文化的な生活を送るなら、いつだって知的好奇心を満たして、内面から感性のアップデートをしておきたいもの。

 お気に入りのフォトグラファーの写真展を覗いたり、映画だって作品の大小に関わらず、感性に訴えかけるものを観にいく…そんな週末を過ごしたい。もちろん、その日はファッションだって念入りに。そうは言っても、華美なものは好ましくない。スマートで丁寧な仕事ぶりが着心地から体感できるような、上質素材で誂えたセットアップで繰り出すことに。そしてその日の仕上げは、ヘアサロン帰りのパートナーをピックアップして夕食を。果たして、こんな日にふさわしいクルマとは一体…?

 そんな理想にふさわしいクルマが、まさに「レンジローバー イヴォーク」です。街に映えるシャープなデザイン性の高さで、あなたの都市生活を上質かつ知的に彩ってくれるに違いありません。そして言うまでもなく、都会の入り組んだ狭い路地もキビキビと走る取り回しの良さも魅力。その上「レンジローバー」ならではの、タフな走破性も兼ね備えたアーバンSUVの最高峰です。

| CITY DRIVING |
思わず振り返ってしまう美しさ。
都会に映える洗練のクーペスタイル

image
Hiroki Nakayama(IL NIDO. STUDIO)

 「レンジローバー イヴォーク」がデビューしたのは2011年。そして、フルモデルチェンジを果たし、現行の2代目モデルが登場したのは2019年のことでした。実は、その洗練された都会的なデザインに最初に反応したのは、美的感度の高い生活者たち。街中に映える美しい顔つきは、都市生活を重視しデザインコンシャスを自認する彼らにアーバンSUVの門戸を開いたというわけです。

 その気品あふれるたたずまい、そして都市生活との結びつきは、「レンジローバー」に流れる血統の良さ、ならびに英国文化に根差したアーバンSUVの歴史にルーツを見出すことができるでしょう。では、その歴史を振り返ってみましょう。

 英国で1948年に初代「ランドローバー」が誕生して以来、ランドローバー社は実直に走破性に長けたクロスカントリーSUVを伝統的につくり続けてきました。悪路をものともしない走破性が魅力でしたが、あまりの利便性からオールラウンドな快適性が求められていきます。そして、現在のトレンドであるアーバンSUVというコンセプトをいち早く具現化したのもまた、ランドローバーでした。

 そのパイオニア的存在こそ、1970年に誕生した初代「レンジローバー」になります。それは「ランドローバー」譲りのタフな走破性能をそのままに、サルーンの快適性を兼ね備えた移動範囲を定めないSUVとして開発された不朽の名車と言えるでしょう。社交界シーズンには、そのままロンドンへと乗って行くこのできるドレッシーなクルマとして人気を博していきました。

 そんなロンドンの都市生活との結びつきを強く持った「レンジローバー」のDNAを、具(つぶさ)に受け継いだ「レンジローバー イヴォーク」。ロンドンの社交界へ出かけた往年のジェントルマンを気取って日本の都市をクルージングする、そんな時代を超えた贅沢をこのクルマでぜひとも味わってください。

大人のライフスタイルを満たす
上質なアーバンSUV

image
Hiroki Nakayama(IL NIDO. STUDIO)
Tシャツ2万2000円 パンツ4万4000円 (ともにトムウッド/トムウッド プロジェクト WEB https://www.tomwoodproject.com)、腕時計156万2000円(ゼニス/LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス TEL 03-3575-5861)

 ラグジュアリーなアーバンSUVとは言え、やっぱり気になるのが街中での操縦性です。都会の路地は細く入り組んでいる上に、文化的な施設の大半は街中の中心地。そんなときでも頼りになるのがこのクルマ。狭い路地でもキビキビと快適に走ります。高めに設けられたコクピットからの視界は広く、まさに快適そのもの。車内での会話も弾むというもの。

 もちろん機能も抜かりなく、最新鋭のものを搭載しています。

 まずは「ClearSightインテリア・リアビューミラー」。これは後方の視界が悪いときに、ルームミラーの視野角を50度に拡げて高解像度映像で映し出してくれるという最新技術。この機能があれば、例えば自宅リビングの壁に飾る大型の写真作品を購入しても、パートナーとのショッピングで大量の買い物をしても大丈夫。なぜなら、通常であれば、過剰に荷物を載せるとリアウインドウからの視界を遮ってしまう恐れもありますが、この「ClearSightインテリア・リアビューミラー」を使えば、ルームミラーがモニターの役割を果たし、後方の確認がしやすくなるので、安心なドライビングをもたらしてくれるはず。

 もう1つ注目したいのが「CleaSightグラウンドビュー」です。この機能は、VR技術によって路面状況とタイヤの位置関係を視覚として伝えてくれる最先端機能。段差のある中央分離帯や障害のある路面走行など、都市生活者にも重宝する機能が安全なドライビングをサポートしてくれます。いざというときに心強いので、深夜に一人ふらっと知らない街へとクルージングを楽しむ、といった贅沢な時間の使い方もおすすめです。

image
Hiroki Nakayama(IL NIDO. STUDIO)
ジャケット8万1400円 Tシャツ2万2000円 パンツ4万4000円(すべてトムウッド/トムウッド プロジェクト WEB https://www.tomwoodproject.com)、その他はスタイリスト私物

 ドライビングのストレスが大幅に軽減されれば、お目当ての映画も音楽もアートもすべて、その作品世界にこれまで以上に没頭できるはず。もちろん、その帰り道にふらっと立ち寄ったショップで気に入った洋服をたくさん買い込んでも問題なし。

 なぜなら、先代モデルからリアシートのレッグルームやトランクルームは大幅に拡張され、トランクルームの収容力は591リットル。さらに可動式のリアシートを倒せば、最大容量は1383リットルにまで拡大します。これほどの大容量なら洋服や日用品だけでなく、狙っていた作家の名作チェアだって運べるかもしれません。

| OUTDOOR DRIVING |
たまの息抜きに都会を離れて森の中へ
アウトドアでも真価を発揮

image
Hiroki Nakayama(IL NIDO. STUDIO)
デニムシャツ2万9700円 デニムパンツ3万3000円(以上トムウッド/トムウッド プロジェクト https://www.tomwoodproject.com)、スニーカー9万3500円(ジェイエムウエストン/ジェイエムウエストン 青山店 TEL 03-5772-0412)、その他はスタイリスト私物

 「レンジローバー イヴォーク」はまさに、都会で暮らす日常を特別な時間へと変えてくれる上質なアーバンSUVです。とは言え、ときには独りで都会を離れ、自然の中で息抜きしたくなることもあるでしょう。そんなときにも頼りになるのがこのクルマの凄み。むしろ都会では秘めていたオフローダーとしての一面を、ここでググっと解放する瞬間とも言えるのです。

 オフロード性能はこのクラスではまさに規格外で、乗る人のライフスタイルや行き先に合わせて、『オンロード、泥/わだち、草/砂利/雪、砂地』の4つのモードの選択が可能となっています。オート機能にすれば、路面状況に応じて最適なサスペンションやトランスミッション、トラクション等を自動的に最適化して制御。さらには、最大水深60cmでも走れる走破性も完備。あらゆる地形や天候に対処できる心強い相棒となることでしょう。

 これほどまでの上級モデル同等の機能があれば、急勾配や未舗装の道もお手の物。滅多に出かけない(そして、慣れていない)アウトドアへの道のりだって、ドライブを満喫できること請け合いです。となれば、週末は森に入って自然の美しさを写真に収めたり、息抜きに森を散策して自然に触れる機会も増えることでしょう。

 
Hiroki Nakayama(IL NIDO. STUDIO)
腕時計6万4900円(スント TEL 03-4579-1989)

革新的な機能もふんだんに搭載

 ここまで見てきたとおり、都市生活を充実させるだけでなく、自然に囲まれた時間をもサポートしてくれる「レンジローバー イヴォーク」。新時代のブレークスルーを成し遂げたラグジュアリーSUVは、存在感を高め続けています。

 その魅力はデザインや走りの良さだけに尽きません。最後に、感度の高い男性たちも納得する最新の機能についても触れておきましょう。

 まずは、車内でインターネットに接続できる「4G Wi-Fiホットスポット」。ワイヤレスで8台のデバイスを同時にネット接続が可能だから、ネットサーフィンやエンターテインメントを楽しむことは朝飯前。場合によっては、複数人を招いた簡単な仕事の打ち合わせを車内で行うこともできます。

 さらには、ドライバーの好みや行動パターンに合わせて、最適なドライビング空間を自動で演出してくれる「スマート・セッティング」も搭載。「ラーニング機能」がドライバーの習慣や過去の行動、当時の気温などからアナタの好みを学習してくれます。例えば、朝の通勤時にステアリングホイールやシートヒーターをオンにするなどの設定も学習し、自動で実行。まるでコンシェルジュのように、車内を自分だけの快適空間に整えてくれます。

 また、おもてなしの面でも際立っています。車内の汚い空気や嫌なニオイは、普段乗らないゲストこそ気になるもの。その点 「レンジローバー イヴォーク」は、パナソニックとのコラボレーションによる「ナノイー」を搭載。車内を快適かつ安心・安全な空気に制御してくれます。いつもの仲間や、気になる彼女も自信を持ってドライブに連れ出すことができるでしょう。

image
Hiroki Nakayama(IL NIDO. STUDIO)
サングラス5万600円(モスコット/モスコット トウキョウ TEL 03-6434-1070)

 世界デビューとなった2011年度には、国内外のモーターアワードで53個以上もの栄誉に輝いています。現在発売中のモデルは2019年にモデルチェンジした第2世代モデルですが、デビュー早々に「ウィメンズ・ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー2019」において「Best SUV/Crossover」を獲得。その魅力は世界中へと広く知れ渡っています。

 都市生活に寄り添うライフスタイルカーであり、本格的なクロスカントリー性能も備えたアーバンSUVの「レンジローバー イヴォーク」。名門の系譜を受け継ぎ、都市型生活者の多彩なライフスタイルを満たすその実力を、今度はアナタが試してみる番かもしれません。

image


●お問い合わせ先
ランドローバーコール
0120-18-5568(9:00~18:00、土日祝日を除く)
公式サイト

※ここでご紹介した機能は一部オプションのものが含まれます。ご了承ください。


Photograph / Hiroki Nakayama(IL NIDO. STUDIO)
Styling / Hidenori Asai
Hair & Make-up / Tadayuki Suyama
Model / HAYASE(BARK in STYLe)
Text / Seiichi Norishige(Kushima Jimusho)
Edit / Ryutaro Hayashi(Hearst Digital Japan)