1950年代から集められた、機内食器のコップが一堂に会する展示がスタートします。
『Airplane Cups』展
“現代美術コレクターの自宅”をコンセプトにした、三宿の人気カフェレストランSUNDAY。こちらにて、2018年3月10日（土）より『Airplane Cups』展がスタート。
その名のとおり今回展示されるのは、1950年代から集められた約70個もの機内食器のコップたち。これらは、戦後日本のプロダクトデザインの基盤を築いたグループ「GKデザイン」創立者のひとりにより、“飛行機＝その国の顔”という視点でコレクションされたものです。
左から：エールフランス（年代不明）、パンナム航空（1966年）、航空会社・年代不明
今とは違い、限られた人だけが飛行機で海外に飛べていた時代、その国のデザインを象徴する機内食器は若きデザイナーの心を掴み、その後のプロダクトデザインに影響を与えました。
ずらりと並んだコップたちを眺めてみると、その国の特徴がよく表されていることに驚かされるはず。存命するGKデザインの創立者はたったひとり（86歳の現役！）となってしまった今、資料としても貴重なこのコレクションを見ることができるのは最後の機会かもしれません⁉
単にコレクションとして残すのではなく、デザインを学ぶ学生や飛行機ファン、プロダクトを愛する人、雑貨や食器を集めている人、そしてこれから飛行機に乗る人…そんな人たちに向け、古くて新しい愛ある視点を与えてくれる展示です。
◇詳細
『Airplane Cups』展
会期／3月10日（土）～4月22日（日）
会場／三宿 SUNDAY（東京都世田谷区池尻2-7-12 B1階）
入場料／無料（要ドリンクオーダー）
時間／11:30～23:00 ※LO 22:00、
水曜は18:00まで（LO 17:30）、
会期中は貸切営業などの場合も
TEL／03・6413・8055
URL／http://sunday-cafe.jp/
