ジョン・メイヤーのアルバム7枚を独断と偏見でランク付け
スタイルの達人でインスタライブでも人気を集めるこの41歳のシンガーソングライターは、これまでに7枚の素晴らしいアルバムを制作してきました。
By エスクァイア編集部
ジョン・クレイトン・メイヤーには、様々な顔があります。彼はスタイルアイコンであり、深夜のインスタライブ・トークショーのホストであり、1人の思想家でもあります。
ですがメイヤーは、第一にミュージシャンであり、それも最高のミュージシャンの1人です。様々な感情を明確に表現する才能を持ちながら、現代における最高のギタリストの1人とも称されているのですから…。後者について納得がいかないという人は、彼のライブアルバム『Where the Light Is: Live in LA』に収められている『Gravity』を最後まで聴いてみるといいでしょう。この感涙ものの演奏を聞いた後には、否定のしようがないかと思います。
2001年のアルバム『Room for Squares』でのデビュー以来、メイヤーは7枚のスタジオアルバムを制作してきました。彼の音楽を聴きながら育った人なら、アルバムごとに成長するメイヤーを感じてきたことでしょう。『Room for Squares』の恋に悩んでいた少年は、最新シングル『I Guess I Just Feel Like』を聴いてもわかるように、今やこの世界への疑問を見事に表現する、1人の男へと成長したわけです。極めて主観的な視点から言えば、メイヤーがこれまで世に出した駄作は1曲だけです。
その曲とは『Say』であり、アメリカ人がら誰もが地元のチェーンレストランや百貨店、エレベーターの中などで少しは聞いたことがあるでしょう…。今回は、そんなジョン・メイヤーの7枚のスタジオアルバムを独断と偏見でランク付けしてみました。