映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の世界公開が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大を受けて、2020年11月以降に延期となることを映画配給会社のMGM、ユニバーサル、そしてプロデューサーのマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリが発表しました。

 世界公開は2020年4月の予定でしたが、世界各地で感染が拡大しているため、11月まで延期となりました。新しい公開予定日については、2020年11月12日に英国公開を皮切りに、世界で公開されることになる。アメリカでの公開予定日は、2020年11月25日に決定しました。気になる日本公開日については、現在調整中とのことでまた明らかな公開日が明らかになっていません。

 MGM、ユニバーサル、プロデューサーのウィルソン&ブロッコリは2020年3月5日(日本時間)、「新型コロナウイルス感染拡大を受けて本日、世界の映画館の状況を鑑み慎重な検討を重ねた結果、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の世界公開を2020年11月まで延期することを発表します」と声明を出しました。

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 2020年4月にはダニエル・クレイグら主要キャストが参加する中国プレミアや、中国各都市をまわるプロモーションツアーが予定されていましたが、この状況によりキャンセルとなりました。これは感染を拡大させないためにも、懸命な判断であったと言えることでしょう。

 ダニエル・クレイグが演じるジェームズ・ボンドの集大作として、日本でも高い注目を得ている本作。一日も早く鑑賞されたい「007」ファンは多いと思われますが、このご時世ですので、もう半年ほど心待ちにしましょう。