ホンダが展開する海外向けプレミアムブランドのアキュラは、新しいコンセプトカーをカリフォルニア州モントレーを拠点に開催される自動車の祭典「モントレー・カー・ウィーク」の期間中にお披露目することを発表しました。そして、それに先駆けて予告映像を公開しています。

「プレジションEV」と名づけられたこの新型コンセプトカーは、電動化された未来のアキュラデザインを体現したものとなっています。まだこのコンセプトの詳細は明らかにされていませんが、今回発表されたこのティザー映像から、電動パワートレインと派手なデザインが組み合わされていることがわかります。

ティザー映像からは、鮮やかなブルーに彩られたコンセプトカーのフロントエンドが見て取れます。そのスタイリングは、SUVの「MDX」やセダンの「TLX」に見られるデザイン言語を思わせる仕上がりです。チェックマーク型のLEDエレメントを備えたシャープなヘッドライトが、五角形のグリルの中に刺さるように配置されています。

そんなフロントグリルは、アキュラのガソリン車に見られるキルティングメッシュではなく、ブルーのひし形パターンを備えたデザインになっています。また、バンパーに刻まれたエアインテークには、照明付きの四角形のデザインが並んでいます。

アキュラが「明確であること」を意味する「Precision(プレシジョン)」のモデル名に組み入れたコンセプトカーを公開するのは、今回が初めてではありません。2016年に一度プレジションコンセプトカーが公開されています。ブランドの中心的価値である「Precision Crafted Performance(パフォーマンスが具現化する高精度)」を表現したものでした。

<<2016年に発表された「プレシジョンコンセプト」のコクピットも先鋭的でした>>

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
Acura Precision Cockpit – Demonstration
Acura Precision Cockpit – Demonstration thumnail
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当時のコンセプトカーは流麗なセダンの形をしていましたが、今回ティザーが公開された「プレシジョンEVコンセプト」は、よりSUV的なルーフラインを持ちながらも、オリジナルのプレシジョンコンセプトと同じデザインテーマを継承しているようにも見えます。その全貌は、現地時間2022年8月18日(木)に公開される予定となっています。

Source / CAR AND DRIVER
※この翻訳は抄訳です