UK版エスクァイアでも重要アイテムとして取り上げられたファー靴。ラグジュアリーなシューズに要注目。

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秋におすすめのファー5足 

 2015年、グッチはカンガルーの毛皮を貼り付けた、バックレスのビットローファーをファッションショーで初めて発表しました。デザインしたのはクリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレ。ファッション・ピープルはそれに熱狂して飛びつき、その後はご存じのとおり。ファーのフットウエアは少なくとも紀元前500年頃にはすでに履かれていました(中国で発掘されたミイラが羊皮のブーツを履いていた)が、2017年の秋冬はもっと多彩で、ファー、シャーリング(短い羊の毛)、羽毛や生皮が、靴の内側・外側を飾っています。 

1.グッチ 

(左端)大ブレイク継続中のグッチのスリッパ。今季は、アッパーにはホースビット、インソールにはラムファーをあしらったデザインにブラッシュアップ。12万5000円(グッチ/グッチ ジャパンカスタマーサービスTEL 0120・88・1921) 

2. トッズ 

(左から2番目)トッズの定番、ゴンミーニモカシンもふわもこ仕様に進化。シープスキンスエードを使用し、やわらかな印象。履き口の色使いも新鮮です。9万9000円(参考色)(トッズ/トッズ・ジャパンTEL 0120・102・578) 

3. プラダ 

(中央)タッセルにヘアカーフ、シュータン部にゴートファーをあしらった華やかでリッチなローファー。ハリのあるファーの質感が男らしさも印象づけます。12万4000円(プラダ/プラダ ジャパン カスタマーリレーションズTEL 0120・559・914) 

4. フェンディ 

(右から2番目)フェンディらしいポップなスリッパ。シアリングファーには、カラフルなブランドネームが。ラグジュアリーとスポーツ、ポップのミックス感が旬。11万円(フェンディ/フェンディ ジャパンTEL 03・3514・6187) 

5. ジュゼッペ ザノッティ 

(右端)履き口とインソールにムートン、アッパーはウール素材を採用。厚みのあるクレープソールが今どきのボリュームのある足元を演出します。9万3000円(ジュゼッペ ザノッティ/ブルーベル・ジャパンTEL 03・5413・1050)


By Teo van den Broeke on September Edition, 2017
Photos by Will Bunce
ESQUIRE UK 原文(English)

TRANSLATION BY Tomoko Kawaguchi
※この翻訳は抄訳です。


Edit by Kazumoto Kainuma, Yumi Matsubara