TOYOTAのガスタービン・ハイブリッドカー、「センチュリー」と「トヨタスポーツ800」
世界に君臨する日本の自動車メーカー「トヨタ」が開発したガスタービン・ハイブリッドカーのプロジェクトは、1975年の豪奢な「センチュリー」にはじまり、1987年の幻に終わったGTカーでその幕を閉じました。
By エスクァイア編集部
さかのぼること1965年、軽量でコンパクトなガスタービンこそが、バッテリーを用いたハイブリッド・システムの理想的な形であると「トヨタ」は考えました。
プロトタイプとなる車両を完成させるまで、それから10年の歳月を経ることになります。が、1975年の東京モーターショーにおいて、ついにその日が訪れました。実験的なタービンを搭載した「センチュリー」の発表がなされたのです。