さまざまな噂が飛び交っていたフォード「マスタング」ですが、「2023年度モデルとして再設計される」と、ある情報筋がアメリカの自動車メディア「Automotive News（オートモーティブ・ニュース）」上で伝えています。そのレポートによると、新型「マスタング」は2022年に発売されるとのことで、以前フォードの求人情報に掲載された「新世代『S650マスタング』は、2023年モデルとして2022年に発売される」という記述を裏づけるものとなっています。
「オートモーティブ・ニュース」が報じるところによると、7 代目に当たる新型「S650マスタング」は、2014年に2015年モデルとしてデビューした現行の6代目モデル「S550マスタング」のライフサイクルを反映したものになると見込まれています。つまり、先代モデル同様に8年の製品サイクルを持つということなのです。
他の多くのクルマ同様、「S650マスタング」もサイクルの途中で1度マイナーチェンジをすることが予想されます。「オートモーティブ・ニュース」によると、マイナーチェンジされた後期モデルは、2026年モデルとして2025年の市場への投入を見込んでいるとのこと。
あくまでも噂の域を脱しませんが、「次期『マスタング』は後輪駆動ベースのフォード 『エクスプローラー』やリンカーン『アビエイター』の基盤となるプラットフォームをベースに製造されるのではないか」とも噂されています。公式な詳細は不明ですが、フォードは年間9万7000台の「マスタング」を販売し、その内の2万台がコンバーチブルであるとの予想もあります。
フォードは2019年に「マスタング」を7万2489台販売しましたが、これは前年対比で4.4％の減少となります。もし同社が販売台数の25％アップを計画しているのだとすれば、この第7世代の「マスタング」に何かとっておきの秘策が隠されているのかもしれません。
※「マスタング」の世代分けの定義は複数あり、現行モデルを第7世代と分類する説と、第6世代に分類する説があります。この記事では、出典元である米国「Road & Track」にならい、現行モデルを第6世代とした上でご紹介しました。
Source / Road & Track
Translate / Esquire JP
※この翻訳は抄訳です。
