20世紀を代表するスタイルアイコンとして、マリリン・モンローは今もなお、その数奇な運命、そして稀有な美貌により愛され続けています。そんなマリリンの秘蔵写真を再び入手しました!
11月になると、ついついマリリン・モンローと映画『大アマゾンの半魚人』のことを思い出すオジサンが多いかもしれません。なぜならそれは、彼女の代表作の映画『七年目の浮気』が、日本で公開されたのが1955年11月1日からだったからなんです。 その世代の方たちは、季節感を思い出の栞としている方が多いようで、きっと皆さんのお父さんもそろそろ思い出す頃ではないでしょうか(笑)。そんな父親・祖父への会話のネタとしてもバッチリ、また、映画ファンにとってもたまらない写真を入手しました。それがこの、マリリン・モンローの秘蔵写真です。
マリリン・モンローといえば、映画『七年目の浮気』で着ていた白のホルターネックドレスというイメージが強いのですが、実はファッショナブルなポートレートも数多く残しています。
写真家ミルトン・H・グリーンは1953年~1957年の間に、マリリンのポートレートを5000枚ほど撮影。その中から厳選された400枚の秘蔵写真が、2017年9月に米ACCエディションズから発売された写真集『The Essential Marilyn Monroe』に収録されています。その一部を今回、こちらで公開しましょう。
没後55年経った今でも色褪せない、マリリンの魅力をこの機会にとくとご覧ください。
メイクを終え、ホッとした柔らかな笑顔を見せるマリリン。
スカート部のエッジにファーをあしらったネグリジェドレス、そしてダイアモンドのブレスレットを合わせたシンプルゴージャスなスタイル。
ターコイズブルーのワントーンコーデ。あえてセクシーさを抑えたシックな装い。ひょっとして、映画『エマ二エル夫人』のイメージソースになった画像かと思わせるような、妖艶な表情を見せていますね。「単に、籐の椅子に座っているからでしょ」という意見もあるかと思いますが…。
赤のカシミアセーターをさらりと着こなすマリリン。唇の色ともマッチング。その下は、何も着けていないのが彼女のスタイル、と想像してしまいますが、いやいやちゃんと着けているようです。ちょっと透けて見えてますので…。
ニューヨークのホテルでの一枚。これから朝食を食べるのか、ちょっぴり眠そう。
20世紀フォックスの衣装部屋から、こっそり借りてきた占い師のコスチュームを着て、少女のような笑顔を浮かべるマリリン。撮影現場では、こんないたずらも楽しんでいたようです。
足首を捻挫したため、座ったままの状態で米『ルック』誌の撮影に挑むマリリン。この写真はセクシーすぎるという理由で、掲載されなかったのだそうです…。
同じく米『LOOK(ルック)』誌の撮影にて。3匹のペキニーズの囲まれ、嬉しそうな様子です。
翌日の撮影準備中、写真家ミルトンはマリリンをパシャり。現場に残されていた衣装を2着借りての撮影だということです。
ニューヨークのスタジオでの一枚です。この写真は1999年、米『タイム』誌に「Ballerina Sitting(座っているバレリーナ)」と名付けられ、20世紀を代表するもっともアイコニックな写真のひとつに選ばれています。
映画監督ジョセフ・M・シェンクが所有するヴィラで撮影した、貴重な未公開写真です。
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