1000人中2.9人…世の男性が離婚を決意した15の理由「妻の浮気をなんとも思わなかった」
妻といても話題がない、スマホを覗かれた、セックスレス…など、男性たちのリアルな声をお届けします。
「結婚生活が楽しいことばかりでない」ということは、言うまでもありません。どんなに幸せな夫婦でも、さまざまな困難に直面するものです…。
アメリカの国立統計センター(NCHS)の最近の調査によると、アメリカでは悲しいことに1000人中2.9人が離婚するという結果が出ているそうです。が、同調査で良かった点は、2008年から2016年の間に離婚率が18%減少したということです。
「別れたほうがお互いのためだ」と思って離婚した方たちの中でも、急にひらめいた人もいれば、ゆっくりと決断した人もいるなど、その実現方法は千差万別。ここで離婚した男性15人の事例をもとに、離婚を決意した際のさまざまな理由にフォーカスしてみました。
携帯電話を見られた
「妻が、私の携帯電話を盗み見しているのを目撃しました。彼女は以前にも同じことをし、長い間口論の原因にもなっていました。しばらくの間はやらなくなりましたが、また同じことが起きたので離婚を決意したのです。私は、彼女を裏切ったこともなければ、不信を抱かせるようなこともしたことがありません。自分を信じてくれない人とは、一生一緒にはいられません」—デービッド(33歳:ノースカロライナ州アッシュビル)
セックスレスになった
「私たちは半年間セックスレスの状態でしたが、最初のうちはお互いに仕事と子育てで忙しいからだと考えていました。そこで私は、結婚記念日の週末にスペシャルな計画を立てたのです。美味しいディナーを食べてからホテルに戻り、彼女を誘ってみたものの拒否されてしまったため、2人の関係は終わったのだと気がつきました」—スティーブ(45歳:シカゴ)
話題が見つからない
「金曜日は毎週、夫婦でディナーを食べに行っていました。しかしある晩、私たちはお互いに何も話すことがないと気づいたのです。それは、しばらくの間続きました。2人でなんとか乗り越えようとしましたが、もはやそこに感情はありませんでした。そして1年後に、離婚を決意しました」—ジム(46歳:シアトル)
妻の要求に腹が立った
「離婚したいと思った瞬間は、1度だけではありません。1年ぐらいの間に色々なことがありました。まず、妻に家周りのことで何か頼まれるたびに本当に腹が立っていました。彼女の要求は理にかなっていましたし、私にとんでもないことをしろと言っているわけではない…けれど、私がいら立たなかったのは、彼女が私に、『子どもたちと一緒に何かをしてくれ』という要求だったからです。
そんな中、私は次第に彼女と一緒のタイミングで寝ないようになりました。彼女が眠るまでテレビゲームをし、彼女が寝たのを見計らってから寝室に忍び込むといった具合です。こうした一連の感情が積み重なり、結婚生活にもはや幸せを見出せないという結論に達しました。ただ興味がなくなってしまっただけなので、妻に別れる理由を説明するのは難しかったし、明確に答えることもできなかったので、申し訳ない気持ちもいっぱいでした」—マイケル(40歳:シカゴ)
浮気をされた
「妻が浮気をしました。彼女がそれを私に伝えた瞬間に、もう乗り越えるのは無理だと思い、その場で離婚しようと伝えました。私の両親も結婚生活で不倫をしていたし、あの家に住むのは地獄でした…。もう二度と、あんな経験はしたくありません」—エリック(40歳:ポートランド)
妻の浮気をなんとも思わなかった
「休日に妻と一緒にパーティーへ出かけたとき、妻が他の男といちゃついているところを目撃しました。真剣な感じではなかったけれど、明らかに浮気ともとれる行為です。
ですが私は、それをなんとも思わなかったのです。それは私たち夫婦の将来にとっても、良い兆候ではないと思いましたので…」—サム(39歳:ニューヨーク)
妻が出張している間、会いたいと思わなかった
「妻が出張で家にいないことが多くなっても、彼女に会いたいとは思いませんでした。むしろ、出張でいなくなるのを楽しみにしている自分に気がつきました」—アレックス(40歳:フィラデルフィア)
妻から離婚を切り出された
「私たちがもう、愛し合っていないことはわかっていましたが、子どもがいるし、夫婦喧嘩もあまりしませんでした。ある意味、良いルームメイトのような関係です。でも、妻に離婚を切り出されたとき、私も離婚したいと思っていることに気づきました」—ポール(42歳:オースティン)
他の女性を好きになってしまった
「他の女性を好きになってしまいました。妻を裏切ってまで不倫をしたくなかったので、離婚したいと伝えたのです」—エヴァン(36歳:ニューヨーク)
子どもが欲しくないことに気づいた
「結婚して数年、あるいは結婚したらすぐに、妻は子どもがほしいと言っていました。そして、私もずっと子どもがほしいと思っていました。けれど、実際に子どもができたときには、私にその気はなくなってしまっていたのです。
一方、彼女にとって子どもたちはとても大きな存在だったので、私たちは離婚を決断しました。彼女は自分が望む人生をおくる権利がありますし、私もそうです…」—アンドリュー(35歳:ロサンゼルス)
他の人の離婚がうらやましかった
「同僚の女性が離婚すると聞いて、うらやましく思いました。彼女とはなんの関係もありませんでしたが、ただ彼女が結婚生活から抜け出すことに嫉妬してしまったわけです。そして自分も、離婚しようと決意しました」—ジョー(46歳:サンディエゴ)
人生の転換を応援してくれなかった
「私は20代と30代のほとんどの間、うつ病と闘っていました。40代で薬を飲み始め、良いセラピストに出会ったことで人生のあらゆる面が好転したのです。私はよりエネルギッシュになり、仕事が楽しくなり、運動を始めて体調も整えました。しかし妻は、私が変わってしまったことが寂しいと言い続けました。
それも1度きりの発言ではありません。どれほど気分が良くなったかを話そうとするたびに、彼女は文句を言いました。彼女は私が毎日ジムに行くのが嫌で、セラピストが言ったことをからかったり、私が飲んでいる薬に皮肉を言ったりもしました。この前向きな人生を歩み続けたいのなら、応援してくれるパートナーが必要だとわかりました」—フランク(44歳:アイダホ州ボイシ)
子供たちが巣立った後、夫婦で過ごす時間があまりにも寂しかった
「結婚して子どももいましたが、一番下の子が大学進学で家を出てからは、家の中がとても寂しくなりました。妻と私にはもう共通点がなくなり、別れたほうがいいと気づいたのです」—フィル(45歳:サンフランシスコ)
義理の両親のようになりたくなかった
「私たち夫婦は、妻の両親と一緒に住んでいました。元妻は母親に性格がとても似ていて、私は彼女の父親によく似ていたわけです。義理の両親の関係を見ていると、あまり幸せそうには見えなかったので、自分は将来こうなりたくないと思いました。喧嘩をしているわけではないのに、お互いに飽き飽きしているように見えたのです」クリス(38歳:ニュージャージー州メープルウッド)
Source / Prevention
Translation / Masayo Fukaya