2018.05.21

それは病原菌であり、深く根を張っている…

トランプと彼の政権は、まさにアメリカ政府の寄生虫

政治ジャーナリストのチャールズ・P・ピアース氏は、「トランプ大統領が国を悪い方向に導いている」と強く思っているようです。

トランプと彼の政権は、まさにアメリカ政府の寄生虫
Getty Images

 
Trump and His Administration 
Are a Parasite on 
American Government

 1998年のこと。ある研究者がオレゴン州東部の国有林で、地球上でこれまでに発見された生物の中で最大のサイズとなる単細胞生物を発見しました。  
 
 それはナラタケ属の菌類であり。その菌床は総面積8.9平方キロメートルにおよび推定重量はおよそ600tであり、推定年齢に関しては約1500歳ということです。 
 
 根状菌糸束と呼ばれる厚い巻きひげ状の膨大な器官を介して、そのナラタケ属の菌は広大な地域に広がっています。そして樹木の根系に寄生して、樹木が枯れ果てるまでゆっくりと栄養分を吸収しながら、生き残るのです。樹木の大部分のダメージの多くは地下で進行し、たった1つのナラタケ属菌が針葉樹林全体を破壊してしまうのです。
 
 私は、これはトランプ政権のことではないか?と思い始めたのです。現状の政権の腐敗は、このオレゴン州の“最強のカビ”と同等ではないかと…。
 
 それは非常に広大で、その多くは視界から隠されている。もう後戻りできない状態になるまで、その腐敗の進行を完全に確認することはできないかもしれません。そして、この国に関する多くの重要案件があっという間にグラッと倒され、その効力も跡形もなくなくなってしまう…そんなイメージがリンクするのです。 
 
 2018年5月8日、ドナルド・トランプ米大統領の個人弁護士であるマイケル・コーエン氏という男が、アメリカの政治史上最も野心的な仲介人(取り立て屋)の一人だったということが明らかになりました。それは自身の行動から…それは彼が、大統領と不倫関係にあったと主張しているポルノ女優が起こした法廷への意義申し立てをしたからになります。
 
 私たちはコーエン氏がロシアの新興財閥から50万ドル(約5550万円)を受け取っていたということから、ロシアの新興財閥といっても過言ではない…再選しばかりの党首ウラジーミル・プーチン大統領と、なんらかのつながりがあるのだと察知できていました。彼が「関与などありません!」と断言したとしても、多くの人が疑惑をもつに違いありません。(次ページへつづく)

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By Charles P. Pierce on May 10, 2018
Photos by Getty Images
ESQUIRE US 原文(English)
 
TRANSLATION BY Nana Takeda
※この翻訳は抄訳です。 
編集者:山野井 俊

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