[目次]

▼ シットアップベンチとは?

▼ シットアップベンチの効果・鍛えられる部位は?

▼ シットアップベンチの選び方

▼ シットアップベンチのおすすめ8選

▼ まとめ


腹筋を鍛える「上体起こし」の筋肉トレーニングで活躍するのが、「シットアップベンチ」です。足(および脚)をしっかり固定するだけでなく、身体に角度をつけることで単純に床の上で行う腹筋運動よりも、負荷を増したトレーニングが可能となります。また、腹筋以外をターゲットにしたトレーニングにも使うこともできます。

このページでは、シットアップベンチを使って鍛えられる部位の紹介や使い方の紹介をすると共に、購入時のチェックポイントとおすすめ製品を紹介します。

シットアップベンチとは?

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Edwin Tan //Getty Images

シットアップベンチとは筋トレのための器具で、「上体起こし(シットアップ)」を主な目的としています。

自宅で上体起こし(つまり腹筋運動)をしようとすると、足(および脚)が浮いてしまって上手かつ効果的にできなかったり、床が硬くて背中が痛くなることも…。シットアップベンチなら足(および脚)を引っかけるフットパッドなども搭載され、本体フレームの上部も適度なパッドが敷き詰められているので、背中が痛くなったり足(および脚)が浮いてしまうような事態は防ぐことができるはずです。

シットアップベンチの効果・鍛えられる部位は?

man exercise at the gym
SerhiiBobyk//Getty Images

シットアップベンチは、腹筋を鍛える「上体起こし」の筋トレをメインに考えられていますが、使い方を工夫をすれば腹筋以外の下記部位にもアプローチすることも可能です。

  • 背筋
  • 腹斜筋
  • 腹直筋下部
  • 大胸筋
  • インナーマッスルである腸腰筋
  • 太もも前面の大腿直筋

シットアップベンチの選び方

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Howard Kingsnorth//Getty Images

シットアップベンチを購入するとき、何を重視すればよいのでしょうか? 以下、選ぶ際に知っておきたいポイントを解説します。

自分の体重をカバーする耐荷重の製品を

購入を検討中のシットアップベンチの耐荷重が、最低でも自身の体重をカバーしているかは必ず確認しましょう。

できるだけ耐荷重に余裕があったほうがグラつかず、安定して使えるはず。とは言え、本体が重すぎると移動させるのも大変になるため、バランスを見て選んでください。

角度調整できれば負荷が上げられる

シートアップベンチは、できれば角度調整機能が搭載されているものを選ぶとよいでしょう。その理由は、トレーニングの強度が変えられるからです。

角度調整がついていない場合は、トレーニング強度は床で行うときと効果に関してはあまり変わらなことになります。ですが、角度を変えられるものを選べば、重力的な観点から負荷が多少アップできるというわけです。せっかく購入するなら、角度調整機能があるものにすることをおすすめします。

折りたたみタイプなら収納できる

シットアップベンチは、割と占有する床面積が大きなトレーニング機器と言えます。自宅が広ければ良いですが、特に都市部ではスペースが限られることのほうが多いはず。その点をまず考慮しなければなりません。

ちょっと難しいかなぁと思っても、すぐに諦めずに…。そんなときは、折りたたんで収納できるタイプのシットアップベンチを選ぶといいでしょう。これなら、使わないときは押し入れなどに入れておくこともできます。なので、折りたたみ機能もあるかも、チェック事項に加えてください。

シットアップベンチのおすすめ8選

IRONMAN CLUB(鉄人倶楽部) シットアップ ベンチ IMC-05

IRONMAN CLUB(鉄人倶楽部) シットアップ ベンチ IMC-05

シットアップ ベンチ IMC-05

IRONMAN CLUB(鉄人倶楽部) シットアップ ベンチ IMC-05

¥6,748
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とてもシンプルな構造で、価格もリーズナブルなシットアップベンチです。「どのくらい続けられるかわからない…」と心配な初心者にもおすすめです。

角度を水平にはできませんが、5段階で調整ができるため、自分に合わせた負荷でトレーニングできます。耐荷重は80kgと少なめなので、その点だけご注意を。

  • 耐荷重:80kg
  • 角度調整:可
  • 折りたたみ:可

ボディメーカー(BODYMAKER) シットアップベンチ TM083

ボディメーカー(BODYMAKER) シットアップベンチ TM083

シットアップベンチ TM083

ボディメーカー(BODYMAKER) シットアップベンチ TM083

¥8,800

デザインにはこだわりたいという人には、コチラがおすすめ。ブラック一色の本体に、イエローの差し色がクールな印象のシットアップベンチです。

水平にはできませんが、角度調整は4段階で可能。使わないときは、ロックピンを抜けばサッと折りたためて、隙間などにしまっておくことも可能となるでしょう。耐荷重は80kgなので、そこだけご注意ください。

  • 耐荷重:80kg
  • 角度調整:可
  • 折りたたみ:可

YouTen(ユーテン) マルチシットアップベンチ

YouTen(ユーテン) マルチシットアップベンチ

マルチシットアップベンチ

YouTen(ユーテン) マルチシットアップベンチ

¥7,980

腹筋運動以外の筋トレにも使いたい人に、こちらはおすすめの製品です。背中やお尻などを鍛えるトレーニングや、ダンベルを使って腕を鍛えるトレーニングにも使えます。

シットアップベンチとして使うときは、シート部が4段階の角度調整が可能なのに加え、スタンドを畳むことで急角度にも設定できます。耐荷重も大きく、コストパフォーマンスの高い製品と言えるでしょう。

  • 耐荷重:300kg
  • 角度調整:可
  • 折りたたみ:可

東急スポーツオアシス シェイプアップ SU-100

東急スポーツオアシス シェイプアップ SU-100

シェイプアップ SU-100

東急スポーツオアシス シェイプアップ SU-100

¥8,980

人気スポーツクラブ「東急スポーツオアシス」がプロデュースした、シットアップベンチです。日本の家事情に合わせたコンパクトな設計で、その重さもわずか5kg。使わないときには畳んでしまっておけます。

シート部分が弓なりに反っているので、角度以上にしっかり負荷がかかるはじです。軽量設計ながら耐荷重は100kgと余裕があり、腹筋以外に腕立てやチェストプレスなどの筋トレにも使えるでしょう。

  • 耐荷重:100kg
  • 角度調整:可
  • 折りたたみ:可

アディダス(adidas) パフォーマンスアブベンチ ADBE-10220

adidas(アディダス) パフォーマンスアブベンチ ADBE-10220

パフォーマンスアブベンチ ADBE-10220

adidas(アディダス) パフォーマンスアブベンチ ADBE-10220

¥21,212

スチームフレームのシンプルな構造で、折りたたみはできませんが、その分ガッチリしていてハードな動きにも耐えます。角度は頭を下げた状態と、水平の2段階で調整可能。ブラックとグリーンのデザインは、他の製品とは一線を画す格好良さです。

  • 耐荷重:175kg
  • 角度調整:可
  • 折りたたみ:不可

リーボック(Reebok) アブベンチ

リーボック(Reebok) アブベンチ

アブベンチ

リーボック(Reebok) アブベンチ

¥21,175

リーボックのシットアップベンチです。角度調整機能も省いた、腹筋運動に特化した設計になっています。折りたたみ機構もありませんが、その分ガタつきづらく安定した使い心地が期待できます。グレーとシルバーを基調にしたデザインが、所有欲をくすぐります。

  • 耐荷重:150kg
  • 角度調整:不可
  • 折りたたみ:不可

BARWING(バーウィング) 4WAYトレーニングベンチ

BARWING(バーウィング) 4WAYトレーニングベンチ

 4WAYトレーニングベンチ

BARWING(バーウィング) 4WAYトレーニングベンチ

Now 12% Off
¥8,780

腹筋運動以外のトレーニングにも使える、マルチタイプのベンチです。自宅でダンベルを使ったトレーニングにチャレンジした人にもおすすめです。

シットアップベンチとして使う場合、角度が調整できず、しかも、かなりの急角度なのでトレーニングはハードなものとなります。とは言え、500kgに耐える頑丈な構造とコストパフォーマンスの高さで検討の候補に入れたい商品です。

  • 耐荷重:500kg
  • 角度調整:不可
  • 折りたたみ:可

IROTEC(アイロテック)マルチポジションベンチ

iROTEC マルチポジションベンチ

マルチポジションベンチ

iROTEC マルチポジションベンチ

¥28,600

最後に紹介するのは、すでに自宅でさまざまなトレーニングを行っていて、そのレベルをさらに1段階上げたい…と考えている、トレーニング中級~上級者におすすめの製品です。

背もたれの角度を調整するとシートも連動して動く設計で、セッティングを変える手間が最小限で済みます。シットアップベンチとして使う場合は、水平と頭を下げた姿勢の2段階で調整可能。また、本体下部にはプレートを収納する場所も用意されています。

  • 耐荷重:―
  • 角度調整:可
  • 折りたたみ:不可

まとめ

もちろん、道具がなくても上体起こし(腹筋運動)は自宅でできます。ですが、シットアップベンチがあれば、より大きな負荷を掛けた効率的なトレーニングも自宅で可能となります。

ここで紹介したシットアップベンチは、どれも評判の良い人気の製品です。ぜひ、気に入ったものをひとつ選んで、自宅トレーニングを充実させてみてはいかがでしょうか。