最新作ボンドガール、アナ・デ・アルマスに夢中になる
キューバ発スペイン経由、ハリウッドに降臨した最旬女優・アナに注目!
その美貌で世界中の人々のハートを射抜くキューバ人女優アナ・デ・アルマス。次なるボンドガールにも抜擢され、今ハリウッドで最も熱い視線を集めている彼女に関して、皆さんがまだ知らないいくつかの事柄をここでご紹介。
演技派としてもおしゃれセレブとしても注目を集めてゆきそうなアナを、この機会にぜひともチェックしていおいてください。
出身はキューバ
1988年4月30日、父ラモンと母アナ(写真右)のもと、カリブ海に浮かぶ島国キューバの首都ハバナで誕生。家族には兄ハビエルとともに愛犬エルヴィスがいます。
幼いころは決して裕福とは言えず、食糧の配給の世話になったり、燃料不足や停電などを何度も経験したりしたそうです。が、本人いわく「幸せな子ども時代だった」とのことです。
12歳で女優の道を志す
幼少期、TV自宅にはビデオデッキやDVDプレーヤーなどもなく、「土曜日の20分のアニメと、日曜の昼の映画しか観ることを許されなかった」ということ。
そのため友人の家でハリウッド映画を観ては、鏡の前でセリフの練習をしていたそうです。12歳で女優を目指そうと決め、2002年14歳のときにキューバの国立演劇学校のオーディションを受けて合格。演技の道へと歩み始める。
在学中には、複数のインディー映画に出演しています。
18歳でマドリードに移住
演劇学校を卒業すると、卒業後の数年間は社会奉仕の義務が課せられていることから、キューバから出ることができませんでした。そこで学位と未来を天秤にかけたアナは、直感に従って約4年通った学校を卒業のわずか数カ月前に中退。そのとき彼女は18歳で、女優業で稼いだ200ユーロを握りしめ、新天地で女優の道を開拓すべくスペイン・マドリードに飛んだのでした(母方の祖父母がスペイン人であるため国籍を持っていたそう)。
そこで運よくエージェンシーに所属することができ、2006年のスペイン映画『カリブの白い薔薇』(原題:Una Rosa de Francia)でスクリーンデビュー。TVドラマなどにも出演するようになり、徐々に知名度を上げてゆくのでした…。
実はバツイチ
スペイン人イケメン俳優マーク・クロテット(Marc Clotet)と2011年に結婚するが、2013年に離婚しています。
英語はほとんど話せなかった
2014年にハリウッドに移住…。なんと、それまで英語はほぼ話せなかったそうだが、1日7時間、約4カ月間勉強して英語をマスターし、今ではすっかりペラペラとなりました。
「どうやってそんなに早く覚えたの?」と聞かれるたび、「生活がかかっていたから」と答えていたそうです。この本気度は、私たちも見習いたいものです!
ハリウッドデビューは2015年
キアヌ・リーブス主演の2015年のスリラー『ノック・ノック』でハリウッド映画デビューを飾り、流暢な英語を披露するとともに鮮烈な印象を残しています。
その後、キアヌの推薦で彼がプロデュース&主演した『エクスポーズ 暗闇の迷宮』(2016)にも出演し、以降『ウォー・ドッグス』(2016)や『スクランブル』(2017)、『THE INFORMER 三秒間の死角』(2019)、Netflixオリジナル映画『セルジオ: 世界を救うために戦った男』(2020)などにも登場。
気になった方は、それぞれをぜひチェックしてみてください。
『ブレードランナー2049』でスターダムを駆け上る
グローバルに注目を集めるようになったのは、2017年。世界中が待ち望んでいた、カルトSF『ブレードランナー』の35年ぶりとなる続編『ブレードランナー2049』への出演がきっかけと言えるでしょう。
アナは主人公K(ライアン・ゴズリング)のAIのガールフレンドであるジョイを演じ、「あのキュートな子は誰!?」と話題となりました。プロモーションで来日も果たしています。
また、豪華キャスト共演のコミカルミステリー『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(2019)では、ちょっぴり変わった癖を持つ主人公マルタ(キャリア初の主役!)をチャーミングに演じ、見事ゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートされました。
なお本作で共演したダニエル・クレイグとは、すでに撮影していた『007』最新作で仲良くなっており、彼女の才能に惚れ込んだダニエルが、アナをマルタ役に推薦したとも報じられています。
ボンドガールに大抜擢
シリーズ25作目、大注目の最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』では、ボンドの恋のお相手のCIAエージェント、パロマという女性を演じることになっているそう。
一体どんな活躍を見せてくれるのか? 全映画ファンが待ち望んでいるところです。公開は2020年11月20日予定。
ベン・アフレックと熱愛中
アナは現在、16歳上のハリウッド俳優ベン・アフレックと交際中。パトリシア・ハイスミスの著作『水の墓碑銘』を映画化した『Deep Water』(原題)で共演し、交際に発展したようです。
3月にはアナの故郷キューバやコスタリカでバケーションを過ごしており、ベンがビーチで撮影した写真をアナがインスタグラムに投稿、そこにベンが「カメラマンの名前も載せてよ(笑)」とコメントするなど、公に仲睦まじい様子を見せつけてもいます。
パンデミック中はLAで一緒に過ごしており、愛犬の散歩をしている姿などがパパラッチされている。今後の恋の動きにもご注目。ちなみにベンの身長が約190cmあるため小柄に見えるが、アナの背は170cm弱です。
フロントローの常連に
ファッションウィーク出没率も上昇中のアナ。ミュウミュウやサンローラン、ジョルジオ アルマーニなどのフロントローでショーを楽しむ姿がとらえられており、メガブランドのキャンペーンモデルに選ばれる日もそう遠くないかもしれません。
ファンをわざわざブロック!?
ほかのセレブと同様、SNSにはアナの最新パパラッチ画像やインタビュー記事をシェアするアカウントがいくつか存在します。ほとんどのセレブはこうした自身のファンアカウントをスルーしていますが、先日、1万人以上のフォロワーを抱えるアナのファンのツイッターアカウントのひとつが、アナの公式アカウントによってブロックされるというミニ事件が発生。
どうやら、外出自粛が叫ばれているのによく出かけているアナ(&ベン)に対し、軽い皮肉を含ませてツイートしていたのが拡散され、アナのところまで伝わってしまったのが原因のようです。
ただしアカウントの持ち主である23歳のアメリカ人男性は、ブロックされたことでいっそうアナのファンになったといいうことです。
アメリカを代表するアイコンにも変身
さらにNetflixオリジナル映画『Blonde』(原題)では、かのマリリン・モンローに扮することも決定。『ジェシー・ジェームズの暗殺』『ジャッキー・コーガン』のアンドリュー・ドミニク監督が長年温めてきたという企画で、ブラピの映画製作会社Plan Bがプロデュースします。
パパラッチ写真を見る限りそっくり度もなかなかで、キューバ人がアメリカのアイコンを演じるエポックメイキングな作品として、大きく関心を集めそう。配信日は未定なので、続報を待ちたいところです。
自らの力でハリウッドスターへの道を掴み取ったアナ、これからの飛躍に期待してください。