人間誰もが相性の悪い相手とどこかのタイミングで出会うかと思われます。そんな中、人気ラッパーの50 セントは約20年間ケンカが続いているジャ・ルールに、せこい嫌がらせを行っていたのでした。

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50 Cent Says He Bought 200 Seats At A Ja Rule Concert Just To Leave Them Empty

 ラッパーの50セント(50 Cent)とジャ・ルール(Ja Rule)とのケンカは90年代後半から続いているもので、つまり、2人は現在ヒットチャート上位にランクインする若いラッパーたちは生まれる前からケンカを続けているということになります。
 
 そして50 セントは年季の入ったこのケンカを続けるべく、ある嫌がらせを実行することにしました。彼はジャ・ルールのライブで、一番良いシートを空席にしておくためにチケット200枚を買い占めたことを明らかにしました。これは極めてせこく、同時に極めてお金のかかる嫌がらせです。 
 

これはThird partyの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

 グルーポンでは、ジャ・ルールとアシャンティが共演するライブのチケットが1枚15ドル(約1695円)で売られていました。
 2002年にラジオを聴いていた人にとって、これは正真正銘のお買い得と言えます。そしてこれを見た50 セントは、ステージに近い列の座席200席分のチケットを購入し、座席を空席にしておくことが可能になったとする投稿をインスタグラムにあげていました。さらに50 セントは、自分の嫌がらせの様子をうまくイメージできない人のために、フォトショップで加工した画像も共有していました。 

これはThird partyの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

 200枚のチケットを1枚につき15ドル(約1695円)で買ったということは、50 セントは3000ドル(約33万9000円)もかけて、20年越しのケンカという火に油を注ぐようなまねをしたということになります。もっとも、ビタミンウォータービットコインで大儲けし、2017年には2200万ドル以上(約24億8600万円)払って、自己破産に関わる訴訟を示談に持ち込んでいました。 
 
 そんな50セントにとって、3000ドル(約33万9000円)など大金とは思っていないのかもしれませんね。

By Esquire Editor on October 29, 2018
Photos by Getty Images
ESQUIRE UK 原文(English)
TRANSLATION BY Hayashi Sakawa
※この翻訳は抄訳です。
編集者:山野井 俊