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ノンアルコールでさわやかなカクテルをおうちで楽しめる、「モクテル」のレシピ10選
難しい器具や1度きりで棚に放置されがちのリキュールも、もうこれからは購入する必要がなくなるかもしれません。
英語で「偽物・見せかけ」という意味の「mock(モック)」と「cocktail(カクテル)」を組み合わせた造語「Mocltail(モクテル)」は、見せかけだけのカクテル、つまり、ノンアルコールカクテルを示す新語です。
アルコールを受け付けない方や、断酒している方、はたまた2日酔いの方でも、アルコールなしでさわやかなカクテルを楽しめるというわけです。ミレニアル世代を中心に「お酒を控える」という選択をする方が増えていることにも起因して、昨今ではモクテルの専門店も登場しているほど人気を集めています。
またモクテルは、ソフトドリンク、フルーツジュース、ノンアルコール蒸留物、シロップなど完全にノンアルコールでつくられるので、二日酔いの心配も必要ありません。それにお酒の席でも見栄えもそう悪くなく、1人だけソフトドリンクを飲んでいるという恥ずかしい思いをする必要もないのです。
しばらくは、「外でパーティー」というわけにはいかないかと思います。なので、おうちで少しぜいたく気分を味わうためにも、ここにモクテルのレシピをホ紹介します。試してみてはいかがですか。
モヒート・モクテルのレシピ
カクテルの定番「モヒート」。もちろん、これはノンアルコールバージョンです。ライム、ミント、サトウキビのシロップでつくる新鮮なモクテルになります。
年末に飲み過ぎたから、1月の1カ月は禁酒して…いわゆる「禁酒月間(Dry January)」は、もはや1月だけのものではなくなりました。いますぐ挑戦しようかと思っている方もいることでしょう。そんな方は、このレシピに頼って1カ月過ごしてみてはいかがでしょうか。
♢材料
・スプライト(またはセブンアップ) 200ml
・ミントの葉
・ライム 半分
・ドーバー カリブなどサトウキビのシロップ 大さじ2
♢つくり方
グラスにスプライトをいれ、シロップ、ミントの葉、ライムを加えてマドラーで軽くまぜれば完成です。
アップルジンジャーのレシピ
蜜のたっぷりつまったりんごであれば、美味しさは増すばかりです。
写真のようにグラスの縁に砂糖をつけるスノースタイルにしたい場合は、グラスの縁をレモンやライムで湿らせてから、トレーやお皿に砂糖を入れて、そこにグラスを逆さにして押し当てるだけです。
♢材料
・りんご 1個
・シナモンパウダー 適量
・りんごジュース 60ml
・ジンジャーエール 60ml
・シナモンスティック 1本
♢つくり方
りんごを薄切りにし、シナモンパウダーを振りかけます。次にグラスにひと握りの氷を入れ、グラスの半分までりんごジュースを注ぎましょう。そして、同じ分量のジンジャーエールも加えます。仕上げに、スライスしたりんごとシナモンスティックを添えれば完成です。
ローズジンジャーブルドッグのレシピ
続けて、ジンジャーエールを使用したモクテルです。隠し味にローズシロップを入れることで、香りのよい上品なモクテルに仕上がります。こちらも、スノースタイルにしたい場合は、前ページを参照してみてください。
♢材料
・ジンジャーエール 60ml
・グレープフルーツジュース 60ml
・ローズシロップ 2ティースプーン
・ローズマリー
♢つくり方
グラスにクラッシュアイスを入れ、ジンジャーエール、グレープフルーツジュース、ローズシロップを注いでバースプーンで軽く1~2回混ぜる。最後にジンジャーとも相性が良く香りのよいローズマリーを添えて、完成です。
ジントニック・モクテルのレシピ
あなたが大好きなジントニックを、「ノンアルコールにできないかなぁ」と思ったことはありませんか? でも実は、ノンアルコールの蒸留酒(スピリッツ)であるイタリアの「Fluere」などを使用すれば、これを実践することができます。
ベースはジュニパー、ラベンダー、コリアンダー、レモンゼストオイルなどで構成されているので、アルコールを含まないジントニックと言えるでしょう。
香りづけに、ラベンダーを添えるのもポイントです。なければ、ローズマリーもいいでしょう。また、ジンの香りのもとでもあるジュニパーベリー(セイヨウネズの果実)を添えると、一層フレッシュに味わえますのでおすすめです。
♢材料
・Fluere 65ml
・トニック 150ml
・ローズマリー(もしくはラベンダーの小枝)
(・ジュニパーベリー)
♢つくり方
長いグラスに氷を入れ、「Fluere」を注ぎます。次にトニックを加え、ラベンダーとジュニパーベリーを添えます。
モスコミュール・モクテルのレシピ
ウォッカベースのカクテルですが、代用品でモクテルにすることができます。本物のモスコミュールのように銅製マグでつくれば、気分もより盛り上がるでしょう。
♢材料
・ジンジャービア 60ml
・ライムジュース 60ml
・ライム 1片
・銅製マグ
♢つくり方
グラスまたは銅製のマグに氷を入れ、ライムジュースを注ぎます。ライムを絞り入れ、ジンジャービアをコップいっぱいに注ぎます。そしてさらに、ウェッジカットにしたライム2つを添えれば完成です。
クランベリージュースをつかったモクテルレシピ
クランベリージュースは、それだけでも魅力はいっぱいです。さらに、テーブルの上を彩る素敵な飲み物が必要となれば、このモクテルへとアレンジすれば、さらにぴったりになるでしょう。
♢材料
・クランベリージュース 60ml
・ライムジュース 60ml
・炭酸水 30ml
・ライムのスライス
・ローズマリー
・氷
♢つくり方
グラスに氷を入れ、クランベリージュースを注ぎます。次にライムジュースと炭酸水を加えグラスをいっぱいにします。最後に、スライスしたライムとローズマリーを飾って完成です。
ベビー・ベリーニのレシピ
スパークリングワインを用いたカクテル「ベリーニ」を、モクテルにしたなら…ノンアルコールということで、"ベビー"・ベリーニと名づけられています。
ノンアルコールスパークリングワイン(ワインと言っていいか迷いましたが…)を使用すれば、より本格的な味に仕上がるのですが、手軽に楽しみたのであれば炭酸水でも代用できます。
♢材料
・ピーチネクター 60ml
・ノンアルコールスパークリングワインまたは炭酸水 60ml
・スライスしたピーチ 1片
♢つくり方
グラスにネクターを注ぎ、炭酸水を加えます。これですでに完成していますが、最後にスライスしたピーチを添えれば最高です。
シンデレラ・モクテルのレシピ
柑橘類を使用した、爽やかな味わいのモクテル「シンデレラ」。使用するジュースの割合を変えることで、甘さや酸味を調整できるので、自分好みの味をぜひ見つけてください。
♢材料
・レモンジュース 30ml
・オレンジジュース 30ml
・パイナップルジュース 30ml
・ジンジャーエール(または炭酸水) 60ml
・グレナデンシロップ1ml
(オレンジスライス 1片)
♢つくり方
各ジュースとシロップをシェイカーに入れてシェイクする。グラスに氷とシェイクしたものを入れ、ジンジャーエール(または炭酸水)を注げば完成。最後にオレンジスライスを入れれば、さらに味わい深くなるでしょう。
アーノルドパーマーのレシピ
1960年代、プロゴルファーのアーノルド・パーマーが「ノンアールコールのアイスティーと、レモネードを割ったドリンクが欲しい」と注文したことが発祥だと言われているこのドリンク。ウォッカを入れた、「アーノルド・パーマー・スパイク」はアメリカで夏に大人気のドリンクとして親しまれています。
♢材料
・レモネード 90ml
・アイスティー 180ml
・レモンスライス 1片
♢つくり方
グラスに氷を入れて、レモネード、アイスティーの順に注ぎ、レモンスライスを添えます。