この記事をざっくり説明すると…

  • シボレーは、2022年型電動クロスオーバー「ボルトEUV」のシグネチャーライトのティーザーを公開しました。
  • 薄型のLEDシグネチャーライトは、シーケンシャルターンシグナルと黒い「ボルトEUV」バッジをリアで接続しています。
  • 2022年型「ボルトEUV」は、シボレーとして初めてGMの自走技術「スーパークルーズ」を搭載したモデルとなります。

chevrolet volt suv
CHEVROLET//YouTube

 EV(電気自動車)への動きに関して今、シボレーが活発になってきました。すでに次期電気自動車のピックアップトラックの登場を予告しているばかりか、この記事の冒頭の動画にもある通り、「ボルトEUV」のダッシュボードとシルエットの動画も公開しています。さらに今回、LEDシグネチャーライトが公開されました。

 2022年モデルには、2台の「ボルト」が登場する予定となっていて、どちらもEVとなります。その1台が現行の「ボルトEV」をアップデートしたものになります。「ボルトEV」は2015年の北米国際オートショーでコンセプトモデルとして公開され、2016年12月にカリフォルニア州で顧客への納車が始まりました。次なるモデルでは、ハッチバックモデルをアップデートしたものになります。

 そしてもう1台が、「ボルトEUV」というモデル名の新たな電気クロスオーバーモデル。この記事でご紹介しているシグネチャーライトは、「ボルトEUV」のものとなりますが、「ボルトEV」も同様の外観となる見込みです。

ボルトsuv
CHEVROLET

 「ボルト」は2モデル共に、GMが開発したアルティウムバッテリープラットフォームではなく、GMのBEV2電気自動車プラットフォームが使用されます。そして「ボルトEUV」には、高速道路でのハンズフリー運転を可能にするGMの部分自動運転システム「スーパークルーズ」を搭載する最初のシボレー車になります。現在、アメリカとカナダの20万マイル(約32万キロ)以上の道路が運転できるようになっています。

 また、ターンシグナル・ストークを使用して、自動で車線変更を行うことができるようになりました。現在、どちらのモデルのバッテリー容量についても正式な発表はなされていません。

 この新しい電気自動車は2021年の夏に生産を開始する予定で、アメリカには年末までには到着する見込みとなっています。詳細は今後数カ月のうちに明らかになる見込みです。

Source / CAR AND DRIVER
Translate / Esquire JP
※この翻訳は抄訳です