2020年4月、新型コロナウイルス感染症対策のため店舗を閉鎖する方針を出した「スターバックス」ですが、現在は徐々に営業を再開し始めています。久しぶりに「スタバ」(の商品)を飲もうと店舗へ行ったり、Uber Eatsで注文した方もいるのではないでしょうか?
そんな折にスターバックスは、店舗再開に先駆けて自宅でもスタバの味が再現できるよう公式サイトで一部レシピを公開しています。これまで多くの方がスタバの味を自宅で再現しようと試行錯誤してきたかと思いましたが、ここで待望の本家本元からレシピが公開されたこととなり、これでその答え合わせができるようになりましたね。
IKEAやマクドナルドなどの大手サプライチェーンも、ヒット商品のレシピを公式サイトで提供しているので、ぜひ自宅で一緒に楽しんでみるといいでしょう。
公式サイトでは、65種類のフードとドリンクのレシピが掲載されており、そのつくり方のポイントやカスタマイズする際のヒントなども記載されています。レシピに掲載されている材料は、スターバックスの店舗もしくはオンラインストアで購入可能となっています。
そこでここでは、スターバックスの人気商品「アイス キャラメルマキアート」と普段のアイスコーヒーに一工夫するだけの「アイスコーヒー with オレンジ」、さらにマキアートに近い「フローズンラテ」をご紹介しましょう。
難しいステップではありません。夏に自宅でBBQを行う際や、外に出たくないけれど「スタバのあれが飲みたい…」となったときに、ぜひ参考にしてみてください。
アイス キャラメルマキアートのつくり方
♢必要なもの
バニラシロップ(スターバックス ヴィア® コーヒーエッセンス モカもしくはスターバックス ヴィア® コーヒーエッセンス キャラメルを使用する場合は、バニラシロップは加えなくてもOK)、ホットコーヒー、牛乳、氷、キャラメルソース
♢レシピ
- グラスに、バニラシロップ小さじ2と冷たいミルクを注ぎ、氷をたっぷり入れます。
- ホットコーヒー大さじ2もしくは、インスタントコーヒー(スターバックス ヴィア® イタリアンロースト推奨)を大さじ2のお湯で溶かします。
- 1.のミルクの上から静かに2.を注ぎます。
- 上からキャラメルソースを格子状にかけます。
アイスコーヒー with オレンジのつくり方
♢必要なもの
アイスコーヒー(スターバックス® アイスコーヒー ブレンド推奨)、氷、オレンジ、(必要であれば、ガムシロップ)
♢レシピ
- アイスコーヒー(スターバックス® アイスコーヒー ブレンド推奨)を抽出します。
- グラスに氷を適量入れ、アイスコーヒーをグラスに注ぎます。
- スライス状にカットしたオレンジを数枚入れます。
- ガムシロップをお好みに合わせて入れます(目安は約10ml)。
フローズンラテのつくり方
♢必要なもの
氷、牛乳、ガムシロップ、アイスコーヒー(スターバックス ヴィア® アイスコーヒー推奨)
♢レシピ
- ミキサーに氷180g、ミルク80ml、ガムシロップ20mlを入れ、最後にアイスコーヒー(スターバックス ヴィア® アイスコーヒー)を1本入れます。
- ふたをして、なめらかになるまで砕き、グラスに注ぎます。
- グラスに注いででき上がりです。
最後に、アイスコーヒーのつくり方を説明する前にスターバックスが提案する、コーヒーについての4つの基本を説明しましょう。
1.コーヒー豆の量
180mlの水に対して大さじ2杯(10g)のコーヒー粉で抽出する。
2.使用する器具に合わせたコーヒー豆のサイズに挽く
エスプレッソ、ドリップ、ハンドプレス、サイフォンなど使用する器具によって、豆を挽くサイズを調整しましょう。自分の使う器具に合うものがわからなければ、近くのコーヒーショップのバリスタに尋ねましょう。
3.新鮮な水を適正温度で使用する
コーヒーは、98%水からつくられます。味やにおいのない水を使うことで、コーヒーの味は格段に変わります。コーヒーを淹れるときの理想的なお湯の温度は、90~96度です。
4.コーヒー豆の鮮度を保つために保管方法を見直す
風味を落とすことなく楽しむには、コーヒーを淹れる直前に豆を挽くのが理想です。そして、コーヒー豆の最大の敵は生鮮食料品。酸素・光・熱・湿気になります。密閉容器に入れて冷暗所で保管し、なるべく1~2週間を目処に使いきるようにしましょう。
おいしいアイスコーヒー(ドリップ)のつくり方
- フィルターの貼り合わせ部分を交互に折り、ドリッパーにぴったりとはめ込みます。
- ペーパーフィルターにホットコーヒーの2倍のコーヒー粉を入れ、平らにならします。
- 抽出するコーヒー量の目盛より、多めに氷を入れます。
- コーヒーのうまみを最大限に引き出すため、コーヒー粉全体が湿る程度にお湯を注ぎ20~30秒ほど蒸らします。
- 中央からゆったりと、円を描くように数回にわたってお湯を注ぎます(※お湯を直接フィルターに当てないようにしましょう。つまりコーヒーの粉へ)。