日本を代表する食べ物として、全世界で注目を浴びている「寿司」と「刺身」。アメリカでは、トレンドの1つとして愛され続けていますが、やはり日本で食べる寿司とは少し異なっており、あらゆる巻物が存在しています。

 「エスクァイア」US編集部では、アメリカの寿司屋で提供しているわさびがもしかしたら、本物ではないかもしれないとの情報を調べています。

 カリフォルニアロールの“カニ・スティック”が実は、「カニかま」だということは誰でも知っていることでしょう(つまり、シーフード版のホットドックのようなものです)。

 けれど、このYouTubeビデオでは、寿司と一緒に私たちが食している緑の物体が、実は本物のわさびではないという真実を明かしています。そうです、人生とはウソで塗り固められているのです。

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
The Wasabi You Eat Probably Isn’t Wasabi
The Wasabi You Eat Probably Isn’t Wasabi thumnail
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 あなたが食べているわさびは、90%もの割合で、ただの西洋わさびに緑で着色したものだということが発覚しました。理由は何ですか?

 このビデオによると、わさびは栽培がとても難しい植物なのだと分かります。わさびの植物が育つのに長い期間が必要というだけでなく、栽培期間を通して、日照量とわき水の温度などを正確に保ち、正しく成育するように手をかけなければならないのです。

 わさびの栽培は、大きな労働力、単調な作業、長い時間を要する仕事なのです。高い需要と相まって、とても高価な食品でもあります。そこが、代用品がしばしば使われる理由なのです。「本物のわさびは、複雑な味をしています」とは、大王わさび農場の製産長、橋本氏は語っており、「ピリッとした辛さの後に、甘い後味が続きます」と、続けています。

 その味が“完全に同じ”ではないものの、本物のわさびも西洋わさびのペテン師も、寿司にたくさん付けすぎると涙が出るほど鼻にツーンとくるでしょう。そうです!ですから、同じようなものだと言ってしまいましょう。

Source / ESQUIRE US
Translation / Spring Hill, MEN'S +
※この翻訳は抄訳です。