[目次]

▼ トレーニングチューブの効果とメリット

▼ 初心者は「ハンドル付き」か「バンドタイプ」がおすすめ

▼ 高耐久なチューブタイプは中級者以上におすすめ

▼ トレーニングチューブのおすすめ7選

▼ トレーニングチューブを使った筋トレメニューを動画で紹介

▼ まとめ


トレーニングチューブとはゴムチューブやベルトを手に持って引っ張ったり、足に引っ掛けて引っ張ったりすることで、筋トレに効果を発揮するトレーニングアイテムです。ターゲットとする筋肉に抵抗(レジスタンス)をかける動作を繰り返し行う運動ツールであることから、「レジスタンスバンド」とも呼ばれています。

背筋トレーニングやスクワットなどトレーニングメニューや使い方によって、背筋、胸筋、腹筋など、さまざまな筋肉に負荷をかけることができます。どれを選んでも同じように見えるトレーニングチューブですが、その選び方を知れば、より自分に合った製品を選べるようになるでしょう。

そこでこのページでは、トレーニングチューブの効果と利点を解説し、購入時の選び方やAmazonで人気のおすすめ製品を紹介。さらにページの後半では、トレーニングチューブの使い方を14種類紹介します。

トレーニングチューブの効果とメリット

自宅で手軽に使えて、全身に効くアイテム
 
Jun//Getty Images

トレーニングチューブは、ゴムでできたトレーニング用アイテムです。チューブ状やベルト状になったゴムを手で引っ張ったり、足で伸ばしたりして使います。

工夫次第で、さまざまなトレーニングが可能です。通常の筋トレはもちろん、体幹のインナーマッスルを鍛える運動や、ケガのあとのリハビリなどに用いられることもあります。ひとつ持っていると、幅広い用途に使えるアイテムです。

負荷を調整しやすくケガのリスクが低い
 
Pekic//Getty Images

トレーニングの種類によって、鍛えたい部位の調整もできるトレーニングチューブは、持つ長さを変えたり、トレーニング方法を変えることで負荷を調整しやすいのが特徴と言えるでしょう。

例えばダンベルのような器具を使ったトレーニングでは、その負荷が決まっています。そのため、微調整は難しいものです。その点、トレーニングチューブでの運動は、無理を感じたら伸ばす長さを調整したり、それを伸ばすこと自体を止めるだけでよいので、ケガを未然に防ぎやすいとも言えます。

筋肥大は難しいものの、初心者には扱いやすい
 
Jasmin Merdan//Getty Images

「負荷が掛かり過ぎえることはない」という特性を有するゆえ、筋肉の肥大を第一目的とするトレーニングを好む人には向かないのも事実です。ダンベルやバーベルのように負荷を事前に選択できるものではないので、自身のMaxにトライして筋肥大を目的としたトレーニングを行うことは難しいでしょう。

ですが、それゆえ筋トレ初心者には扱いやすく、「安全に使える」とも言えます。まずはトレーニングチューブで全身をバランスよく鍛えて、その後、高負荷のトレーニングに移ってみるのも良いでしょう。

初心者は「ハンドル付き」か「バンドタイプ」がおすすめ

 
Luis Alvarez//Getty Images

初めてトレーニングチューブを使う人は、ハンドル(持ち手)が付いているタイプか、幅広の帯状になっているバンドタイプがおすすめです。

帯状になっているバンドタイプなら、面で足の裏に支点をつくることができるので、より安定したトレーニングができます。また、輪っか状になっているものは、手や足を入れて使えるため、握力に自信がない人でも使いやすいでしょう。

さらに、ハンドル付きなら握力に自信がない場合でもさらに扱いやすく、正しいフォームでトレーニングできるので、ある程度大きな負荷まで耐えることができるはずです。

高耐久なチューブタイプは中級者以上におすすめ

 
Kritchanut Onmang / EyeEm//Getty Images

チューブタイプは、ゴムチューブを引っ張って使います。また、好きな長さにカットしたり、二重、三重にして使えたりして、より自分にフィットしたトレーニングチューブをつくることもできます。

ゴムを直接手に巻き付けて使うので、摩擦が気になる人はトレーニング用のグローブ(手袋)を使うのもおすすめです。このタイプは、トレーニングチューブを使ったトレーニングに慣れている中級者以上の人におすすめとなります。

トレーニングチューブのおすすめ7選


LEEKEY トレーニングチューブ

トレーニングチューブ

LEEKEY トレーニングチューブ

Now 20% Off
¥3,180
Amazon で見る

Amazonで6000以上の口コミを集める、人気の高いバンドタイプのトレーニングチューブです。硬さの違いで負荷の異なる4種類のバンドがセットになっています。

負荷の少ないバンドは細く、負荷が大きいバンドほど太くなるため、バンドを引っ掛ける手や足が痛くなりにくいのは利点です。バンドタイプながら、チューブタイプに迫る耐久性も確保していると言えます。

  • 対象:初心者におすすめ

GronG(グロング) トレーニングチューブ 4本セット

トレーニングチューブ 4本セット

GronG(グロング) トレーニングチューブ 4本セット

¥3,980

プロテインやトレーニングアイテムが人気のブランド、「GronG(グロング)」のトレーニングチューブです。

幅1.3cm~4.5cmまで、4種類の異なる負荷のバンドがセットになっているので、トレーニングの内容によって適切な負荷を選択できるほか、自身の筋力や、コンディションによっても使い分けができます。

カラフルな製品が多いトレーニングチューブですが、こちらの製品はシックな色合いなので、部屋に置いておいてもインテリアの邪魔をしづらいでしょう。

  • 対象:初心者におすすめ

セラバンド(TheraBand) セラバンド グリーン(ヘビー)

セラバンド グリーン(ヘビー)

セラバンド(TheraBand) セラバンド グリーン(ヘビー)

¥2,566

セラバンドは、アメリカで開発されたトレーニングチューブです。理学療法士や作業療法士によるリハビリの現場でもトレーニングにも使われているので、その信頼性も高いものとなっています。製品のカラーによって負荷は異なり、ご紹介するグリーンはやや強度が高めの「ヘビー」になります。

幅広バンドタイプのトレーニングチューブは、その耐久性に難があるものも少なくありませんが、セラバンドは高品質な天然ラテックスを使っているため比較的丈夫です。また、箱の中に巻かれた状態で7m入っているので、少しずつカットして使うことで長期間の使用も可能。コストパフォーマンスのいい製品として人気でもあります。

  • 対象:初心者におすすめ

adidas パワーチューブ レベル2

パワーチューブ レベル2

adidas パワーチューブ レベル2

¥4,500

人気スポーツ用品メーカー、「アディダス」のトレーニングチューブです。負荷レベルが3段階に分かれており、このレベル2は初心者でも扱いやすい中間の負荷です。

長さは145cm。ゴムむき出しではなく、カバーが付いています。しっかりとした持ち手が付いていて、口コミでも好評です。力に自信のある人や体の大きい男性なら、いきなりレベル3から始めてもよいでしょう。

  • 対象:初心者におすすめ

TheFitLife トレーニングチューブ

トレーニングチューブ

TheFitLife トレーニングチューブ

Now 13% Off
¥2,780

上記で「持ち手付きは初心者向け」と説明しましたが、コチラは最大68kgの高負荷を掛けられるトレーニングチューブで、持ち手付きのタイプです。“トレーニングチューブでしかできない運動を高負荷で行いたい!”という中級者以上におすすめの製品です。

製品は5種類の負荷のチューブがセットになっています。パーツが多いですが、ケースが付いているので散らかりづらく、使い方を解説する動画も用意されているなど、心遣いも光ります。

  • 対象:中級者以上におすすめ

MIZUNO(ミズノ) トレーニングチューブ (強度:強)

トレーニングチューブ (強度:強)

MIZUNO(ミズノ) トレーニングチューブ (強度:強)

¥1,430

MIZUNOもトレーニングチューブを販売しています。ブルーのチューブは強度「強」の製品で、「弱」の赤、「中弱」のイエロー、「最強」のブラックもラインナップされています。

使い方はとてもシンプルです。長さは2mなのでカットしてもいいですし、カットせずに握る場所を変えて使うのも良いでしょう。国内メーカーの製品は少ないので(生産国は台湾)、国内メーカー製品を選びたい人にもおすすめです。

  • 対象:中級者以上におすすめ

D&M(ディーアンドエム) Thera Tube 3m×10mm

Thera Tube 3m×10mm

D&M(ディーアンドエム) Thera Tube 3m×10mm

¥1,745

中級者以上向けのチューブタイプです。強度が6段階に分かれていて、もっとも弱い「-1」はリハビリ向きとされています。ご紹介する「+4」は、「スーパーヘビー」のサブネームがある最強バージョンです。

しっかりと筋トレをしたい男性なら、このくらいの負荷でも問題ないでしょう。長さが3mあるので半分に切って使ってもいいですし、長さを生かしたトレーニングに挑戦してもよいでしょう。

  • 対象:中級者以上におすすめ

トレーニングチューブを使った筋トレメニューを動画で紹介

コチラの動画では、14種類ものトレーニングチューブの使い方を紹介しています。また、以下のリンクのページでは使い方のポイントも解説しています。

まとめ

トレーニングチューブがあれば、自宅で気軽にエクササイズができます。使い方次第でインナーマッスルを鍛えることも、表面の筋肉(アウターマッスル)を鍛えることもでき、活用の幅は意外なほど広いアイテムです。