現地時間2022年11月8日、ポルシェは自社初の100%ピュアEV「タイカン」の製造が10万台を突破したことを明らかにしました。記念すべき10万台目の1台は、ネプチューンブルーに塗られた「ターボS」でイギリスの顧客向けに出荷されました。

2019年9月に発表された「タイカン」は同社初の100%ピュアEVであり、「911」などのブランドを代表する名作と肩を並べるほどに人気のモデルとなっています。今回の10万代突破は同社だけでなく、EV市場全体にとっても大きな意味を持つ出来事と言えるでしょう。

同車の責任者を務めるケビン・ギーク副社長は、次のように声明を発表しています。

「半導体不足やコロナのパンデミックという不安定な社会状況にも関わらず、このような偉業を発売から3年弱で成し遂げられたことを大変誇らしく思っています。この『タイカン』によって、私たちポルシェはEV時代の新たなスタートを切ることができたと高らかに宣言できます」

ポルシェは発売以来、ベースとなる402馬力のセダンから750馬力の「クロスツーリスモ ターボS」まで、2種類のボディスタイルで合計10種類以上の「タイカン」を導入してきました。その人気を考えると、「タイカン」は今後も同社の主要モデルとして長く継続していくとみて間違いないでしょう。「タイカン」のネクストモデルにも注目です。

Source / Road & Track
※この翻訳は抄訳です