「アーティスト・イン・レジデンス（Artist-in-residence program）」とは、さまざまな芸術制作を行う人物を一定期間その地へ招聘し、その土地に滞在しながらの作品制作を行わせるプログラムのこと。その原点は17世紀、フランスの王立アカデミーがヴィラ・メディチを買い取り、芸術を専攻する学生に対してフランス国家が授与する奨学金付留学制度「ローマ賞」の受賞者を留学させたことにさかのぼります。
金沢の土地本来の
魅力が再確認できる
機知に富んだ滞在を
2020年に設立し、斬新なアイデアとアート・食の分野に幅広い人脈を有する「モダニスアンドカンパニー」は2023年4月21日（金）、ハイアット セントリック 金沢との共催によってイベント、“「知性と感性の交差点」 アーティスト・イン・レジデンス at 金沢”を初開催します。
先着完全予約制の本イベントは、金沢の土地本来の魅力を「自然・アート・食」を通じて発信。それを滞在しながら体感することで、さらに5感が研ぎ澄まされる絶好の機会となるでしょう。そこに展開するには、今までにはない新たな形のイベント…いわば、“美の梁山泊（高みを目指す者たちが集う場）”と言えるかもしれません。
アーティストでありモデルでありインフルエンサーでもある川原渓青氏、金沢初のスピリッツ蒸留所の「アレンビック大野蒸留所」代表取締役を務める中川俊彦氏、さらにタレントでありナレーター、声優もこなすクリス・ペプラー 氏をゲストに迎えたトークショーを楽しみながら、ディナーそして宿泊を満喫できるプランがあなたを待っています。
同イベントは、石川県・金沢市出身の「モダニスアンドカンパニー」代表 山田健仁が「自然・アート・食」を通じて、地元金沢の秘めたるポテンシャルをより多くの方に知っていただきたい」と考え、その想いに賛同したローカルの「ヒト・モノ・コト」の魅力を伝えるライフスタイルホテルのハイアット セントリック 金沢とともに企画し、実現したもの。年間を通じて今一番輝いているアーティストの方々をお招きし、そのエネルギーの源泉、ターニングポイント、大切にしている言葉や想い、そして将来の夢などのトークを交えながら、伝統を守りつつ、新しい試みにチャレンジしている革新的な石川県や金沢発の衣食住のブランドの数々も紹介して参ります。
金曜日の夜、お酒を飲みながら、ゆっくりと楽しめ、かつ新しい発見や驚きがあるイベントを目指しています。
先着完全予約制イベント
「石川らしさ。金沢らしさ。『再発見』する旅へ。」
本イベントは4月21 日（金）に、先着完全予約制で30名さまのみのエクスクルーシブな新しい金沢を再発見するイベントです。ウェルカムドリンクには、アレンビック大野蒸留所による「HACHIBAN」のドライジンをご用意。また終演後、トークショー中に話題にあがった「再発見できる金沢」の素材をディナーコースとしてお愉しみいただけます。
また、全てのディナーコースにペアリングならびにフリーフローをご提供。素材について探求することで味覚だけではなく、『知覚』にも響く瞬間を感じることができるでしょう。洗練された世界観と口福のひとときを、静謐な空間で心ゆくまでご堪能ください。
それはいまだかつて経験したことのない、新たな金沢が発見できる記憶の栞をたどる旅となるでしょう。
上の写真 左／
中川 俊彦（なかがわとしひこ）氏
金沢初のスピリッツ蒸留所の「アレンビック大野蒸留所」（金沢市・大野町）から代表取締役の中川俊彦氏をお迎えし、昨年夏に発売開始したクラフトジン「HACHIBAN」の開発に込めた想いや地元の大野町との関わり、地方創生の課題などについてお話をうかがいます。
中川氏は大学卒業後、都内の商社をはじめ、さまざまな企業に勤務。以前より料理人であった父親の影響を受け、同時に食の世界に強い関心があり、クラフトビール醸造の仕事へ転身。その後、独立のタイミングで友人の誘いを受け、2018年金沢へ移住。「メシを食べる時に飲むうまい酒をつくる」というコンセプトのもと、蒸留酒のジンに可能性を見出し蒸留所設立の準備を開始。起業直後、コロナ禍に見舞われながらも、2022年8 月に最初のシリーズ「Alembic Dry Gin HACHIBAN」をリリース。フレッシュな香味と飲みやすい口当たりが評判となり、地元北陸を中心に評判を呼んでいます。
上の写真 中／
川原渓青（かわはら けいせい）氏
記念すべき第1回のゲストには、既存の常識や壁を打ち破ってブレイクスルーし、今注目を集めるアーティスト川原渓青 氏をお招きします。
TikToker・モデル・元パラ競泳選手など多様な顔を持つ川原氏は、事故によるけがで右膝下を失いつつも、手術から半年足らずでパラ競泳を始め、日本記録を更新。引退後は、義足を一つのファッションアイテムとしてさまざまな形で自分自身を表現するアーティストとして活躍中です。ファッションやアートにも造詣が深く、「工芸王国・アート都市」を掲げる金沢に彼自身が注目しており、今回のイベントへの登壇となりました。
また昨年には、「2022年 コンデナスト ジャパン発行・GQ メン・オブ・ザ・イヤー・インスピレーショナル・インフルエンサー賞」を受賞し、今まさに、注目を浴び続ける日本を代表するインフルエンサーです。
公式Instagram 公式TikTok 公式YouTube
上の写真 右／
クリス ペプラー 氏
巧みな話術でお酒や食・音楽・アート・カルチャーと幅広い分野で活躍するTV・ラジオ パーソナリティーのクリス・ペプラー氏もゲストとして登壇いたします。
MCを務めるのは
山田 健仁（やまだ たけひと）氏
石川県・金沢市出身。香港UBS アートバーゼルや海外における日本の食やアートの奥深さに触発され、2020年にアートや食に関するPR・マーケティング会社を設立。「日本の美しさを再認識する瞬間を。」をテーマに、さまざまなラグジュアリーメゾンやクライアントと協業。
2019年まで外資系金融機関にてウェルスマネージメントを従事。香港に在住していた経験から 、国内外に食やアートを中心とした幅広い交流を築いています。
近年では、シェフやパティシエ、現代アーティストをマネージメントする日本初のクリエイター専業プロダクションに力を入れ、彼らがよりクリエティブに力を注げる環境作りや海外進出への支援に力を注いでいます。
また食やアートを基軸とした地方創生の提唱やグリーンツーリズムに関する講演も展開しています。
トークショーの後は、ハイアット セントリック 金沢の市塚学 総料理長によるクラフトジン「HACHIBAN」とのペアリングディナーとドリンクのフリーフローをご用意し、特別なひとときをお楽しみください。
「知性と感性の交差点」アーティスト・イン・レジデンスをご利用の方には、特別宿泊プランをご用意。知性が奏でる音色が聞こえる瞬間――新しい「金沢」へ、皆さんを誘ってくれるでしょう。
◇詳細
【特別宿泊プラン】
提供日／2023年4月21 日（金）
プラン内容／宿泊、朝食
料金／ツインまたはキング（32平米）1室2名さまご利用時1名さま当たり1万2650円（税金・サービス料・宿泊税込み）※上記のご料金には、消費税・サービス料・金沢市宿泊税を含まれています。各部屋タイプ各人数利用時のご料金です。
【イベント】
「知性と感性の交差点」
アーティスト・イン・レジデンス at 金沢
日程／ 2023年4月21日（金）
時間／17時30分 ドアオープン
18時 スタート
参加募集人数／30名さま（先着完全予約制）
※残りわずかです。
会場／ハイアット セントリック 金沢 3F
参加費／ お一人さま 1万7050円
※トークショー・ディナー＆ペアリング・ドリンクフリーフロー（2時間）の料金となります。宿泊に関しては、別途かかります。
●お問合せ先（イベント、ご宿泊について）
モダニスクライアントサービス
TEL 075-353-0015
Email reserve@modernis.co.jp
◇参加企業の詳細
アレンビック蒸留所
石川県・金沢港のほど近く、2022年7 月から製造がスタートしたアレンビック大野蒸留所。伝統的なボタニカルに加えカカオニブや、白山麓産の香木クロモジなど計8種と霊峰白山水系の湧水を使用し、フレッシュな柑橘香が特徴的なクラフトジン「HACHIBAN 」を製造。その銘柄名は8番目の試作品であったこと、8種類の原料を使っていることから命名され、食中酒として食事と共に日常的に楽しめる味を追求したものということ。蒸留所にはテイスティングバーも併設され、蒸留機を眺めながらジンを楽しめる空間を提供している。
公式サイト
モダニスアンドカンパニー
石川県・金沢市出身の山田健仁が2020年に設立したアートや食が持つ価値をさらに拡げる事業を手掛けるアートクリエティブ集団。社会がアートや食と共生し、生活が豊かになる環境を構築することを標榜している。美術館・外資系メゾン・ラグジュアリーカー・ホテルなどの「PR、マーケティング」や希少性が高い催事やイベントの「企画プロデュース・制作」も得意とし、また日本初の現代アーティスト・シェフ等をマネージメントするクリエイター専業プロダクションとしても機能し、彼らとともに日本のアート・ダイニングシーンを牽引。記憶に残る美しさを投影できる企業として、注目を浴び続けています。
公式サイト
ハイアット セントリック 金沢
ライフスタイルホテルとして2020年に開業。金沢駅から徒歩すぐの絶好のロケーションに位置し、歴史と伝統文化あふれる街全体が美術館のような金沢で、芸術・芸能・建築など、ヒト・トキ・イミにつながるココだけの経験を満喫する新たな旅の拠点となりうるホテルです。金沢の伝統的な要素を随所に反映させたインテリアデザインや、100 点以上のアートワークを間近に感じながら、人と人が、人とアートが、人と文化が交差し、新たな感動に出会う場所です。
公式サイト
