マドンナ、マイリー・サイラス、ジェミマ・カークなど…あえてワキ毛を処理しないセレブたちに、世界中で人気を博するトップモデルのジジ・ハディッドが仲間入りしました。
Courtesy of @Love magazine(Youtube)
Gigi Hadid Embraces Her Natural Body Hair In Latest Christmas Shoot
英誌『ラブ マガジン』が毎年、クリスマスが近くになると作成する「クリスマス・アドベント・カレンダービデオ」。
クリスマスまでの日数をカウントダウンしながら、豪華セレブたちをフィーチャーした映像を1日1本ずつ公開していく企画で、今回は11日目にモデルのジジ・ハディッドが登場!
さまざまなワークアウトメニューをこなす、アクティブな姿を披露しました。
撮影を担当したのは、ファッションフォトグラファーのフィル・ポインター氏。映像の最後には、「Stay strong(強くあれ、頑張ろう)」というメッセージとともに力こぶを見せるジジの姿が映し出されています。
しかし、彼女の鍛えられた上腕二頭筋よりも目をひくのが…そう、ナチュラルに生えた彼女のワキ毛です! これに目が釘付けになったファンも多かったよう。
映像が公開されるや否や、『ラブ マガジン』のインスタグラムには「女性にだってワキ毛は生えるもの。女性だからといって、それを恥じる必要はありません――あえて処理をせずに、ナチュラルな美しさを体現したジジは素晴らしい!」などのコメントが殺到しました。
ビデオに対し、今回、被写体になったジジは、「『ラブ マガジン』のアドベント・カレンダーは、ある意味“一年のアルバム”のようでもあると思います。グランド編集長のスタイルアルバムとも言えます。素晴らしい女性たちを祝うものだし、ファッションやカルチャーの新境地を切り開いていると思っています」とコメント。
ジジの言うグランド編集長とは、ケイティ・グランド氏のことで、世界的に活躍するトップスタイリストとしても知られています。
グランド氏も今年のカレンダーについて「クリスマスにふさわしいし、映像も面白いと思っています。それに、女性として生まれてきたことを喜ぶ女性たちの姿が描かれているのが、とっても素晴らしい」と語っています。(次ページに続く)
今年のカレンダービデオには…
―他にも、ケンダル・ジェンナーやアシュリー・グラハム、リタ・オラ、エミリー・ラタコウスキーなども出演。
ランジェリー姿でパスタをセクシーに食べるという演技を披露したエミリーに対し、人気司会者のピアーズ・モーガンは、「彼女は世界的なbimbo(美人だけど頭がからっぽな女性)だね。お願いだから早く服を着て、ちゃんとした仕事を見つけて欲しい」と、テレビ番組『グッド・モーニング・ブリテン』で批判しています。
さらに、「エミリーの演技は、女性の権利獲得運動に繋がっていると思うよ! だって、世の中の女性たちも彼女みたいに服を脱いで、パスタまみれになればいいだけだからね。そして男から『性的な対象』として見られたら、文句を言えばいいんじゃないかな…」と、皮肉たっぷりにエミリーに対して批判ツイートしています。
それを受け、今度はエミリーが、「私のビデオが女性の権利を訴えるものだなんて、一言も言っていないわ(笑)。でも、女性や女性の身体について性的な発言をすること自体、立派な性差別だと思います」と、ピアーズに対抗して見せました。(次ページに続く)
またさらに、エミリーは…
「フェミニズムについて考えながらも、セクシーな写真撮影はできます。私は、やりたいと思ったことをやりたいだけ。フェミニズムは自らを改善し、順応することではなくて…。それは、女性の自由や権利を求めることでもあるのです」と、パワフルなメッセージも添えています。
そんなエミリーのコメントに対し、ピアーズのフォロワーからも、大きな拍手が送られていたそうです。皮肉屋で有名なピアーズも、さずがに今回ばかりは一本取られた様子ですね…。
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Photograph / Getty Images
Translation / Reiko Kuwabara