2018.04.13

テロリストの家族にも容赦ない

トランプ大統領、またも恐怖のコメント!「なぜテロリストを家族ごと爆撃しなかったのか?」

トランプ大統領の頭の中の様子がわかる、とても不安な話が「ワシントン・ポスト」紙に報じられました。

トランプ大統領、またも恐怖のコメント!「なぜテロリストを家族ごと爆撃しなかったのか?」
Getty Images

 
Trump Reportedly Asked 
His Generals Why We Didn't 
Drop a Bomb on a Family

 ドナルド・トランプ氏が米大統領選に出馬した際、冷淡さという武器を米国の政治の世界にもち込みました。 
 
 それはさまざまな形で表れましたが、そのひとつは、異国で暮らす罪のない人たちの死に対しての“完全なる無関心”というものでした。トランプ氏は「テロリストの家族までも攻撃してしまえ!」とおおっぴらに主張。そして、政治集会では演台の上から、ISIS(イスラム国)と戦うための自分の戦略は「彼らを爆撃して震え上がらせること」だと示唆していたのです。 
  

 
 

 
 トランプ氏は別の機会にも、この考えを口にしていたのも事実です。 
 

 
 

  
 トランプ氏を支持した人のなかには、トランプ氏のこの発言を「大統領候補の口から出た単なる選挙用のレトリックに過ぎない」として、自分自身を誤魔化した人たちもいました。しかし、2018年4月5日(米国時間)付の「ワシントン・ポスト」紙の記事には、トランプ氏のこの発言が単なるレトリックではないこと、そして、トランプは大統領就任後もこの考えをまったく変えていないことを示唆する話が載っていました(トランプ氏が暴力に嫌悪感を示したことは一度もなく、また、彼が人前で他の人に本当の意味で共感したこともほぼありません)。 
 
<記事の引用> 
その後、CIAでは民間人の犠牲者を最小限に抑えるために、同局のドローン作戦責任者が「特別な弾薬を開発した」と説明しても、大統領は興味を示さなかった。また、標的とされた人間の家族が家から離れるまで、CIAが攻撃を手控える様子を記録したビデオを観ながら、トランプは「どうして待ったんだ」と尋ねたと、このミーティングに参加したある関係者は回想した。 
 
 
 これは大統領の考えが垣間見られる、とても不安になるエピソードです。特に米国の爆撃で死傷したイラクとシリアの民間人犠牲者の数が、2017年には前年の2倍に増加していたとする推定が出ていることを考え合わせると、なおさら不安になります。テロリストの疑いのある人間と一緒に民間人にも攻撃を加えることは、トランプ氏が熱に浮かされてみた大統領のテロ対抗策に関する夢であるばかりでなく、いまではそれが実際にテロに対抗する米国の方針になっています。このエピソードが示しているのは、そんな現状なのです。(次ページへつづく)

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By Jack Holmes on April 7, 2018
Photos by Getty Images
ESQUIRE US 原文(English)
 
TRANSLATION BY Hayashi Sakawa
※この翻訳は抄訳です。 
編集者:山野井 俊

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