってましたのシーズン。しかし、ちょっと地味すぎやしないかと…。 

 長身で雰囲気のあるミラネーゼならまだしも、私は中肉中背の日本人。それゆえ、シックすぎるとただの地味男に。となると冬小物で個性をプラスするくらいがちょうどいい。ただ、ド派手な色小物やブランドロゴで主張するのも直球すぎてなんだか…。そんな面倒なこだわりの私がとりこになったのが、今回ご紹介する革小物なんです。 

 日本初上陸のフォレ・ル・パージュは、1717年創業で、ルイ15世時代にはじまり、ルイ16世の猟銃やナポレオンのサーベルなど、元来フランス王室貴族御用達の鉄砲工だったのです。そしておよそ300年の時を経て、2年前にリブランディングされたのです。

 創業当時を連想させる甲冑にも使われるエカイユ(うろこ型)をモチーフとしたデザインは、ウンチク好きに刺さるのはもちろん、女子受けも抜群。色も秋冬のコートに相性抜群です。私の冬スタイルを格上げする武器はこれにきまりですね。文/西川昌宏(編集部)

 
 均等に配置されたウロコモチーフ

Pattern, White, Line, Art, Black, Colorfulness, Visual arts, Design, Circle, Black-and-white, pinterest

武器などに使われるウロコモチーフは、コットンキャンバス素材にシルクスクリーンプリント、ワックス加工、グレイン加工(表面をざらっとした質感に加工)と全7工程を駆使した職人技によって実現しています。 

Feather, Silver, Zipper, pinterest

ジップ付きのポケットも装備され、細かい荷物もきちんと整理できるようになっています。

Photograph/Yoshiaki Toda, Shuhei Tsujigo(Pile Driver)  
Styling/Masahiro Tochigi