偉大な音楽バンド、ザ・ビートルズ(The Beatles)のボーカル兼ベースを担当していたポール・マッカートニー。彼の活動を現在でも目にできることは、目にも耳にも保養になります。2021年6月18日で79歳を迎えても、衰えを感じさせないほどアグレッシブなマッカートニーは、2020年のコロナ禍をプロデューサーのリック・ルービンと共にスタジオで過ごしたようです。

 その間、数台のカメラにも仕事をさせていました。その結果誕生したのが、ドキュメンタリー『McCartney 3,2,1』です。作品では、ビートルズや故リンダ・マッカートニーとのバンドのウィングスについて、50年に及ぶソロキャリアなどを振り返るとのこと。

 この伝説的なミュージシャンは、2020年末に自身のYouTubeチャンネルでティザー動画を公開し、ドキュメンタリーの制作が進行中であることを発表しました。ウェブメディアの「Deadline」によれば、『McCartney 3,2,1』はフランク・マーシャル監督による6部作のシリーズになるということ。マーシャル監督は以前、音楽グループ「ビージーズ」のドキュメンタリーを手がけたこともあります。

 作品には、マッカートニーと地球上のあらゆる偉大なアーティストと仕事をしてきたアメリカの音楽プロデューサー、リック・ルービンが登場します。ルービンは予告編で、「ビートルズが史上最高のバンドであり、インスピレーションの源である」と繰り返し称賛しています。そんな彼は、ビートルズの演奏曲目とマッカートニーのソロ活動を裏表なく知っている数少ない人物の1人でしょう。

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ビートルズの楽曲について振り返る、リック・ルービンとポール・マッカートニー。

 ティーザーとなった予告編では、マッカートニーがギターとドラムを演奏している姿が描かれており、ルービンと共に「Come Together」や「Michelle」などのビートルズの名曲や、マッカートニーが妻のリンダと元ムーディー・ブルースのデニー・レインと共に結成したバンド、ウイングス (Wings)のために制作した映画『007 死ぬのは奴らだ』の主題歌「Live And Let Die」(ガンズのカバーが最高な曲)などを解剖しています。

 このように『McCartney 3,2,1』では、ビートルズの楽曲の制作過程や2人の関係、そしてもちろん音楽論について、マッカートニーとルービンが親密に語り合っています。

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
McCartney 3,2,1 - Trailer (Official) | A Hulu Original
McCartney 3,2,1 - Trailer (Official) | A Hulu Original thumnail
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 作品の公開は、2021年7月16日(金)から米Huluにて配信がスタート。現段階では日本での公開日については、まだ発表されていません。ですが、この作品が公開されるのはそう遠い未来ではないでしょう。

Source / ESQUIRE NL
※この翻訳は抄訳です。

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