全世界熱狂のドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』が、ついに完結です。 第 71 回エミー賞史上最多の 32 ノミネ ートした、TV シリーズ史上 No.1 最高傑作と言っても過言ではないシリーズがついにファイナルを迎えます。

 何もかもが桁違いで、最終章の製作費はなんと… 1話につき「約15億円」とのこと。計 6 話で構成されているため、その総製作費は約 90 億円にものぼるわけです。

 
◇『ゲーム・オブ・スローンズ(略称GOT)』とは?

 「そんなの知っているよ!」という声が聞こえてきそうですが、まだご存知ない方のためにこの段落を用意しました。もうご存知の方は、スルーしてください。

 “ドラマ”の常識を覆し続けることで、世界的に根強いファンの多いHBO製作の海外TV シリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)』、略称GOT…。

 長年にわたり世界のファンたちを魅了してきた本作は、製作当初からHBOは1話につきなんと約1000万ドルとも言われる巨額を製作費に投じ、ジョージ・R・R・マーティン氏のベストセラー小説『氷と炎の歌(A Song of Ice and Fire)』の壮大な世界観を映像化した大人気シリーズです。

 架空の大陸「ウェスタロス」という地を舞台に、鉄の玉座をめぐる陰謀と策略が渦巻く権力争いが描かれています。綿密に練られた美しい世界観、敵味方の運命が交錯する人間模様。そして観る者を魅了するドラゴンや、恐ろしい異形の者たちの存在が「ウェスタロス」の地を揺るがすのです。

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写真左からデナーリス・ターガリエン(女優エミリア・クラーク)、ジョン・スノウ(俳優キット・ハリントン)、サンサ・スターク(女優ソフィー・ターナー)、ブラン・スターク(俳優アイザック・ヘンプステッド=ライト)

 そして、最終章となるシーズン8では、「夜の王」率いる「死の軍団」と人類の存亡がかかった最後の決戦が、壮大なスケールで繰り広げられているとのこと…。いかに生き、いかに死ぬか。そして誰が生き残り、誰が玉座に座るのか…。歴史的大作が完結し、日本ではブルーレイ&DVDも2019年12月4日から発売されます。


 今回、そのタイミングを記念して、メインキャストで人気の高いサンサ・スターク役のソフィー・ターナーと、アリア・スターク役のメイジー・ウィリアムズのインタビューが届きました。役とはまったく異なる、女優二人の素顔に迫っています。

◇女優ソフィー・ターナーと女優メイジー・ウィリアムズにインタビュー

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ジョン・スノウ(俳優キット・ハリントン)、サンサ・スターク(女優ソフィー・ターナー)、ブラン・スターク(俳優アイザック・ヘンプステッド=ライト)、アリア・スターク(女優メイジー・ウィリアムズ)

—お二人の友情についてお聞きしたいのですが、もう10年もずっと友人でいらっしゃいますよね? どのようにして始まったのでしょうか?

メイジー・ウィリアムズ(以下、メイジー):『ゲーム・オブ・スローンズ』のケミストリー・オーディションで初めて会ったの。それまでには既に、サンサ役二人とオーディションをやっていたわ。

ソフィー・ターナー(以下、ソフィー):私は控室で、その子たちのことをじっと見ていたの。

メイジー:そう。彼女たちは良かったけれど、ソフィーの番になったら私の世界が変わったわ。

ソフィー:そうなの?

メイジー:意気投合したの。そのシーンはすごく良くて、私たちの間には素晴らしいケミストリーが起こったわ。とにかく楽しかった…。それはきっと、カメラにも伝わっていたはずよ。そんな感じだったわ。

ソフィー:そう、そんな感じだったわね。

メイジー:それが私たちの友情の始まりだったわ。

ソフィー:そうね。

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サンサ・スターク(女優ソフィー・ターナー)


―撮影最終日は、いかがでしたか? ご自分が演じるキャラクターにお別れを言うというのは、どれだけ辛いものだったのでしょうか?

ソフィー:とても辛かったわ。

メイジー:そうね。スマホで最終章の撮影最後の数日間の写真を見てみると、とても懐かしいものね。

 最高に楽しい日々で、昨年(2018年)はアイルランドで素晴らしい夏を過ごせたわ。最後の数週間、数カ月間は最高の天気に恵まれ、誰もが陽気な気分になったの。今回は長時間にわたる過酷な撮影だったけれど、そのご褒美があんなに素晴らしい天気とはね。セットでみんなが、アイスポップ(アイスキャンディ―)を食べていたのよ。

ソフィー:そんなことは、そのときが初めてだったわね。

メイジー:衣装を脱ぎ捨て、サングラスをかけて座る。大好きな仲間たちに囲まれて、最高に素晴らしい最終章の撮影を一緒にやっている。とにかく最高の雰囲気だったわ。これらの写真を見ると、その当時の感情がよみがえってくるの。鼻にかかった埃(ほこり)ですら愛おしく感じるわ。

ソフィー:分かるわ。懐かしいわね。私は、泥や雨が恋しく感じるようになったほどよ。

メイジー:衣装を着て汗だくになるとか、ね。

ソフィー:そうそう、汗だくになって臭くなっちゃう。馬糞が背中一面についたりするんだもの…。

メイジー:まさにShit!ね(笑)。

ソフィー:そうなのよ。でも、とにかく最高の思い出ね。

メイジー:このTVシリーズほど生々しくてリアルな作品は、ほかにはないかもしれない。

ソフィー:TVシリーズとしては、ね。

メイジー:この作品はそれを目指していたの。私たちは確かにあの地にいて、あんな風にはてしなく広がる大地を目の当たりにして、とても美しいと思った。

ソフィー:そうね。

メイジー:凍えるかと思うほど寒かったけれど、あそこまでの環境に身を置くというのは、撮影でしかないものよ。

ソフィー:控室は輸送用のコンテナだったね。

メイジー:その中に座っていると、ダヴォス役のリアムがやって来て、「中でたばこを一本吸わせてくれ」と言うから、みんなで「駄目!」となったわ。

ソフィー:「リアム(ダヴォス・シーワース役の俳優リアム・カニンガム)、それは駄目よ!」とね(笑)。

メイジー:嫌なことでさえ、良い思い出となったわ。

ソフィー:そう、良いものね。

メイジー:以上が今日私たちが答えた中で、最も誠実な回答だったわ。


—素敵ですね。世界中で最もヒットしたTVシリーズの一員となるのは、お二人にとっていかがでしたでしょうか? ファンも大勢いるわけですが、そのような作品に参加されていかがでしたか?

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メイジー:私は、いまでもまだ…。

ソフィー:理解できないのよね。

メイジー:そう。

ソフィー:私もそうよ。

メイジー:実感するのは難しいものね。視聴率など数字を知らされても、ファンがとても興奮して、コスプレしてくれたりしても、これが私たちにとって全人生だったわけだから、客観的に外から見るというのが難しいものなの。

 私たちはこれしか知らないから。(出演するのが)他の作品だったかもしれないし、それも大ヒットしたかもしれない。

 私は‎Netflixのドラマ『ストレンジャー・シングス』のキャストたちとも仲が良いのだけれど、あの作品もまた爆発的にヒットしたわね。俳優であれば、誰もが体験することなのだと思うわ。『ゲーム・オブ・スローンズ』が空前のヒットとなったのは、とにかく最高にワクワクすることなのよ。

ソフィー:あと、共演者を他の人たちが見ているような目では見られなくなる…ということもあるわね。

 「彼は私のお兄さん、彼女は妹、この人は親友」という風になるのだけれど、他の人にとっては素晴らしいキャラクターたちだから、「会えてすごくうれしい!」となるのでしょうけれど。

メイジー:そうなの。「彼らは実際にはどんな人なの?」とよく聞かれるけれど、「私にとっては普通の友人なので、そういうのは分からない」となるわ。

ソフィー:そうね。

メイジー:ある人物についてイメージがつくられると、出会ったときに彼らの瞳が興奮で輝き出すの、それはうれしいものよ。ただ、そうは言っても、みんなと同様に私たちも模索しているに過ぎないの…。

 ここまで大ヒットしたということが、未だに信じられないけれど、私たちにとってはいまでもとてもうれしいことなの。

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アリア・スターク(女優メイジー・ウィリアムズ)


—ここまで大人気のTVシリーズですと、秘密を守るということにどれだけのプレッシャーを感じるものなのでしょうか?


メイジー:秘密を守ることもそうだけれど、「上手く演じなくては」ということもそうね。 

 原作で私のキャラクターは素晴らしいので、第一章でみんなに私の演技を褒めてもらえたのは光栄に思っている。けれど、その後がどんどん大変になっていったわ。

 様々な意見があるの。ただ、ストーリーを秘密にするということでは、どういうエンディングとなるか、私がどもりながらたどたどしく説明したところで、絶対面白くは聞こえないもの。みんなに「なんだ」とがっかりされるから、このストーリーを守りたいと思うの。それにふさわしいカタチでみんなに楽しんでもらえるように、その秘密を守りたいと思うわ。

ソフィー:そうね。音楽、脚本など、最高のカタチで観てもらえるようにね。

メイジー:それから涙とね。

ソフィー:それからシネマトグラフィーも。

メイジー:炎と氷、美と破壊もそうよ。



—演じていてい最も楽しかったのはどのシーンでしたか?

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メイジー:楽しい…ねぇ…。

ソフィー:あまりにもたくさんあり過ぎるからね。

メイジー:そうなのよね。

ソフィー:全員が集結するシーンは、いつでも楽しいのは確かね。『ゲーム・オブ・スローンズ』のキャストたちは、本当に笑えるからね。

メイジー:大掛かりなシーンだと大勢いるから、休憩時間が楽しいの。

ソフィー:待ち時間がかなりあるからね。

メイジー:待ち時間が長いので、全身衣装をまとってニンテンドースイッチをやっていたり、そういうのを見るのは面白いものよ。そんな些細なことが楽しかった。衣装姿でたばことバナナを手にしているような写真が、私のスマホにたくさんあるの。最高に笑えるものよ。


—エピソードということで言うといかがでしょうか? あなたにとって全シリーズの中のベストエピソードとはどれですか?

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メイジー:第六章の第10話ね。確かサーセイがセットを爆破するのは、第六章の第10話だったと思うけれど…。

ソフィー:ああ、あれは第六章の第10話ね。

メイジー:あのエピソードは大好きよ。音楽もすばらしいし、とにかくあのシーン全体が大好きなの。まるでイントロのようでもあるのだけれど、そうではなくて、エピソードの半分もの長さなの。

 瞬きをする間に30分も経っていて、あっという間になくなってしまう…。その世界に没頭するの。それから音楽も最高ね。ピアノが使われたのは、あのときが初めてだったわ。というのも、それまではその当時の楽器だけを用いてやるという意向だったから、いつも決まってストリングスやドラムが中心だったの。

 ところがあの回では、初めてピアノが使われた。デヴィッド・ベニオフとダンD・B・ワイスはそれに大反対で、「いやいや、それは駄目だ」と言っていたわね。

 ところがいざ試してみた結果、最終的に「ピアノで!」ということになったのよね。そこで、えーっと、あの人は何という名前だったかしら。ラミン! そう、作曲家のラミン・ジャヴァディは私のお気に入りで、彼が再び音楽を担当することになったのだけれど、とても美しいの。そして、子どもたちの聖歌隊がとてもかわいかったわ。



—ソフィーさんはいかがですか?

ソフィー:私のお気に入りのエピソードは、『ブラックウォーターの戦い(第二章 第9話)』ね。私の生涯を通して、あのような戦いのシーンは観たことがなかったわ。

 これまでの、あらゆるものとは違って観えたわ。エピソードの監督を務めたミゲル・サポチニクの物の見方はとてもユニークで、どのシーンもすべて大好きなの。

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メイジー:それ、『落とし子の戦い(第六章 第9話)』じゃないの?

ソフィー:そうそう、『落とし子の戦い』だったわ。戦いが多すぎて…私が言っているのは『落とし子の戦い』のほうよね。

メイジー:落とし子たちにやられちゃうの話でしょ。

ソフィー:そう、あいつら落し子たちにね。ただただ、見事に撮影されたと思うの。演出も、キットによる演技も何もかもが素晴らしいわ。


—シリーズを通して、サンサとアリアが興味深いキャラクターとして最も成長を遂げたと言えると思います。

メイジー:ありがとう。他のみんなにも、そう言ってもらえると良いのだけれど。


—あなたご自身も一緒に成長していったのではないかと思いますが、女優としてこのようなキャラクターの進化についてどのように感じられますか?

ソフィー:素晴らしかったわ。10年間も同じ役を演じるられる機会なんて、他にある? 信じられないわね。しかも、13歳から22歳までね。

メイジー:誰かの娘役で、1話だけ出演するなどではなく。私たちのストーリーがあって、独自のキャラクターだったわ。

ソフィー:当初から、大人のような役だったの。

メイジー:若い女の子がそうであるように、サンサやアリアというキャラクターたちも、自分自身で見つけていったの。それは素晴らしいことだったわ。

ソフィー:そして、とても奥が深かった。

メイジー:この作品が、私たちをそう扱ってくれたのよね。デヴィッドとダンは、私たち二人のキャラクターを讃えようとしてくれた。こんな素晴らしい作品で、役者としてそのような機会を与えてもらえるというのは稀なことよ。


—お二人のキャラクターはどう変化していったと思いますか? そして、そんな役とお別れしなければならないことについては、いかがですか?

ソフィー:サンサは、大きな変貌を遂げた…。世界をバラ色のレンズを通して見ていたナイーブで純粋な女の子から、人生において想像を絶する苦難を経験してきたの。

 囚われの身となり、いいように操られ、家族を奪われた後、強く、何事にも屈しない…。堂々としていて、どんな困難をも乗り越え、誰とでもやり合える女性になった。そして、このゲームにおいて、最も巧みに人を操ることができるようになったの。

 彼女のストーリーを演じることができて、とても光栄だったわ。

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メイジー:アリアは、痛い目にあって学んだと思う。サンサもそうだったわね。何を望むかということには、気をつけなければならないものよ。

 「何かを望む」というときには、それに付随する代償を気をつけなければならないの。「戦いというのはエキサイティングで楽しいものだ」という考えだったけれど、アリアはそれによって永遠に影響されることになる…。

 戦うことへの好奇心こそ、彼女の良いところだったけれど、もはや純粋ではいられなくなってしまうの。そういったことを話すけれど、とても純粋なのが、アリアが人々から愛される理由だったのに、いまでは彼女ときたら…何かを企んでいるわけよね。

 でもある意味、誰もが共感できることだって思うの。成長することで、自分の決断や、自分がいかなる人物になりたいかにおいて、大胆になるものよ。でも、「ああ、時にはそういうのは得策ではないかもしれない」と気づくの。彼女の幼い側面を演じるのが恋しいと思うことはあるけれど、それを最近のシーズンでも少しまた取り入れようとしていたわね。

 アリアという役は、女優としての私を形成してくれた。長年ずっと自分自身の一部を投影しようとしてきたの。彼女のようなキャラクターを演じることは、今後は多分ないでしょう。自分のやってきたことをとても誇らしく思うし、きっと彼女のことが恋しくなるでしょうね。



—若手女優として、このような役を与えられたわけですが、今後の作品選びに影響を与えるでしょうか?

メイジー:そうね。「これはひどい」と思うような脚本を読んだわ(笑)。

ソフィー:私たちにとって、初めて出演した作品だったのだけれど、最高の脚本家、プロデューサー、そしてキャラクターに恵まれ、初めての演技で力強い女性キャラクターをやらせてもらえたので、他の脚本を読んでいて「なぜこのキャラクターは、こんな風に描かれてしまうの?」と思ったりするわ。

メイジー:そうね。

ソフィー:「なぜこれと、これと、これを入れないの? なぜこんな構造になっているの?」なんて思うものよ。

メイジー:ストーリーが複雑ではないものがあるわ。映画だとすべてを1時間半にまとめなければいけないから少し違うものだけど、ときに台本が30ページに及ぶほど長いのに、「どんでん返しがない!」というものもあるわね。

 驚かせてくれるものに出会うということは、時には難しいものね。それは、この作品が常にやってきたことでもあるわね。優秀な脚本家でなければそれはできない。そうでなければ、ただわけがわからないものになってしまうだけ…。信じてもらえる内容ではなく、単にショッキングにしたいからというだけのものとなるの。読みながら息を呑むような作品を常に求めているから…。

—「ゲーム・オブ・スローンズ」が終わってから、お二人はどうされていたのですか? 他の映画、テレビシリーズ、舞台などに出演の予定はありますか?

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メイジー:私はサイコスリラーの作品に出演するの。私のお気に入りのジャンルだからね。

ソフィー:私もそうよ。

メイジー:怖い映画を観るのが大好きなの。

ソフィー:私もよ。

メイジー:実はとても良い作品なの。怖いけれど、とても複雑な物語で、どんでん返しがあるのよ。意外な展開があるストーリーが大好き。

 キャラクターの描かれ方が、とても興味深いと思う。キャラクターが素晴らしければ、それがどんなジャンルでも構わない。共演者と一緒に、とてもマジカルなものをつくっていくことができる。これにはとても興奮しているの…。

 でも、少しお休みをもらうのも良いものね。髪を伸ばせることも、とても気にいっているわ。

ソフィー:私もそうよ。いまはオフを楽しんでいるわ。これは実はとても重要なことで、過去10年間、ずっとこの作品に出演してきて、オフの時期に別の仕事を探そうとしてきたれど、今はオフをもらえて、普通のスケジュールで普通の生活ができて、平凡な日常をおくることができることがうれしいの。そういう経験が、後に役者として自分の糧になると思うからね。

メイジー:同感ね。

ソフィー:ちょうど、ある作品のプロデューサー兼主演を務めることを決めたばかりなの。


—おめでとうございます。

ソフィー:ありがとう。それについては、まだあまりお話しできないけれど、とても興味深いものよ。すべての要素が詰まっていて、それぞれが皆素晴らしい作品をつくるのに欠かせない要素なの。とても興奮しているわ。

メイジー:作品の大事な部分に、あなたが携わるんだものね。

ソフィー:そう、すべての中で最も重要な要素よね。

—あなた以上に、ご自分のキャラクターのことを知っている人はいないのではないかと思いますが、年々、キャラクターに対して、自分のものであるという思いが強くなっていくということはあったのでしょうか?

メイジー:それは確かね。


—キャラクターのたどる運命に対して、意見を言うなどしたこともありましたか?

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メイジー:キャラクターの展開に意見を言うことはあまりなかったけれど、第二章か第三章のころ、デヴィッドとダンが私たちを念頭にキャラクターを書いていたわ。私たちの演技に沿って書いていたの。そのとき…。

 「ここはこういう風に展開するべきだ。キャラクターはこういう風にならなくてはいけない」と言って、私たちがそのセリフを言うのを想定して書いていたの。というわけで、シリーズが進んでいくに連れ、私たち役者たち誰もがデヴィッドとダンにそれぞれのキャラクターについて影響を与えたの。

メイジー:特に新しい監督が次々とやってきて、様々なことが変わっていったので、「私は自分の役のことを知っている」と思えるのは良かったわ。

ソフィー:その通りね。

メイジー:あれは良かったわ。

ソフィー:常に自分が何をすべきか分かっていた。準備などいらなかったもの。

—お二人とも素敵なお話を、ありがとうございました。


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BD【特別映像】”キャスト座談会”を一部初公開!「ゲーム・オブ・スローンズ」12.4リリース
BD【特別映像】”キャスト座談会”を一部初公開!「ゲーム・オブ・スローンズ」12.4リリース thumnail
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■ゲーム・オブ・スローンズ〈第一章~最終章〉
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■ゲーム・オブ・スローンズ 最終章
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※R-15:本作には、一部に15 歳未満の鑑賞には不適切な表現が含まれています。