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トヨタ「RAV4」、プレミアムなシティSUVがフルモデルチェンジ!

トヨタの人気SUV「RAV4」がこのたび新しくなり、帰ってきます。タフで力強いアクティブなイメージを充実させるだけではなく、都会にもマッチする洗練されたデザインも重視されています。

By Koji Takahashi
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Toyota

 日本では2016年に販売が終了したものの、トヨタのグローバルコアモデルとして成長を続けてきた「RAV4」が、5代目へとフルモデルチェンジしたのを機に、日本でも再び販売が開始されることになりました。

 現行「RAV4」は、「Robust Accurate Vehicle with 4 Wheel Drive」(SUVらしい力強さと、使用性へのきめ細やかな配慮を兼ね備えた4WD)をコンセプトに、ユーザーの好奇心を刺激し、新たなライフスタイルを切り拓くきっかけとなるクルマを目指して開発されています。

 「SUVらしさ」を真摯に追求し、タフで力強いアクティブなイメージを充実させるだけではなく、都会にもマッチする洗練されたデザインも重視されています。

【動画】トヨタ 新型「RAV4」 #1

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
 thumnail
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最初に動画で、新型「RAV4」の走行シーンを確認してみましょう。

トヨタ 新型「RAV4」 #2

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Toyota

TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)の思想に基づくプラットフォームの採用によって、ボディのワイドスタンス化やタイヤの大径化、最低地上高を高め、SUVらしいタフな装いを強調しています。アッパーグリルとロアグリル双方を台形形状としたフロントグリルや、切れ長なフロントヘッドランプ、リヤコンビネーションランプ周辺から、バンパーにかけて台形形状を強調した後ろ姿も、ワイドかつ安定感のあるスタンスを演出に貢献しています。
 
※写真は北米仕様 

トヨタ 新型「RAV4」 #3

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Toyota

以前は大きすぎたボディにより、日本市場で敬遠される要因となりました。が、全長4595 × 全幅1855 × 全高1700mmというサイズは、トヨタ「ハリアー」やマツダ「CX-5」と同等で、今どきのプレミアムなシティSUVとしては適度なサイズ感と言えるでしょう。 
 
※写真は北米仕様 

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トヨタ 新型「RAV4」 #4

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Toyota

車内は、本格SUVを想起させる機能性と上質感が目を引きます。運転席まわりは水平基調の造形とし、幅広く骨太なセンターコンソールによって、視界のよさと膝のホールド性を両立した快適で安心感のある空間としています。SUVらしい硬質な素材を用いながら、人の手や身体が触れる箇所にはソフトパッドを配置することで、機能性に基づいたメリハリのある構成としている点が好印象です。 
 
※写真は北米仕様 

トヨタ 新型「RAV4」 #5

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Toyota

6対4分割可倒式リヤシートの採用や、クラストップの荷室スペースを確保するなど、SUVに求められる機能性は高いレベルを実現。日常的な用途はもちろん、レジャーやゴルフといった趣味を強力にサポートしてくれるのは間違いありません。 

※写真は北米仕様 

トヨタ 新型「RAV4」 #6

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Toyota

昨今のクロスオーバーSUVの多くがそうであるように、走りの面ではドライバーの感性を重視した運転感覚と快適な乗り心地の両立を狙った特性としています。TNGAに基づくプラットフォームの採用は、とくに効果てき面で、ボディの高剛性化、低重心化、リヤサスペンションの最適チューニングが可能となり、走行性能は大幅に底上げ。国産はもちろん欧州のクロスオーバーSUVに対しても、十分な競争力を身につけています。 

※写真は北米仕様 

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トヨタ 新型「RAV4」 #7

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Toyota

日本仕様に搭載されるパワートレーンについては、まだ明らかにされていません。ですが、直列4気筒2.5Lエンジンと2.5Lハイブリッドの設定が有力視されています。すでに市場で高い評価を得ている北米仕様と同様、両パワーユニットともに車格に見合ったダイナミックな走りを味わわせてくれるはず。また、新たな4WDシステムである「ダイナミックトルクベクタリングAWD(ガソリン車)」と「新型E-Four(ハイブリッド車)」を、トヨタで初めて採用。乗り心地を犠牲にせずに、あらゆる状況下において意のままに走行できる操舵性と走行安定性を実現しています。 
 
※写真は北米仕様 

トヨタ 新型「RAV4」 #8

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Toyota

第2世代の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を採用しているのも、トピックのひとつです。車両に加えて、歩行者検知(昼間・夜間)、自転車検知(昼間)を行い衝突回避支援または被害軽減を図るプリクラッシュセーフティのほか、全車速追従機能付きのレーダークルーズコントロールといった最新鋭の運転支援機能もしっかりと搭載されています。 
 
耐久性や利便性に長け、多目的に使える。そのうえ他人と違う個性を主張したいというマインドにも応えてくれる。そんなクロスオーバーSUVのブームは、まだまだ続くことでしょう。とはいえ、巷ではクロスオーバーSUVがあふれ返っている状況は、気になるところです。少しでも異彩を放ちたいと思うなら、ひと味違う選択として、北米で絶大な支持を得て凱旋する才色兼備な帰国子女を狙ってみてはいかがでしょうか。

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◇詳細  
トヨタ「RAV4」  
2019年春発売予定 
販売価格/未定

●お問い合わせ先  
トヨタ自動車株式会社 お客様相談センター  
TEL 0800-700-7700
https://toyota.jp/rav4/new-rav...

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