私たちは皆、自分をかカッコよくみせたいもの(ですよね?)。私たちはきちんとした身なりに見せるために、特に洋服を重視する傾向にあるかもしれません。ですが、髪の毛を疎かにしてはなりません。
ヘアスタイルは、あなたの心の鏡である顔の回りを覆う額縁のそうな存在です。つまりは、その人の印象を決定づける重要な要素の一つと言えるのですから…。
ここでは、髪の毛について男性がついついやってしまいがちな間違いをご紹介しましょう。まずはこれら6つの教えを守って、少しずつ自分のヘアスタイルを見つめ直してみることをおすすめします。
男性のヘアスタイルに関して、やってはならない6つのこと
1:(必要以上に)ロングヘア
個性的に見えますし、従事している職業が許すのであれば、髪を長く伸ばすことも「ナイスアイデア!」のように思えるかもしれません。ですが、どうか1つ忘れないようにお願いします。それは、「長い髪はお手入れにかなりの時間がかかる」ということです。
ひと昔前のロックシンガーのような長髪は、日ごろから多くのお手入れが必要なだけでなく、おそらく、あなたが考えている以上に、頻繁に散髪する必要があるでしょう。
そしてもう1点、気に留めておくべき事柄があります。それはあなたの年齢です。年齢を重ねるにつれて髪は薄くなり、自身の育毛機能も少しずつ衰えてくるものです。そんな年齢の方は、考え直してみるほうがいいでしょう。
2:整髪料の使い過ぎ
整髪料を必要以上に使うことで、必要以上に光沢感が出ている男性を見かけたことはありませんか?(クラシカルなバーバースタイルとも言える、ウエットな質感で髪を撫でつけるスタイリングをしている人はここでは範囲外となります…)。
髪型にもよりますが、例えばヘアワックス。髪につけるのは、髪の中間から毛先で十分です。根元にまでつけてしまうと、髪がスタイリングしづらくなるばかりか、ヘアスタイル全体のフォルムもくずれやすくなります。そして、頭皮の呼吸にも影響が…。これはのちのち後悔することにもなりかねないので、ぜひご注意ください。
3:ドライヤーで髪を乾かさない
“ドライヤーが必要なのは、髪の長い女性だけ”、などとお考えではないでしょうか? 男性も洗髪後は、ドライヤーをおすすめします。その理由は大きく分けて2点あります。
まずは、衛生面からの必要性が挙げられます。髪が半乾きのままでは雑菌が繁殖するばかりか、嫌な臭いの温床にもなり得ます。特に夏場など(暑さもあって、ドライヤーをかけるのは大変ではありますが…)、頭皮環境を清潔に保つためにも、ドライヤーをかける習慣をつけることをおすすめします。
もう1点は、スタイリングがしやすくなる点が挙げられます。ヘアスタイルのフォルムづくりは、ドライヤーによるブローの段階でつくるのが正解です。自分の髪の毛の流れやボリュームダウン・ボリュームアップしたい部分に合わせて、ブローをしていきましょう。この作業を無視して、整髪料をつける段階で髪型を整えようとしても、そのハードルは少し高くなってしまうことでしょう。
4:自分で髪を切ってしまう
髪が短い方は特に、自分で髪を切りたくなってしまうかもしれません。人にっては、自分に合った美容院や理容室探しは少し面倒かもしれませんし、お店に通う時間がないという方もいることでしょう。しかし髪は、自宅の庭にある芝生ではありません(いや、もちろん、芝刈りも専門の知識が必要ではあるのですが…)。
美容師や理容師の方々は、髪の重なりやお客の頭のカタチや顔のカタチ、髪質や毛量などを考えた上で、ヘアスタイルをつくっています。セルフカットをして、例えその日は良い感じに髪型が決まったとしても、髪が伸びるにつれて全体のフォルムが崩れてしまう可能性は極めて高いのです。つまり、自分で髪を切るのは避けるべきです。なにも、自分の髪の毛で度胸試しをすることはないと思いますので…。
5:カラーリング
おそらくほとんどの女性は、ブリーチされた髪や不自然に明るいヘアカラーをしているよりも、あなたならではの自然な髪色に魅力を感じることでしょう。ちなみに白髪染めについては、人それぞれの美学をもとに判断すればいいでしょう。
6:有名人の髪型の完全コピーを注文してしまう
デビッド・ベッカムのヘアスタイルは、いつ見ても完璧に似合っています。多くの男性は憧れさえ抱くかもしれません。しかし、だからと言って、髪を切りに行く際にベッカムや他の有名人の写真を持参し、それと全く同じ髪型を注文することは賛同し兼ねます。
顔のカタチ、頭のカタチ、髪質、髪の生えグセ…。皆それぞれ個性があります。大切なことは有名人の髪型を完全コピーするのではなく、美容師もしくは理容師とコミュニケーションを密に取り、なりたいイメージを共有することに他なりません。
有名人の写真は、あくまでも大まかなイメージを共有する程度に留めておくことが賢明と言えるでしょう。
おすすめのヘアプロダクツをご紹介
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がEsquire Digitalに還元されることがあります。
From Esquire NL
Translation / Esquire JP
※この翻訳は抄訳です。