ブルックスブラザーズの最新ルック51連発

ブランド創設200周年を記念して、ピッティ・ウオモでショーを開催

By エスクァイア編集部公開日:2018/01/17

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2018年1月9（火）～12日（金）にイタリア・フィレンツェで開催されたピッティ・ウオモ2018秋冬にて、ブルックスブラザーズはブランド創業200周年を記念して、大規模なショーを開催しました。
　

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Photograph / Stefania M. D'Alessandro（Getty Images)

　
　2018年、アメリカ最古のアパレルブランドである「ブルックスブラザーズ」は、ブランド生誕200年を迎えます。そして、それを記念して2018年1月のイタリア・フィレンツェで行われる「第93回ピッティ・イマージネ・ウオモ」を皮切りに、1年を通して世界中で様々なイベントやアクティビティを企画しているとのこと。

　そこでその皮切りに選らんだのが、ブルックスブラザーズの歴史のなかでは初となるメンズウエアのファッションショー。これを2018年1月10日（水）に、ヴェッキオ宮殿内のサローネ・ディ・チンクエチェントにて開催したのでした。披露されたの全51ルックスになります。

　ブルックスブラザーズ会長兼CEOのクラウディオ・デル・ヴェッキオ氏曰く、「私たちの200周年アニバーサリーは、ブルックスブラザーズだけでなく、ファッション業界にとっても実に重要で歴史的な意味のある出来事であると言えるでしょう。『伝統と革新』に没頭した200年間を誇りに思い、お祝いしたいと思っています。ピッティ・ウオモはメンズファッション業界の世界的なプラットホームであり、私たちの200周年を祝うための今回のコラボレーションの実現を光栄に思っています」とのこと。

　これに対し、ピッティ・イマージネのCEOであるラファエロ・ナポレオーネ氏のほうも、「ブルックスブラザーズが200周年という大事なアニバーサリーイベントのスタートに、このフィレンツェのピッティ・ウオモを選んでくれたことを本当にうれしく思っています。200年の歴史を経て、本物のスタイルアイコンとなったブルックスブラザーズがフィレンツェの象徴的な場所で行う今回のイベントは、特別なものになるでしょう。ピッティ・ウオモの独創的で特別な雰囲気は世界的なブランドにとっても、イベントや祝賀会を行うのに理想的な場所であるということを今回証明できました」とのことです。

　
　そうして開催された今回の歴史的ファッションショーは、それはもう期待を裏切らない出来映えでした！

　ランウェイで披露されたルックは、これまでブルックスブラザーズが人々を魅了してきたレガシーをしっかり体現しながらも、完全なる新しさも備えていたのでした。まさに伝統と革新の融合そのもの！　会場のサローネ・ディ・チンクエチェントも、このクラシック＆モダーンな装いを盛り上げる荘厳な空間。500人は収容できる大広間であり、壁や天井には古都フィレンツェの歴史を物語る写実的な名画で埋め尽くされていました。そこにランウェイは設置され、ブルーの鮮やかなステージにはフルオーケストラが…。その演奏とともに、ショーが始まったのでした。　

　ブランドの象徴とも言える金ボタンを配したダブルブレザーから幾何学模様のニットヴェスト、さらには歴史と革新の思いを巡らすスーツスタイル、そしてギンガムチェックのボタンダウンシャツのVゾーン等…時代の息吹きを見事に感じさせる説得力と愛情あふれるショーだったのです。中でも圧巻は、ダブルブラストのブレザーの着こなし。それには感動すら覚えたのです…タイにはボウタイを選びながらも、あえて結ばずに。現在のリラックス感をリアルに表現したスタイリッシュさ、これは堪りません！　

　カジュアルスタイルでは、クラシックな素材のコートが際立つも、裏返しのトレンチコートスタイルが登場するなど、ところどころにユーモアあるシャレ感を表現していました。

　それでは、その最新の全51ルックをスライドでご覧ください!!