2018年10月26日に、71歳に迎えたヒラリー・クリントン氏を名言で振り返りましょう。
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キャリアウーマン出身、第42代合衆国大統領ビル・クリントンの妻で「最強のファーストレディ」と呼ばれ、グラミー賞も受賞し、国務長官も務めてきた彼女。
妻として母として、そして世界で最もパワフルな女性のひとりとして、彼女が叫んできた数ある言葉を集めてみました。
1995年、国連会議にて
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「人間の権利とは女性の権利であり、女性の権利とはすなわち人間の権利のことなのです」
併せて、最新のクリント氏もご覧ください。
2011年、エジプト訪問時のインタビューにて
「もしある国が、マイノリティの人たちの権利、女性を含めた人民の権利を認めないのなら、その国で安定や繁栄を得ることはできないわ」
2008年、米大統領選挙戦にて
「いつも目標を高く持ち、一生懸命働き、自分の信じるものを大切にしなさい。つまずいても、信念を貫きなさい。打ちのめされても、すぐに立ち上がり、『できっこない』『やめておけ』と言ってくる人の言葉など無視しなさい」
1997年、NGO団体ヴァイタル・ヴォイセズ(Vital Voices)のカンファレンスにて
「女性の声に耳を傾けない限り、そこに真の民主主義はありえません。自分で自分の人生の責任を負う機会が女性に与えられない限り、そこに真の民主主義はありえません。すべての国民が自国にいながら人生を全うできない限り、そこに真の民主主義はありえません」
自著『リビング・ヒストリー ヒラリー・ロダム・クリントン自伝』にて
「批判は真摯に受け止めて。でも、個人的に受け取ってはダメ。もしその批判が事実で受け止めるべき内容なら、そこから学びなさい。そうでないなら、放っておけばいいわ」
2017年、ガールズ・インク主催のイベントにて
「我々はあらゆる少女に対し、その子は価値があり、パワーがあり、どんなチャンスでも追いかけて夢を達成するに値するということを、教えていかなくてはなりません」
2015年、ナショナル・イミグラント・インテグレーション・カンファレンスにて
「バックグラウンド、出身国、言語、宗教、人種に関係なく、どんな人でも家庭を持つことができる国、それが我々の国アメリカです。アメリカは移民によって作られたのです」
2012年、『ELLE』誌にて
「女性とは、世界で最大の未開拓な才能の宝庫です」
1995年、国連会議にて
「もしも女性が健康で教育をきちんと受けていれば、その家庭は栄えるでしょう。もしも女性が暴力を振るわれていなければ、その家庭は栄えるでしょう。もしも女性が社会において、パートナーと同等に稼ぐことができれば、その家庭は栄えるでしょう。そして、家庭が栄えていれば、地域社会や国そのものも栄えるでしょう」
2011年、『ハーパーズ バザー』誌にて
「長く生きていると、人生で起こることの大半は自分のコントロール外にあるということがわかってくる。でも、それに対してどうレスポンスするかは、自分のコントロール内。そこを忘れないようにしているわ」
1995年、国連会議にて
「女性の生き方に決まりなどないということを、私たちは理解しなくてはなりません。自分のためや家族のためにすべての女性が選んだ道をリスペクトすべきなのは、そのためです。どんな女性でも、自分が生まれながらに持つポテンシャルを把握するべきなのです」
1999年、『トーク』誌にて
「もしあなたが誰かを愛しているなら、その人のもとを去ったりしない。その人を助けるでしょ」
2016年、ツイッターにて
「あなたができる善行のすべてを、できるだけの時間、できるだけの相手に、できる限りやりなさい」
2007年、『エスクァイア』誌にて
「民主主義で起こり得るもっともひどいこととは――個人の人生においても同じだけど――、未来について冷やかになり、希望を見失ってしまうこと」
2012年、ウィメン・イン・ザ・ワールドのサミットにて
「あなたが称賛したストーリーの語り手の女性のように怖いもの知らずに、あなたが話を聞いた反体制者や活動家のように献身的に、みんなが路頭に迷っている時に平和を求めて運動を起こした人たちのように大胆に、私たちはなる必要があります」
2013年、ウィメン・イン・ザ・ワールドのサミットにて
「女性は犠牲者ではないと私は信じてきました。私たち女性は、変化をもたらす力であり、進歩の担い手であり、平和の創造主です。私たちに必要なのは、闘うチャンスなのです」
「何言ってるの。もし私が彼と結婚していたら、彼が大統領になっていたわ」
1993年、大統領になりたての頃にビルが語ったジョーク。ある日、クリントン夫妻がヒラリーの故郷にあるガソリンスタンドに立ち寄ると、なんとそこでヒラリーの高校時代のボーイフレンドが働いていた。スタンドを離れた後、夫ビルに「彼と結婚していたら、君もガソリンスタンドで働いていただろうね」と笑いながら言われ、ビルに投げ返したセリフがこちら。さすがヒラリー、一枚上手。
2012年、『マリ・クレール』誌にて
「人生は一度きり。それはあなた自身のもの。自分で掴み取り、主張し、生き抜き、できる限りのことをしなさい」
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