2018.05.25

新技術「フレックスウィーブ」を使ったスーツ

リーボックと英国老舗テーラーがコラボした「未来のスーツ」

米最上位に位置するプロアメリカンフットボールリーグであるNFLのロサンゼルス・ラムズに所属するブレイデン・クックス選手が、リーボックの「フレックスウィーブ」を使った2ボタンスーツに袖を通しました。英国老舗テーラーとコラボした、この画期的なスーツの着心地はさてどうだったのでしょう!?

リーボックと英国老舗テーラーがコラボした「未来のスーツ」
Courtesy of Reebok

 
Reebok and Savile Row Tailor 
Huntsman Just Created 
the Suit of the Future

 革新的な新素材の開発競争において、リーボックはいま最先端を走るブランドです。 
 
 2018年2月、同ブランドは8の字構造の織りを活用した高機能素材、「フレックスウィーブ」を使った製品をリリースしました。この素材は、各部位の必要性に応じて繊維の密度を変えることができるもので、同社はリリース以来、その幅広い用途をアピールしてきました。そして、果敢にイノベーションへの挑戦を継続する同社の姿勢を示すように、リーボックはこの素材で完全オーダーメイドのスーツを作ってしまったのです。 
  

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Photograph / Courtesy of Reebok 
 
  
 リーボックがコラボしたのは、サヴィル・ロウの誰もが知る老舗テーラー「ハンツマン」。この世界的な名テーラーは、この非常に複雑な素材からどんなスーツを作り上げるのでしょう⁉
 
 今回、そんな注目の仕立てを主導したのはハンツマンのクリエイティブ・ディレクターであり、ヘッドカッターを務めるキャンベル・キャリー氏。伝統という概念を踏襲しようと果敢に挑みながら、最高の品質で仕立てあげることのできるテーラーがあるのだとすれば、それは彼らしかいないでしょう…といっても過言ではありませんので。 
  
 そうしてスーツは、ロサンゼルス・ラムズ(米アメフトチーム)のワイドレシーバーであるブレイデン・クックス選手に合わせて作られ、彼がこのキャンペーンのモデルを務めました。「エスクァイア」では、スーツが間もなく完成するというタイミングでこの2人にインタビューを敢行。まったく新しいものを伝統的な分野に取り入れるプロセスについて、詳しく話を聞きました。 

  

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Photograph / Courtesy of Reebok 
  
  
【テーラリングの世界での新たなニーズ】 
 
キャンベル・キャリー(以下、キャリー):この仕事は完全に未知の領域でした。20年以上カッティング(裁断)をしてきましたが、このような経験はありませんでした。「とにかくやってみよう」、そう思ったのです。いまままでハンツマンは、どんなことにも一番に挑戦してきました。これは私たちの伝統とも言える姿勢なんです。私たちは、「世間やサヴィル・ロウとは違うやり方で物事を行う」とも言えるかもしれませんね。 
  
 
【フレックスウィーブの革新性】 
  
ブレイデン・クックス(以下、クックス):「フレックスウィーブ」の靴を初めて履いたとき、この素材が「動き」に強いということをまじまじ感じました。自分の足に合わせて動き、どんな動きをしてもフィットすることに驚かずにはいられませんでした。この素材は十分な強度がありながら、柔軟性にも優れています。普段はウェイトリフティングや切り返し、ジャンプなどの動きが多いため、快適さと安定性のある靴が必要です。ですから、自分が履くスニーカーは、こういった動きをすべてカバーできるものでなければならず、このスニーカーはぴったりなんです。そしてリーボックは、この素材を使って、さらにもっとすごい何か特別なことができると思っているのです。(次ページへつづく)

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By Christine Flammia on May 23, 2018
Photos by Courtesy of Reebok
ESQUIRE US 原文(English) 
 
TRANSLATION BY Wataru Nakamura
※この翻訳は抄訳です。 
編集者:山野井 俊

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