ニューモデルの「エア マックス 270」は、ふたつの歴代モデルのスタイルを継承しながらも、完全に現代的なルックスに仕上がっているのでした…。
Courtesy of Instagram@michaelsaintil
ナイキは新しいことへの挑戦にひるまない会社ですが、そんなナイキが「エア マックス」シリーズに新鮮なシルエットをもつ新製品「Air Max 270」をラインナップに加えてきました。これは現代のスニーカー界への、新たなる宣戦布告と言っていいかもしれません。
もちろん、ナイキがこれまで投入してきたさまざまな素晴らしい製品と同様、「エア マックス 270」にみられる最新のスタイルも。まったく何もないところから考え出されたものではありません。この製品はどちらかというと、「Air Max 93」そして「Air Max 180」というふたつの過去の名品を融合したものと言えます。
「エア マックス 270」は、2018年2月1日にナイキのアプリ、および「SNKRS」でデビューを飾る予定です(日本でも同様に、2018年2月1日発売。Nike SNKRSおよび一部のナイキ販売店での展開を予定。価格は税込1万6,200円)。さらに2018年3月26日の「エア・マックス・デイ」には、たくさんのカラーバリエーションが投入される予定もあります(なお、この日は1987年に発売された初代エア マックスのリリース日にちなんだものです)。
そのなかでも注目は、オールブラックの「NIKE AIR MAX 270 BLACK/BLACK-BLACK」。通称「トリプルブラック」として、既に話題沸騰中です。
「エア マックス 270」を注意して見てみると、このデザインのベースになった過去のモデルの要素が思い当たるでしょう。この製品のミッドソールからアウトソールにかけての部分はエア・ユニットで完全に覆われていて、ちょうど1991年発売の「エア マックス 180」のようです。
またヒールとつま先の高さの割合、それにソックスのようなアッパーは「エア マックス 93」からインスピレーションを得て考えられたものだと推測できます。さらに「エア マックス 270」という名前については、この製品に採用されたエアの部分(ヒールの部分を270度覆うエア)からのネーミングだということも察することができます(または180と93を足すと273になり、270にかなり近い数字になるという無理やりな推測も…)。
これらすべてに加えて「エア マックス 270」は、厚さ32mmのヒールを初めて採用した「エア・マックス」となります。
つまり、この新モデルは、これまででもっとも高さのある「エア・マックス」ということになるのです。そのため、足をサポートする能力や衝撃吸収力、レスポンス能力なども大いに期待できるわけです。なお、ティールOG(Teal OG)という上掲画像のカラーバリエーションは、「エア・マックス・デイ」に発売予定となっています。インソールの部分には、「3月26日("March 26")」とプリントされているので、それが証拠となってその価値をグイッと押し上げてくれるでしょう(笑)。
ナイキ エア マックス 270
販売価格:16,200円(税込)
発売日:2018年2月1日
●お問い合わせ先
NIKE カスタマーサービス
0120・6453・77
ナイキ エア マックス 270 #1
上からのアングルを。こちらのモデルはホワイトを基調としたシンプルなデザイン。メッシュ素材は、このスニーカーの存在感、モダンさを増幅しています。
ナイキ エア マックス 270
販売価格:16,200円(税込)
発売日:2018年2月1日
●お問い合わせ先
NIKE カスタマーサービス
0120・6453・77
ナイキ エア マックス 270 #2
横からのアングルがこちら。ヒールとつま先の高さの割合、それにソックスのようなアッパーにご注目ください!
ナイキ エア マックス 270
販売価格:16,200円(税込)
発売日:2018年2月1日
●お問い合わせ先
NIKE カスタマーサービス
0120・6453・77
ナイキ エア マックス 270 #3
Courtesy of Instagram@thedropdate
ちょっと気になるオールブラックの「NIKE AIR MAX 270 BLACK/BLACK-BLACK」を、ちらりとご覧ください。
ナイキ エア マックス 270
販売価格:16,200円(税込)
発売日:2018年3月26日予定
●お問い合わせ先
NIKE カスタマーサービス
0120・6453・77
By Michael Saintil on January 11, 2018
Photos by Michael Saintil
ESQUIRE US 原文(English)
TRANSLATION BY Hayashi Sakawa
※この翻訳は抄訳です。
編集者:山野井 俊