その手触りやキュートなルックスにほっこり。
懐かしくも新しい、木製玩具の魅力を
フルに紹介する展覧会がスタート。

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目黒区美術館

 独特のデザインと、その完成度の確かさで世界から高い評価を得ているスイスの有名玩具メーカー 、ネフ社。その創業者であるクルト・ネフ氏は、「おもちゃはファンタジーを生み出すものであったり、発達を促すものでなくてはなりません。何通りもの形で遊ぶことができ、美しくなければいけません。なぜなら、子どもたちはおもちゃを通して、様々な世界を知っていくからです」と語っています。

 そんなネフ社のプロダクトをはじめとする国内外の良質な木製のおもちゃを収集したり、広範囲の人々に向けた教育普及をしたりするなど、さまざまな活動を行ってきた目黒区美術館。そこに1971年から海外の優れた木製玩具を日本に輸入しているアトリエ ニキティキ加わって、両者タッグによる『ヨーロッパの木の玩具(おもちゃ) ―ドイツ・スイス、北欧を中心に』展を2017年7月8日(土)から開催します。 
 

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 木製玩具の魅力を「みる」「遊ぶ」「知る」の視点から紹介する本展。子どもの豊かな想像力を刺激する積み木やパズル、何世紀も続くクラフト玩具の歴史的背景など、木のおもちゃの魅力を多角的に展示されるとのこと。 

 実際に玩具に手で触れて遊ぶことができるコーナーもあるので、その心地よい手触りを確かめてみてください。また、2017年7月15日(土)~17日(月・祝)には、ワークショップセミナーも実施。木製玩具のメッカ・ドイツから職人が来日し、貴重な木工ろくろ挽きの技術を実演してくれます。 
 

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木工ろくろ挽きの技術「ライフェンドレーエン」。その手さばきを目の当たりに。 

 
◇詳細
『ヨーロッパの木の玩具(おもちゃ)
―ドイツ・スイス、北欧を中心に』展

会場/目黒区美術館
会期/2017年7月8日(土)~9月3日(日)
開館時間/10:00~18:00(最終入場17:30)
休館日/月曜日
      ※7月17日(月・祝)は開館、
      翌7月18日(火)は休館
観覧料/一般 ¥700、
      高・大生&65歳以上 ¥550、
      小中学生以下 無料
URL/http://www.mmat.jp/

編集者:小川和繁